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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年10月11日

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

上はネットで拾った実銃画像ですが、
UZIと一緒に写っている謎の銃が気になりますねー。

レシーバーまわりはイングラムに似ているものの
セレクターもグリップも全く違うし・・
どこの何という銃なのでしょうか。
ご存知の方がいらしたら是非とも教えてくださいませ。

さてさて、今回はストックの組み立てと
UZI本体への取り付けをご紹介いたします。

まず、バッテリーインストックとして使用するために
忘れてはならない延長コードを作ります。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

ご覧の通り、いたって普通の被覆線と
ミニバッテリーコネクターで自作したものです。
長さはちょっと余裕を取って500mmにしました。

延長コードが用意出来たところで、
まずは下画像、結合用金具の赤矢印で指した穴に、
裏側からM4の六角穴付きボタンボルトを
スプリングワッシャーを咬ませて、途中までねじ込んでおきます。

当然のことながら、金具の穴には予めタップを立てておきました。
このボタンボルトが、固定用ラッチの役割を果たすことになります。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

次に、延長コードのメス側コネクターを
画像に見える四角い穴に裏側から通します。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

以上の下準備を整えて始めて、
金具とストック本体を組み立てられるわけですね。

予め延長コードをストックの中に通した上で、
先に黒染めした木ネジで金具を固定するのですが、
やはり銀色のネジ頭がむき出しになっているよりは
それらしい雰囲気になりますよね。
いずれにせよ完全に見えなくなる部分ではありますが・・(汗)

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

ここまで来るとすぐにでもUZIに組みつけたくなりますが、
UZI本体の方にも若干手を加える必要があるのです。

下画像はアッパーレシーバー下面ですが、
木製ストックの固定用ラッチが噛み込む四角い穴が開いていますね。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

この穴を利用して延長コードを通したいので、
メス側コネクターがすんなり通る程度まで
カッターの刃先を使い、現物合わせで削って
銃口側に向けて拡大しました。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

この穴、銃口側に拡大する分には、
純正の木製ストックを使うにあたっても
何の問題もありませんので、
遠慮なく行っちゃって大丈夫です。

お手持ちのUZIがこの四角穴の無いバージョンであれば
このサイズの穴を開けてやる必要があるのですが、
同じことをする奇特な方はいないでしょうから(汗)
寸法等は省略させていただきます。

以上の加工を施した上で下画像のようにコードを通せば、
ようやく組み付け準備の完了です。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

ただ、ここで忘れていたことがひとつ。
スゥイベルについて触れていませんでしたよね。

バットプレートの製作記事にて
スゥイベル用の切り欠きを設けたことはご覧いただきましたが、
鋭い方はオリジナルの木製ストックとは逆側に
切り欠きがあったことにお気付きだったかもしれません
(誰も気にしてない方に一票/涙)。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

銃をスリングで右肩から吊る場合、
ストック後端のスゥイベルは右側面に付いていた方が
自然な運用が出来るのではないかと思い、
実験的にこのような形を採ってみた次第なのです。

さらにどうせ作るならばと、下画像のように
ライラクスさんのQDスリングスイベルアダプターを使って、
スゥイベルを脱着可能にしてみました。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

ちなみに、ストック側のアダプター周りは下のように処理。
違和感を最小限に抑えるよう工夫しました。

マルシン電動UZIについて その60 ストック編再び5

我ながら気が利いたアイディアだと悦に入っていたのですが、
よくよく考えれば、左右両側面に着ける手もアリでしたね。
もう一度作る機会があったら、試してみようと思います。

ちなみにバットプレートの固定については、
現状ストック後端にはめ込んだだけで
簡単には外れないだけの渋さがあるため、
特にロック機構は設けませんでした。

いずれ緩くなって来たら、
実物同様にネジ止めしようと考えております。

と、今回で終わらせるつもりでいたのが、
全然語り尽くせずこの長さ(汗)

すみません、もう1回だけお付き合いください!

「ストック編再び」次回こそ完結です。



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Posted by カズヤ at 00:01│Comments(2)自作カスタム
この記事へのコメント
MAC10用コンバージョンキットのMAX10ですね。
MAC11用のMAX11もあります。
Posted by shino1984 at 2011年10月11日 00:35
shino1984様

はじめまして!
さっそくご教授いただき、真にありがとうございます!!

MAX10と言うのですね。
イングラムにコンバージョンキットがあったなんて、全然知りませんでした。

さっそくググってみたのですが、
いや~、いいですねコレ!
SMG好きの心が激しく揺さぶられました(笑)

どこかで製品化してくれないかなー・・・
って、次世代UZI以上に無理ですね(汗)
あ、そうか、マルイさんのMAC10ベースで作ればいいのか!

ともあれ、お知恵を授けていただきまして
本当にありがとうございました。

今後とも当ブログを、何卒よろしくお願いいたします!
Posted by 出二無カズヤ(でにむかずや)出二無カズヤ(でにむかずや) at 2011年10月11日 01:09
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