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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年11月09日

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

前回は突然のクリンコフ紹介記事にて
大変失礼いたしました。

当ブログ開設以来、初めて取り上げたUZI以外の銃の記事。
その更新直後のアクセス数が、時間当たり
普段の倍以上のスピードで伸びるのを見て、
ちょっと複雑な心境になったことは言うまでもありません(涙)

しかし、私の作ったカスタムAKに
多くの方が興味を持ってくださったのが
嬉しかったのは紛れも無い事実です。

ストック基部の製作過程も撮影してありますので、
リクエストいただけるようでしたら、
そのあたりも改めてレポートしたいと思います。


さてさて、今回からは通常業務(?)に戻りまして、
残りわずかとなったマルシン電動UZIの検証を
粛々と進めて参ります。

以前、分解編の記事中にて
撮影し忘れたまま組み立ててしまった
プロベラシャフト基部のブロック。

今度は忘れずに撮影しましたので、
改めてご紹介させていただきます。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

ちょっと露出がダメな画像ですが、
ギアボックス右側面にある赤矢印で指したピンを
軽く打ち込んで引っ込めることで、
画像中央の大きなマイナスネジが外せるようになります。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

するとギアボックス内、プロペラシャフトの
基部ブロックが取り外せるわけです。
これを前回撮影せずに組み立ててしまったんですねー。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

プロペラシャフト先端のジョイントパーツは、
上画像のイモネジを外すことで取り外せます。
これを外すと、下画像のように

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

プロペラシャフトが基部ブロックから抜き出せます。
通常、ここまでの分解は必要ありませんけどね。

ちなみにこのギアボックスは
以前ご紹介したトラブルに見舞われた個体の物で
マルシン電動UZIについて その12 分解編8
ご参照ください)、ピニオンとベベルの両ギアは、
下画像のように無残な状態になっていました。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

ふと思いついて試したところ、
ピニオンギアとベベルギアだけは
下画像のように磁石が吸い付きましたので、
この両者のみスチール製と思われます。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1

しかし、予備パーツが手に入らない現状、
これらのギアはどうすることも出来ません。

そんな事情で、このギアボックスを
部品取り用とするために完全分解した次第なのです。

マルシン電動UZIはやはり、一家に最低3挺無いと不安ですね。
え? そんなヤツはお前だけですって??(汗)

話しを戻して、他のギアに関してですが、
こちらは大きな磨耗も変形も見られず
非常に程度がよろしいため、
予備パーツとして大切に保管することにしました。

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1
 スパーギア

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1
 セクターギア

それぞれの歯数を一応書いておきますと、

・ピニオン 12枚
・ベベル内 8枚 外 30枚
・スパー内 20枚 外 30枚
・セクター内 32枚 外 9枚

以上、このようになっていました。
減速比等計算しても較べるものが無いので、
今回は割愛させていただきます。

べ、別によくわからないわけじゃないんだからねッ!(汗)

と、最後に変なことになっちゃいましたが(笑)
以前の記事でスルーしてしまった部分は
なんとか補完出来たように思います。

ただ、プロペラシャフト基部の分解については
よほどのトラブルでも起きない限り
触らない方が無難でしょうね。

もし当ブログでご紹介した症状以外のトラブルが
発生した場合は、全力で対処方法を検証したいと思いますので、
コメント欄にてでも、是非お知らせくださいませ。

ギアボックスの再検証、次回も続きます。



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Posted by カズヤ at 00:01│Comments(0)性能、検証
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