2011年05月01日
マルシン電動UZIについて その8 分解編4
前置き無しで、さっそく続きを始めましょう。
前回取り出したインナーバレルユニット。
チェンバー後ろにある真鍮製のリングを外すと、
給弾ノズルと、ノズルのリターンスプリングが、
チェンバーから引き出せます。

話しが前後しますが、このノズル部分は、
下画像のように動くことで、
BB弾をチェンバーパッキンに送っています。


大半のマルイ製電動ガンが、メカボックス側に
エアーノズルをセットしているのとは
対照的な構造を採っていますね。
ノズルまわりを一旦戻して、
次にチャンバーまわりを分解してみましょう。
まずは、ホップ調整用のマイナスネジを、
亜鉛ダイキャストのブロックから抜けてしまわない
ギリギリの位置まで、上げておきます。

尚、このネジはクリックストップするので、
射撃時の振動で、調整位置がズレたりすることはありません。
この状態でチェンバーブロックを外すと、
チェンバーパッキンがはまった状態の、
インナーバレル後端が顔を出します。

そして、亜鉛ダイキャストのブロックを
銃口側にスライドさせると、
ホップアップ用のゴムが顔を出します。

ホップアップ用のゴムを取り外すと、
下画像のように、バレルに開いた穴が見えます。

先のマイナスネジを締め込むことで、下画像のように
亜鉛ダイキャストのブロック内にネジ先端が突き出して

下画像のように、バレル内にゴムが押し出されるわけですね。


この、バレル途中の穴から突き出したゴム片によって、
チェンバーパッキンから開放された後のBB弾に
上向き回転を与えるというホップアップ方式は、
チェンバーパッキンから開放された時点で
BB弾に上向き回転が加わっている、
マルイ製品に代表される、お馴染みの方式に比べると、
命中精度の点で若干不利であると考えられます。
とはいえ、現時点ではグルーピングを計測していないので、
実際にどれくらいのポテンシャルを秘めているのか、
いずれ機会を改めて、データをとりたいと思います。
肝心のチェンバーパッキンですが、
BB弾をホールドするための、最低限の長さと軟らかさで、
ストレス無くBB弾を開放してくれるであろう、
良く出来たパッキンだと思います。
下画像のように、前後の違いがありますので、
組み立て時は、その向きに注意しましょう。

話しを戻して、バレルの分解を続けます。
ホップアップ用のゴムを外した状態で、
下画像中央の真鍮リングを銃口側にスライドさせると、
インナーバレルにはまったCリングが顔を出します。
これをプライヤー等で外せば、
下画像のように、ホップアップまわりの
ブロックが取り外せるわけです。


以上で、バレルまわりの分解は完了ですが、
インナーバレルの掃除が目的であれば、
ホップアップ用のゴムを外すところまでの分解で
充分事足りると思います。
それにしても、実際の命中精度はどの程度なのか、
しっかりと距離を取れる環境で、テストしたいところです。
次回、アッパーレシーバーの分解が完了する予定です。
前回取り出したインナーバレルユニット。
チェンバー後ろにある真鍮製のリングを外すと、
給弾ノズルと、ノズルのリターンスプリングが、
チェンバーから引き出せます。

話しが前後しますが、このノズル部分は、
下画像のように動くことで、
BB弾をチェンバーパッキンに送っています。


大半のマルイ製電動ガンが、メカボックス側に
エアーノズルをセットしているのとは
対照的な構造を採っていますね。
ノズルまわりを一旦戻して、
次にチャンバーまわりを分解してみましょう。
まずは、ホップ調整用のマイナスネジを、
亜鉛ダイキャストのブロックから抜けてしまわない
ギリギリの位置まで、上げておきます。

尚、このネジはクリックストップするので、
射撃時の振動で、調整位置がズレたりすることはありません。
この状態でチェンバーブロックを外すと、
チェンバーパッキンがはまった状態の、
インナーバレル後端が顔を出します。

そして、亜鉛ダイキャストのブロックを
銃口側にスライドさせると、
ホップアップ用のゴムが顔を出します。

ホップアップ用のゴムを取り外すと、
下画像のように、バレルに開いた穴が見えます。

先のマイナスネジを締め込むことで、下画像のように
亜鉛ダイキャストのブロック内にネジ先端が突き出して

下画像のように、バレル内にゴムが押し出されるわけですね。


この、バレル途中の穴から突き出したゴム片によって、
チェンバーパッキンから開放された後のBB弾に
上向き回転を与えるというホップアップ方式は、
チェンバーパッキンから開放された時点で
BB弾に上向き回転が加わっている、
マルイ製品に代表される、お馴染みの方式に比べると、
命中精度の点で若干不利であると考えられます。
とはいえ、現時点ではグルーピングを計測していないので、
実際にどれくらいのポテンシャルを秘めているのか、
いずれ機会を改めて、データをとりたいと思います。
肝心のチェンバーパッキンですが、
BB弾をホールドするための、最低限の長さと軟らかさで、
ストレス無くBB弾を開放してくれるであろう、
良く出来たパッキンだと思います。
下画像のように、前後の違いがありますので、
組み立て時は、その向きに注意しましょう。
話しを戻して、バレルの分解を続けます。
ホップアップ用のゴムを外した状態で、
下画像中央の真鍮リングを銃口側にスライドさせると、
インナーバレルにはまったCリングが顔を出します。
これをプライヤー等で外せば、
下画像のように、ホップアップまわりの
ブロックが取り外せるわけです。


以上で、バレルまわりの分解は完了ですが、
インナーバレルの掃除が目的であれば、
ホップアップ用のゴムを外すところまでの分解で
充分事足りると思います。
それにしても、実際の命中精度はどの程度なのか、
しっかりと距離を取れる環境で、テストしたいところです。
次回、アッパーレシーバーの分解が完了する予定です。
Posted by カズヤ at 23:00│Comments(0)
│マルシン電動UZI
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