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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年04月16日

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

さて、さっそく前回の続きです。

前回取り外したシリンダーブロックですが、
アッパーレシーバーから抜き出した際に、
下画像の赤丸で囲んだパーツが
コロリと落ちて来たのではないかと思います。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

これは、マルイ製メカボで言うところの
タペットプレートにあたるパーツで、
チェンバー後端に設けられたノズルを
前方に押し出す役割を担っています。

で、転がり落ちて来たこのパーツは、下画像のように
シリンダーブロック前面にセットされるものです。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

組み立て時、何度このパーツを入れ忘れたことか(涙)
また、単にハマっているだけですぐに転がり落ちますので、
組み立ての際は充分ご注意ください。

話しを戻して、シリンダーブロック前面に見える
ふたつのプラスネジを外します。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

上記のネジを外すと、下画像のように
シリンダーまわりが分解出来ます。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

上画像中、赤く囲ったパーツに問題があったことが
この後発覚するのですが、これについては後述します。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

上は、分解したピストンとシリンダーです。
現物が手元に無いため、比較出来ませんが、
マルイVer.2あたりと較べると、
随分シリンダーが短いように見えますね。

ノギスで計測してみたところ、
内径26mm、深さ41.75mm。
シリンダー前方に突き出した部分が、
内径12.5mm、深さ14mm。

6mmBB弾を射ち出すに充分な容積は
しっかり確保されていますよね。

ピストンも短く作られていますが、
ピストンヘッドが最初から吸排気型になっているのは、
なかなかの高級仕様だと思います。

また、シリンダーの前に置いてあるのは
シリンダーヘッドに当たるパーツですが、
この裏側、ピストンヘッドが激突する部分には
下画像のように、ゴム製のクッションが設けられています。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

ピストンの吸排気仕様といい、ちょっとした
ショップカスタム並みの、このクオリティ。
こんなに優れた電動エアーガンが
既に生産中止されているというのは、
実に惜しいところです(涙)

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

上は、シリンダーブロック前面のパーツ。
実質的にはこの部分が、マルイ製電動で言う
シリンダーヘッドに当たりますね。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

後方から見ると、シリンダーから吐出された空気が、
一旦下に下がってから前方に導かれる構造がわかります。
実銃通りのバレルの軸線を堅持しつつ、
出来るだけシリンダー容積を稼ぐために、
こうした構造になっているわけですね。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

シリンダーヘッド上面にあるマイナスネジなのですが、
このネジの役割が今ひとつわかりません。
おそらくは、ノズルまわりへの注油を行うための
ドレンホールだと思うのですが、
真相をご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非お教えいただきたいと思います。

ちなみに、この部分のマイナスネジにも
細いOリングが入っていて、気密はバッチリです。

さて下画像は、シリンダーまわりのパーツを
改めて並べてみたものです。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

画像上から、左側ピストンレール。
シリンダー&ピストン&スプリングガイド止め。
右側(エジェクションポート側)ピストンレール、となります。
ちなみに、このピストンレールの、
ピストンとの接触部分を磨くのは、
電動エアガンの基本的なチューンナップとして
お馴染みの方法ですよね。

さてここで、先に述べた問題点なのですが、
画像中、赤丸部分が離れていることが
後に新たなトラブルを引き起こしたのです。

ちょっと話しが先に飛ぶのですが、
分解したUZIを組み直し、
バッテリーを繋げて作動テストを行った際、
ピストンが途中で止まり、
セクターギアが空回りするという、
新たな問題が発生したのです。

この分解に至ったそもそものトラブルは、
ピストンが下がりきらないという症状だったのですが、
その際には、セクターギアも同時にストップしていました。

正直頭を抱えてしまったのですが、
冷静になって観察したところ、
ピストンそのものが、上から見た左側のレールごと
上方にずれて止まっていました。

下画像、赤矢印で示した部分が・・・

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

下画像のように、上方にズレていたわけです。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

この状態を、分解したパーツで再現したのが、
下の画像です。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

こんな有様になっていたわけですが、
これではまともに作動するはずがありませんよね。

初めて分解した時点で、左側ピストンレールの
この部分が離れていたので、
てっきりこういう物だと思い込んでいたのですが、
よくよく観察してみましたところ・・・

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

上のように、見事な破断面になっていました。
この部分が割れていることにより、
負荷がかかったピストンが
レールごと上方に逃げる形になってしまい、
セクターギアが空回りしていたわけですね。

そんなわけで、部品取り用に購入したuziの方から、
問題のパーツをトレードして来ました。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

画像中上のものが、本来あるべき状態の
ピストンレールですね。
こちらは折れていなくてホッとしました。

マルシン電動UZIについて その4 分解編2

改めてシリンダーまわりのパーツを並べてみましたが、
問題の部分、この形状では折れやすいのも
むべなるかな、といったところでしょう。

これをこのまま放置したのでは、
また同じトラブルが起きるのは自明の理。

マルシンさんに問い合わせたところ、
このパーツは既に在庫切れとのことなので、
無い知恵を絞って、対応策を考えてみました。

というところで、続きは次回です。
マルシン電動UZI、さらに掘り下げて行きますよ!



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