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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年04月21日

マルシン電動UZIについて その5 トラブル解決編1

誰も読んでくれない可能性に怯えつつも、
日本のどこかに眠っているマルシン電動UZIが
1挺でも蘇ってくれることを願って
細々と記事を綴っていたのですが、
前回の記事のアクセス数が
それまでの10倍以上に跳ね上がっていて、
大変驚きました。

読者様が増えたこともありますので、
今後なるべく更新頻度を上げるため、
1回当たりの文章量を少し減らして
お届けして行きたいと思います。

多くの方のアクセスに感謝しつつ、
UZIファンの皆様に有用な記事をご提供出来るよう、
そして、UZIの魅力が広められるよう、
今後益々頑張って行きたいと思います。

さて、前回判明したピストンレールの強度問題。

下画像、黄色く囲った部分の破損は、
ピストンをコッキングする際にかかる、
上方への負荷が原因と考えました。



下画像のように並べて見れば一目瞭然なのですが、



画像中、右端のピストンレールと
左端のピストンレールでは、
赤矢印で示した部分の幅が全然違いますよね。
当然ながらこれでは、黄色く囲った部分も、
破損の可能性が高いと考えられます。

では、どうすれば良いでしょうか。
下画像は、シリンダーブロックを
アッパーレシーバーに組み付けた状態ですが、



赤矢印で示した幅分を、何らかの形で補強し、
ピストンレールの細い部分への負荷を軽減すれば、
破損の危険性を下げられると考え、
補強用のプレートを作ってみることにしました。

まずは必要な部分の寸法を計測し、
型紙となる線画を製作、プリントアウト。



それをもとに、2mm厚のABS板を必要な形状に
カッターで切り出しました。



上のABS板を、現物あわせで少しずつ削り、
問題の部分にピッタリはまる状態に仕上げます。





上画像ですが、状態がわかりにくいので、
ABS板の部分を赤く画像加工しています。

これだけでは、ABS板が内側に倒れてしまいますので、
エポキシ系のパテにて、固定用のブロックを作ります。



上のように、シリンダーに
端を折り返したテープを貼って、



たまたま手元にあった、
セメダイン社のエポキシパテ木部用
適量練り合わせて盛り付けました。

少しアングルを変えると、こんな感じです。



粘土状のエポキシパテであれば、
金属用でも模型用でもかまわないと思いますが、
今回のように強度を必要としないケースであれば、
このパテは硬化が早く、加工もし易いので、
非常に適していると思います。

と、いったところで、
パテの硬化を待ちつつ、続きは次回に。

果たして、補強プレート計画の成否はいかに!?
  

Posted by カズヤ at 20:07Comments(0)マルシン電動UZI