2012年09月24日
マルイ電動UZIについて その20 内部構造7
この週末はいきなり涼しくなっておりますが、
皆様は体調を崩したりされていませんでしょうか?
そういう私は何だか調子が優れません・・・(涙)
と、そんなことはさておき、
トリガーバーの強度問題についての話しの続きを
さっそく進めさせていただきましょう。
ちょっと間が開いてしまいましたが、
その分飛ばして参りましょうかね~。

前回解説しましたように、上画像中黄色く囲った部分の
リターンスプリングが必要以上に強いのと、
トリガーバーの、そのテンションを受ける部分が
非常に折れやすい形状をしていることから、
トラブルを招く原因となっているこの部分の問題。

これを出来るだけ簡単な方法で解決すべく、
いつものように無い知恵を振り絞ってみました。
この点について、ミリブロガー仲間の1人にして
なんと母校(小学校)が同じだったという奇遇のお方、
「派遣部隊のヤナギログ」のヤナギ君がかつて実践されていたのは、
このリターンスプリングを弱いものに交換するという方法でした。
「柳は出来ておるのう・・・」
と感服すると同時に、この検証記事を準備中だった身の上としては
「・・・やってくれた喃・・・!!」
とも思ったものでしたよ。
いや、冗談だからねヤナギ君(笑)

逆に怖いわ!!
話しを戻しまして、このリターンスプリングを
テンションの弱い物に交換するというのは非常に有効な手だと思うのですが、
トリガーバーの例の部分が折れやすいという問題は、
この方法では残念ながら解決出来ません。

上画像で示しているように、赤い矢印で示したスプリングのテンションを、
下側から黄色い矢印のようにより大きな力で支えてやれば、
問題の弱い部分の折れやすさを解消出来るという理屈ですよね。
ヤナギ君のようなインテリジェンスに欠ける私はチカラ技で勝負!
ということで、以前使ったアルミアングル材の余りを使い、
トリガーバーをダイレクトに補強することにいたしました。

方針が決まれば後は手を動かすのみ!
まずはトリガーバーのスプリングがハマる突起の中央に
卓上ボール盤で1.6mmの下穴を開けます。


こんな風にね。
この下穴にM2のタップでネジを切っておきます。
このタップも25年くらい使ってるかな~。

お次は下画像のように細書きのサインペンでアングル材にアタリをとって・・・

先に開けたトリガーバーのネジ穴と対応する位置に
こちらは2mmの穴を開けておきます。

あとは黙って削り出すのみ!
サインペンのあたりを目安に現物あわせでゴリゴリやること十数分。
下画像のような補強パーツが出来上がりました。


なんだかちょっと可愛いかも(笑)
このパーツを下画像のようにトリガーバーに固定することで

下画像中上方からの負荷を斜め右下側から支えてやり、
破損を防ごうと言う寸法なのでありますよ。

私の頭ではこれが一番確実な補強方法だと思うのですが、
他に良いアイディアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、
是非ともお知恵を授けてやってくださいませ。
私の技術で実践出来る範囲であれば、
別の固体で試させていただきますので!
と、補強パーツが出来たところで、
これを取り付けるに当たってのちょっと面倒な作業については
次回詳しくご紹介いたします。
10年使えるマルイ電動UZIの完成まで、もうちょっとです!!
皆様は体調を崩したりされていませんでしょうか?
そういう私は何だか調子が優れません・・・(涙)
と、そんなことはさておき、
トリガーバーの強度問題についての話しの続きを
さっそく進めさせていただきましょう。
ちょっと間が開いてしまいましたが、
その分飛ばして参りましょうかね~。

前回解説しましたように、上画像中黄色く囲った部分の
リターンスプリングが必要以上に強いのと、
トリガーバーの、そのテンションを受ける部分が
非常に折れやすい形状をしていることから、
トラブルを招く原因となっているこの部分の問題。

これを出来るだけ簡単な方法で解決すべく、
いつものように無い知恵を振り絞ってみました。
この点について、ミリブロガー仲間の1人にして
なんと母校(小学校)が同じだったという奇遇のお方、
「派遣部隊のヤナギログ」のヤナギ君がかつて実践されていたのは、
このリターンスプリングを弱いものに交換するという方法でした。
「柳は出来ておるのう・・・」
と感服すると同時に、この検証記事を準備中だった身の上としては
「・・・やってくれた喃・・・!!」
とも思ったものでしたよ。
いや、冗談だからねヤナギ君(笑)

逆に怖いわ!!
話しを戻しまして、このリターンスプリングを
テンションの弱い物に交換するというのは非常に有効な手だと思うのですが、
トリガーバーの例の部分が折れやすいという問題は、
この方法では残念ながら解決出来ません。

上画像で示しているように、赤い矢印で示したスプリングのテンションを、
下側から黄色い矢印のようにより大きな力で支えてやれば、
問題の弱い部分の折れやすさを解消出来るという理屈ですよね。
ヤナギ君のようなインテリジェンスに欠ける私はチカラ技で勝負!
ということで、以前使ったアルミアングル材の余りを使い、
トリガーバーをダイレクトに補強することにいたしました。

方針が決まれば後は手を動かすのみ!
まずはトリガーバーのスプリングがハマる突起の中央に
卓上ボール盤で1.6mmの下穴を開けます。


こんな風にね。
この下穴にM2のタップでネジを切っておきます。
このタップも25年くらい使ってるかな~。

お次は下画像のように細書きのサインペンでアングル材にアタリをとって・・・

先に開けたトリガーバーのネジ穴と対応する位置に
こちらは2mmの穴を開けておきます。

あとは黙って削り出すのみ!
サインペンのあたりを目安に現物あわせでゴリゴリやること十数分。
下画像のような補強パーツが出来上がりました。


なんだかちょっと可愛いかも(笑)
このパーツを下画像のようにトリガーバーに固定することで

下画像中上方からの負荷を斜め右下側から支えてやり、
破損を防ごうと言う寸法なのでありますよ。

私の頭ではこれが一番確実な補強方法だと思うのですが、
他に良いアイディアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、
是非ともお知恵を授けてやってくださいませ。
私の技術で実践出来る範囲であれば、
別の固体で試させていただきますので!
と、補強パーツが出来たところで、
これを取り付けるに当たってのちょっと面倒な作業については
次回詳しくご紹介いたします。
10年使えるマルイ電動UZIの完成まで、もうちょっとです!!
Posted by カズヤ at 00:07│Comments(4)
│東京マルイ電動UZI
この記事へのコメント
いやはやそんなに褒められましても(∀`*ゞ)エヘヘ
やはり、そこからポッキリ折れてしまうことがあるんですね。しかし対策が凄いですね!
今でも思いますがまさか、某小学校卒とは驚きです!個人的な質問なのですが、現在は秋葉原店より本店に務めている事が多いのでしょうか?
やはり、そこからポッキリ折れてしまうことがあるんですね。しかし対策が凄いですね!
今でも思いますがまさか、某小学校卒とは驚きです!個人的な質問なのですが、現在は秋葉原店より本店に務めている事が多いのでしょうか?
Posted by ヤナギ
at 2012年09月26日 23:11

>ヤナギ君
毎度コメントありがとうございます!
ヤナギ君の活動は長いこと拝見していますが、
その徹底した拘り具合とのめりこみっぷりを見ていてはっきりわかるのは、
こりゃぁろくな大人にならないぞというただ一点ですな(笑)
私のようなオッサンになってはイカンですぞ!
と、つまらない冗談はともかくとして、
私は基本、アキバ店の従業員として働いておりますので、
火曜から土曜日は毎日アキバ店に出勤してます。
秋葉原にお越しの際には、是非またお立ち寄りくださいね!
毎度コメントありがとうございます!
ヤナギ君の活動は長いこと拝見していますが、
その徹底した拘り具合とのめりこみっぷりを見ていてはっきりわかるのは、
こりゃぁろくな大人にならないぞというただ一点ですな(笑)
私のようなオッサンになってはイカンですぞ!
と、つまらない冗談はともかくとして、
私は基本、アキバ店の従業員として働いておりますので、
火曜から土曜日は毎日アキバ店に出勤してます。
秋葉原にお越しの際には、是非またお立ち寄りくださいね!
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)
at 2012年09月28日 23:56

あらっ、やはりバネを交換するだけでは根本的な解決にはなりませんでしたか。
アルミアングルによる強化ときましたか。
これならほぼ確実に強度が上がりそうですね。
しかし取り付け位置を考えると、けっこう大掛かりな加工が予想されますね。
アルミアングルによる強化ときましたか。
これならほぼ確実に強度が上がりそうですね。
しかし取り付け位置を考えると、けっこう大掛かりな加工が予想されますね。
Posted by 砂鷲 at 2012年10月01日 15:55
>砂鷲様
毎度コメントありがとうございます!
確かにちょっと手間のかかる加工にはなりましたが、
実質2時間程度の作業で完成しますので、
さほど大掛かりというほどでも無いんじゃないかな~と思っております。
技術的にもそれほど難しくない加工なので、
マルイ電動UZIユーザーの皆様には
是非お試しいただきたい方法ですね~。
毎度コメントありがとうございます!
確かにちょっと手間のかかる加工にはなりましたが、
実質2時間程度の作業で完成しますので、
さほど大掛かりというほどでも無いんじゃないかな~と思っております。
技術的にもそれほど難しくない加工なので、
マルイ電動UZIユーザーの皆様には
是非お試しいただきたい方法ですね~。
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)
at 2012年10月01日 21:12

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