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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2013年08月28日

出二夢カズヤのYokohama PCM14th観戦記 その1

既に一昨日のことになりましたが、Yokohama PCM14thに参加された皆様、
本当にお疲れ様でした&素晴らしい激闘をありがとうございました。

当日は勤務先でustreamの配信を観て応援していたものの、
給料日明け直後の日曜日ということもあって凄まじい繁忙となり、
午後のアンビはほとんど観戦することが出来ず(涙)


 上はustreamのスクリーンショットです。

現場のチーフ今井にLINEで状況を教えてもらっていたので、
だいたいのところは把握出来ておりましたが、
2011年末のYokohama PCM11thからのPMCにおいて
初めて参加を見送った今大会を職場で応援したという体験は、
言うなれば、あの世から現世の人たちを見守っている・・とでも言いましょうか。

本来そこにいて当然の自分が違う場所に立っていて、
それなのに試合の様子がネットを通じて見えているという状況は、
今まで味わったことのない、なんとも不思議な感覚でした。

と、そんなどーでもいい話はさておくとして、今大会で4度目の96枚満射を果たし、
「名人?」の?を見事に消し去ったモウリ名人、初代様の貫禄をバシッと見せ付けてくれましたね~。


 画像はYokohama PCM12thでの初代様

私の勤務先で行われた石井名人主催の追い込み練習会に参加していただいた時、
ここから先はじっくり時間をかけて(名人位を)狙って行きますと言った私に、

いやぁ、すぐですよ

と、穏やかに微笑みながらお言葉をかけてくださった初代様。
4度目の満射の瞬間の感動を、現場で共有出来なかったのが非常に残念ですが、
これからもモウリさんを目標に頑張ります! 本当におめでとうございます!!

そして今大会ではなんと、オープンクラスに新たなマスターが4人も誕生したのですね~!!

ドクターあみーごこと、フリーダムアート主宰の丸山さん。


 画像はフリーダムアート通信より拝借

当ブログの拙い記事を、フリーダムアート通信で紹介してくださったり、
何より丸山さんが作り上げたアキュコンプシステムを組んだハイキャパカスタムで
悲願のマスター昇格を果たせたのですから、直接的にも間接的にも大変なお世話になっているお方。

自社製品のプロモーションも兼ねているというプレッシャーの中、
サクッと48枚を倒してのけるあたり、実銃マッチにも参加されていらっしゃる
ベテランシューターの底力を見せ付けてくださいましたよね。
次期新製品のグロック用カップガンキット、爆売れ間違いなしですね!
本当におめでとうございます!!

もうお一方、私がシューティングマッチを始めた際、その入り口で道案内をしてくださった大恩人。
田中ヒロカズさんがマスター昇格されたことは、我がことのように嬉しい出来事でした。


 画像はYokohama PCM12thでの田中さん

あれは2011年12月、とりあえず完成したガンと安物ホルスターを用意しただけで
無謀にもいきなりyokohamaPCMさんの門をたたいた私に、
たまたまその日に練習されていた田中さんが、PMCというマッチの流れとルールを、
辛抱強く教えてくださったのを昨日のことのように覚えております。

飲み込みが悪く、つまらないミスを連発する初対面のオッサンに、
あくまで優しく、親切に手ほどきをしてくださった田中さんがいてくれたからこそ、
そこから先に歩を進めることが出来たのは間違いの無い事実です。

田中さん、今更ながらその節は本当にありがとうございました!
マスター昇格、本当におめでとうございます!!

同じくフリースタイル48枚をクリーンされたフルカワさんとチバさんは、
今のところ面識の無い方々なので、これといったことは書けないのですが、
おーちゃん じぇい じぇい 中野さんのブログによれば、フルカワさんは
高橋名人と同じ上越の方だそうで、PMC初参戦でのマスタークラス入りという驚異の事実に、
新潟勢の恐ろしさをまたしても見せ付けられた思いがしましたね~。

お二人には今後いずれかの会場でお会いした時、ご挨拶させていただきたいと思います。
この度は本当におめでとうございます!!



今回、私の勤務先の先輩であるチーフ今井と、前回のMMS Revengersにて、
わずか3度目の公式戦でタクティカルクラスマスターの称号を勝ち取った驚異の若手アベちゃんの2人が、
勤務先のシューティングレンジにて血のにじむ様な猛特訓を積み重ね、
初代戦人の称号を獲得すべく必勝の覚悟で乗り込んでいたのですが、
オープンの10倍は難しい(と、私は思う)タクティカルクラスの頂はまだ遠かったようで、
高橋さん、今村さんという最強タクティカルシューターの牙城を崩すには至りませんでした。


 画像はYokohama PCM13thでの今村さん(奥)と高橋名人。

アベちゃんのフリースタイル47枚というのは、完全にプレッシャーでやられたんだろうね。
そりゃあ無理もない、私だったら軽く6~7枚は外したであろう組み合わせだったもんねぇ(汗)


 試合前日、バトンアキバ店にて特訓中の今井、アベの両名。

今井さんも大学時代にスモールボア(22口径のライフル射撃)をやっていた経験から、
PMCの練習を始めるなり驚くべきスピードで上達し、今年4月のG.B.A.2daysでは
43-43-86という好成績でいきなりニューカマー1位という鮮烈デビューを飾った実力者。

並々ならぬ熱意で研究を重ね、練習ではフリー、アンビともに
8cmプレートでの満射を何度もやってのけているのですが、やはり練習と本番は違うんですよね。
特にyokohamaPCMのあの空気感は、絶対あそこだけの独特なものだと思うのですが、
明日出勤したら、そのあたりを今井さんに詳しく聞いてみるつもりです(笑)

で、そうなんです。
既に午前3時15分で、さすがにもう寝ないと明日の仕事に差しさわりが・・・(汗)

そんなわけで、さらっと1回だけ書くつもりだったYokohama PCM14th観戦記。
次回もう1回だけお付き合いいただきたいと思います。

まぁ、9月は大きなマッチもありませんので、更新もはかどることでしょう!
って、ホントかな~??

  

Posted by カズヤ at 03:27Comments(2)シューティングマッチ

2013年08月24日

出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記 プチ更新

今回は軽いお知らせだけの内容になりますので、タイトルもプチ更新とさせていただきました。
実際に書き出してみないと何とも言えないんですけどね(汗)



去る8月22日木曜日の夜、私の勤務先にて石井名人主催のPMC追い込み練習会が開催されたのですが、
その際にPMC2013第4戦 MMS Revengersでの成績優秀者への表彰状授与が行われました。

幸運にもその場に居合わせたシューティング妖怪(笑)ことアベちゃんと、
私の職場の先輩であるチーフ今井が、それぞれタクティカルクラス1位と2位の、
そして私は、マークスマンクラス1位の賞状を、PMC主宰の石井名人からありがたく頂戴したのです。

総合成績は振るわなかったものの、両手撃ちクリーンでのクラス1位の賞状は
同時にマスタークラス昇格の証であり、今までの人生で受け取った数少ない賞状中
文句なしに一番うれしく、思い出に残る受賞となりました。
今度の休みには額を買って来て自宅に飾る予定です(これホント)。

さてさて、既に明日となっておりますが、今度の日曜、8月25日は、
PMC2013第5戦 Yokohama PCM 14thが開催されますね。


 画像はYokohama PCM 13thでのひとコマ

当然私も参戦する気満々で、一度はエントリーもしたのですが、
仕事上どうしても都合がつかず、今回は出場を断念することといたしました。

それ以前に、MMS Revengersに向けた毎日の練習で痛めた右腕の状態がまったく回復しておらず、
木曜日の追い込み練習会が終わった後で1週撃ってみたのですが、
もはやストロングハンドオンリーでは、当てるどころか銃を支えることすら出来ないような有様。

こんな状態では記録更新など望むべくもありませんし、常に私を見ていてくださる石井名人からも
「少し腕を休ませなきゃダメです」とのお言葉をいただきましたので、
今大会は故障欠場という形で、1回だけお休みさせていただきます。

2013年度PMCフル参戦という目標が果たせないのはなんとも残念でならないのですが、
それ以前の目標だった両手撃ち満射はなんとか達成出来たので・・・と、
自分の中で折り合いをつけまして(汗)職場で皆さんを応援しようと思います。

その代わりといっては何ですが、勤務先シューティングレンジで猛練習を積み重ねて来た
タクティカルシューティングの鬼が2人、聖地横浜PCMに乗り込んで行きますからね~!!



MMS Revengersにて史上2人目のタクティカルマスターとなったアベちゃん(上画像左)と、
同じタクティカルクラスで2位を獲った私の先輩、チーフ今井が、初代戦人の称号を狙って参戦です!
2人ともに尋常ではない射撃センスの持ち主なので、今大会のタクティカルクラスは荒れますよきっと!!
モウリ名人! ustream配信、是非ともお願いいたします!!

以上、これにてプチ更新を終了とさせていただきます。

Yokohama PCM 14thを闘う参加者の皆様!
全力で応援いたしますので、どうか頑張ってくださいね!!
  

Posted by カズヤ at 02:30Comments(5)

2013年08月19日

出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記 その3


 石井名人と小池さんのフォーリングプレート、4メートル4秒の戦い直前の後姿です。

なかなか思うように更新が進まず申し訳ありません!

一昨日は皆様のコメントへのレスを書くのが精一杯であえなくダウン。
昨日も早番出勤から閉店までの12時間フル稼働しかも
朝と晩とに石井名人主催のPMC練習会を撃つという強行軍で、
帰宅してPCの電源を入れたものの、その場で力尽きておりました・・・(涙)

さてさて、前回の続きを始める前にご報告をひとつ。

既に一昨日のことになってしまったのですが、
毎年11月に掛川で開催されている、国内シューティングマッチの最高峰。
すべてのエアガンシューター憧れの舞台であるJANPSを主宰する、
おしょうさんこと村松さんが、プレートクリーンのお祝いにと、
私の勤務先であるGunsmithバトンアキバ店にわざわざお越しくださったのです!!



村松さんとは昨年末、念願のトータル80枚越えを達成した横浜PMC13th会場にて、
いつか必ずJANPSにお邪魔しますと約束させていただいたのですが、
その時はまだプレートマッチの入り口に立ったばかりといった腕前で、
本当に「いつかはきっと」といったイメージしか抱けなかったものでした。

しかし、あれから約8ヶ月が経ち、両手撃ち48枚クリーンを果たした今、
遠い憧れの舞台だったJANPSの、その主宰の村松さんから直々に、

「11月は来てくれますよね? 席を空けて待ってますよ!」

と、参戦のお誘いを頂戴することが出来るなんて、
こんなにも素晴らしいことがあって、本当に良いのでしょうか(感涙)


 プレートクリーンにちなんで丸い物をと、南部せんべいを頂戴しました!

奥様とご子息もご一緒のところ、48枚を倒した際の心境や、
プレートマッチに対する想いなど、しばし熱くお話しさせていただき、
実は一番お聞きしたかった最大の関心事、
マスター昇格したことで優先エントリー権はもらえるのかという点を伺えば、

「もちろんです!」

との力強いお言葉を頂戴しまして・・・もう私、興奮し過ぎて鼻血が出そうになりましたよ(笑)

「フリースタイルかアンビのどちらかを満射するか、トータル92枚を倒すかで
 優先エントリー権を差し上げていますが、47枚+47枚を倒すより、
 どちらかで48枚倒す方が100倍偉い。それくらい難しいことなんです。」


と、長年シューティングに携わっている方々にしか語ることの出来ない
貴重なお話しを聞かせていただき、改めて身の引き締まる想いでした。


 帰宅するなりいただきましたが、一度に6枚は無理でした(笑)

もう、村松さんとお会い出来たことだけで、記事が1本書けちゃいますが(汗)
今年11月のJANPSには必ずエントリーさせていただくことと、
フォーリングプレートの満射を目指すことを固く約束して、
村松さんご一家をお見送りいたしました。

村松さん、その節は本当にありがとうございました!!
シューティングを始めて本当に良かった!
もう何度目やら定かではありませんが、改めて強くそう想った次第です。

・・・と、いい感じで話しがひと段落着いちゃいましたが、
今日はまだ時間も早いので(現在22時48分)、前回の続きを進めましょう。


 チームMMSのLさんと虎穴堂タケイさんのマッチ1。

投稿画面の操作ミスで消滅した文章の中に、
4メートル4秒をやっつけるための注意点の補足がありました。

練習においてある程度クリーン出来るようになっていることが前提ではありますが、
まずは私を含めた初心者の、おそらく誰もがやってしまうであろうミス2点。

●初弾を撃ち急ぐあまり、ちゃんと狙わずトリガーを引いてしまう。
●時間切れを恐れるあまり、最終弾を勢いだけで撃ってしまう。


4秒という時間の短さに怯えて、最初から最後まで勢いだけで撃ってしまうという
本当の初心者が陥る事態は、ここではひとまず置くとしますが、
練習では出来るはずなのに、いざ本番となった時にのしかかってくるプレッシャーで
自分の技術に不安が生じ、上記のミスをあっさりやらかしてしまうわけですね。

これはT2ちゃんと石井名人の2人から等しく教わり、
また練習を重ねる中で実感して行ったことなのですが、

とにかく初弾を大切に撃つこと。

前回書いた、4メートルでは多少ど真ん中から外れていようが、
スピード重視で思いっ切り飛ばして行くべき
という文章は、
狙いは適当でいいから急いで撃つべしと、そんな風に受け取られるかもしれませんが、
決してそういう意味ではなく、また、それではクリーン出来ません。


 MMSオーナーDさんの勇姿!! あえてグローブを着けて戦うのはゲーマーたる矜持からだそうです。 

4メートル4秒をクリーンするための初弾は、最低でも1.5秒以内に当てる必要があります。
このタイムで中心をしっかり狙って撃つのはかなり難しい(無論技量次第)のですが、
距離が4メートルで標的が10センチプレートであれば、多少狙いが中心から逸れていても、
しかもガンを両手で保持しているなら、まず間違いなく当たってくれます。

そして、初弾さえプレートの中心付近にしっかり乗せられれば、
残る5枚もスムーズに撃ち倒して行くことが出来るのです。

多少ど真ん中から外れていようが、スピード重視で思いっ切り飛ばして行くべき
というのは、
そういった前提の下に書いた、4メートルでの戦い方のコツなのですね。

そんなことはわかってるんだけど、それがどうしても出来なくて・・・

この記事を読みながら、そのように思っている方もいらっしゃることでしょう。
私もまったく同じことを思っていましたから、そのお気持ちは良くわかります。

練習で出来るんだから、本番でも絶対出来る!
いつものペースでいつも通り撃てば大丈夫!!


本番でその自信を持って撃つことが出来れば、練習通りの結果が得られるはずなのですが、
トモちゃんが言っていたように、ネガティブな思考がむくむくと湧き上がり、
ダークサイドに引きずり込まれて、自分を信じきれなくなるんですよね。

あの日の私が、うん、まったく外す気がしねぇ。
という、神をも恐れぬ心境でシューティングラインに立てたのは、
4メートル4秒6発の練習だけは、誰よりも多くやってるはずだと、
そう信じ切れるだけの鍛錬を重ねた事実が心を支えていたからなのです。


と・・・たかだか1回、本番でのクリーンを果たしただけで、
上から目線でエラそうなことを書きやがってとお怒りの向きもありましょうが、
今年初頭にPMCでの両手撃ちクリーンを目標に掲げ、
そのために必要な鍛錬としてT2ちゃんから授かった以下のメニュー。

だいぶクリーンできるようになってきたので、
今度は毎回3.8+-0.05秒の範囲内で撃てるようになろう。
それとは別に20回連続クリーンできたら、5メートル以降のステージを撃っていいよ。
ただし、外したそこで止めて4メートルからやり直す事。
プレイト競技は何枚連続ヒットできたかが最重要ポイントであり、
それが少なければ例え95枚倒しても意味はない。
外して緊張感が切れた状態で続けてもダメだよ。


これをひたすら忠実に守って4メートルを撃ち続けること半年弱、
単独での練習であれば何十回でも連続クリーン出来る地点に到達した、
ゼロからスタートしてここまで来た私が、身を持って理解したことを書いているのです。



上の画像は、フォームもガンも今とは違う今年2月の私ですが、
撃つことに関するすべての要素に試行錯誤を重ね、折れそうな心を奮い立たせ、

いつか必ずやって来る「出来るようになる瞬間」を信じてby スコーピオン白鳥

ただひたむきに練習を積み重ねた結果、
今回書いているような様々なことが理解出来るようになったのです。

・・・いい加減長いですよね、調子に乗りすぎてゴメンなさい(汗)

実はこの後、締め切りが目前に迫ったある原稿を書かねばならないので、
次回更新は来週末あたりになる予定です。

ただ、次の日曜日はPMC2013第5戦 Yokohama PCM 14thが開催されるわけで、
これまた大いなるドラマが展開されることは必至なんですよね~。

どこまで行ってもネタの消化が追いつかなくてホントに困ったものですが(涙)
今後とも気長にお付き合いいtだければ幸いでございます~。  

Posted by カズヤ at 00:44Comments(2)シューティングマッチ

2013年08月16日

出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記 その2


 午前中の練習タイムでのトモちゃんとササキさん。

一昨日更新の予定が大幅に遅れてすみません!

早番でとっとと帰るつもりが、まあそれはそれは忙しくて全然帰れず、
加えて昨日は朝5時半起きで埼玉のトリガートークさんに出かけ、
うちのシャチョーの主催によるスチールチャレンジ練習会に参加。
おそらく気温が35度は超えていたであろう酷暑の中、朝9時から夕方6時まで
人生初のスチルチャ全8ステージをアホみたいに撃ちまくって来たのです。



上の画像は、その練習会での石井名人のお姿ですが、さっすが2年連続タクティカルクラスの覇者!
人間業とは思えないスピードでの正確な射撃で魅せてくださいました。

と、スチールチャレンジのお話しはまた別の機会に譲るとして、
MMS Revengersにて両手撃ちでの48枚クリーンを果たしたその模様を、
可能な限り詳しくレポートして行きたいと思います。

MMSさんといえば、私が幹事となって今年2月に開催した第1回葉隠予備校
大変お世話になっただけでなく、翌月23日に開催されたPMC2013年度第2戦。
MMS TOKYO NIGHT前日の練習会では、人生初の両手撃ちクリーンを達成したという、
個人的にとっても深い思い入れのある場所なのです。


 石井名人が撮ってくださった、初満射達成直後の私の姿です。

しかしながら、翌日に同会場で行われた本番での両手撃ちクリーンは果たすことが出来ず、
その悔しさをバネに必死の練習を重ねて臨んだ4月29日の今年度第2戦。
勤務先シューティングレンジで開催のGunsmith BATON AKIBA“TWO-DAYS”



絶対に48枚を倒すと誓い、ほとんど決死の覚悟を固めていたにも関わらず・・・
試合のレポートをまだ書いていないので詳しくは項を改めますが、
最高の環境だったにも関わらず満射までに届かなかった、あの眠れないほどの悔しさをバネに、
この日まで黙々と積み上げて来た練習の成果を己に問う重要な試合。

今大会に冠せられた、MMS Revengersという名称こそは、
まさに“リベンジャー”として臨む舞台に相応しいタイトルではありませんか!!

・・・と、いつもの悪い癖で前置きが長くなりましたが、
その時、自分がどのような心境でプレートに対峙したのかを、
慎重に思い出しつつ、以下に綴ってみようと思います。



この日の私の撃ち順はスタートから3組目。
当日来られなかった方が出たためシューティングオーダーが変更となり、
勤務先練習会でもご一緒することの多いケイコ姉さんと並んで撃つことに。

4~7メートルすべての距離で、お互いほとんど同じペースで撃つ
ケイコ姉さんとの組み合わせは、前日の練習会でも並んで撃っていたこともあり、
気分的にとてもリラックスすることが出来て、最高にツイていました。

試合が始まり、自分の出番を待つ間、さすがに緊張の高まりを自覚してはいましたが、
メインジャッジの石井名人に名前を呼ばれた瞬間は今までになく落ち着いており、
前日の練習会の方がよっぽど緊張してたよなぁと思う余裕さえあったように思います。



そして4メートルのシューティングラインに立ち、サイトチェックでAimpoint越しに見たプレートが、

「やっぱり(直径)10センチはでっかいなー!!」

と、そんな風に思えるほどに大きく感じられたのです。

後になって考えてみれば、7月14日にエリートオペレーターが終わってからというもの、
勤務先レンジでは8センチと6センチのプレートだけを集中して練習し、
本番前夜の最後の最後まで、10センチプレートは一度も撃っていなかったのですが、
このことが良い方に作用したのはまず間違いないでしょうね。

サイトチェックとドロウ練習をひとしきり終えたところで、

「ではそろそろ4秒音だけ差し上げます」

これも聞きなれた石井名人の合図で、この日の調子の最終確認。

ササキさん製作による最新型シューティングタイマーのブザー音でガンを抜き・・・
うん、やっぱりプレートが大きく見える!
強がりでもなんでもなく、少なくとも4メートルでは外す気がしませんでした。


 ササキさんの鋭いドロウ!

本番での4メートル4秒6発、この最初にして最大の難関を突破するのに必要なのは、
自分を信じて大胆にトリガーを引くということに尽きるでしょう。

外すことを恐れて狙い過ぎるあまり、6発目がギリギリ間に合わないという落とし穴にハマり、
連続的中枚数ひとケタの憂き目を今まで何度見たことか・・・(涙)

T2ちゃんのアドバイスに、4m以外の初弾は焦らずど真ん中を撃つとありましたが、
逆に言えば、4メートルでは多少ど真ん中から外れていようが、
スピード重視で思いっ切り飛ばして行くべきなのです。

と、ここで記事投稿画面の操作を誤って、30分ほどかけた文章が消滅しました(泣)
ちょっと心が折れたのと、時間も時間ですので、今夜はこれにて一旦切り上げます。

コメントへのレスも書けず、皆様には大変申し訳ございませんが、
明日も頑張って更新いたしますので、何卒ご容赦くださいますようお願いいたしますです。  

Posted by カズヤ at 03:07Comments(0)シューティングマッチ

2013年08月13日

出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記 その1

おかげさまで肘の痛みも少し回復しましたので、
昨日のマッチの模様を振り返って行きたいと思います。


 信頼に100パーセント応えてくれた愛銃、THE RED VALLEYと0.28gバトンバイオ弾

まずは8月10日、試合前日の朝練習と、同日夜の石井名人主宰の練習会での、
お先真っ暗な雰囲気の動画をご紹介いたしましょう。

例によって変化に乏しい動画なので、早送りででもご覧いただければ幸いです。



7メートル1回目までをすべて倒し、意味不明の挙動の後に臨んだラスト6発。
もっとも注意すべき初弾をスカッと外して絶望の底に沈みます。



そして本番スタート17時間前の練習会では、動画で確認出来るだけで
3枚も外しているという惨憺たる有様(涙)
動画の最後で、「ダメだこりゃ」と言っているのも半ば本気で、
心の折れる音が聞こえたような気がしておりました。

しかしこの後、10cmプレートであっさりクリーンしたというのは前々回の記事に書いた通りで、
結果的には非常に良好な精神状態で最後の練習を終えることが出来たのです。


 石井名人による開会式のお言葉。画像奥は大会をサポートしてくださったみっくんとケイコ姉さんのお二人。

この日、帰宅したのが深夜12時ちょっと前。
入浴後、持ち帰ったガンとマガジンに入念なメンテナンスを施し、
帰路の電車内でスマホに書いた文章をPCに転送、軽く加筆修正して、
午前3時半過ぎにミリブロにアップ、直後に就寝。

熱帯夜による連日の寝不足も手伝ってコロッと眠りに落ち、
約4時間半の熟睡の後、8時ちょうどにスパッと起床。
前日の帰りに買った惣菜パン2個をアイスコーヒーで流し込み、
身支度を整え、レンジバッグを携えて8時45分に自宅を出発、
10時ちょうどにMMSさん到着と、ここまで完璧に予定通りです。


 開会の言葉を聞く参加者たち。和やかなムードが伝わりますね。

今大会はエントリー数がやや少な目だったため、
type-Dさんによるプレートの設置完了後、2時間弱の練習時間が設けられていました。

前夜のメンテナンスで一旦スライドまわりを分解していたので、
着弾点を確認する意味も含めて両手撃ちを一周、
ご自身もエントリーされていらっしゃるケイコ姉さんのコールで撃ったのですが、
昨晩同様、直径10cmのプレートが、どこからどう撃っても
まったく外す気がしないほど大きく見えるではありませんか。

と、いい気になって撃っていたらコロッと3枚も外してしまいましたが(笑)
昨日のように撃てば大丈夫だと、かなり自信を深めることが出来ました。


 今大会はSATマガジンとMMSさんのコラボ企画としての開催。画像手前がMMSオーナーのtype-Dさんです。

と、ひと通り撃ち終えたところで、三重のT2ちゃんからメールが着信。
昨夜遅くに、明日は試合だ頑張るよ~程度のやり取りはしていたのですが、
本番直前の私を心配して、以下のようなアドバイスを授けてくれました。

試合中、何かを感じる事は止められないが、
何を考えるかはちょっとだけコントロールできる。

呼吸
まばたき
4m以外の初弾は焦らずど真ん中を撃つ
トリガーで鼻を押す
ダットの最終位置を全力で把握する
1.2.3.1.2.3
ターゲットの距離が遠くなるに比例して
初弾に時間をかける

以下ループ
意識するのはそれだけ。

それと気持ちはあくまでもハンターの立場で撃つ事、
間違っても狩られる側にならないこと、
例え外してダメージを受けても気持ちは攻め続ける事。

GOOD LUCK

1.2.3.1.2.3というのは、6枚のプレートを3枚×2セットと思って撃つということ。

やるべきことはわかっているのに、気持ちばかりが先走って
ありえないミスを連発してしまう未熟な私に、
マッチ中の思考を単純化してくれるT2ちゃんのアドバイスは、
いつも何よりも心強い支えとなってくれます。


 type-Dさん製作のPMC公式プレート。今大会は2基の設置でした。

ちょうどトモちゃんと話していたところへの着信だったので、
T2ちゃんからこんなアドバイスをもらったよと彼にメールの内容を見せたところ、

ハンターの立場というのはまた難しいですね・・・

と少し考えてから、トモちゃん独自の思考法を聞かせてくれました。

プレートを撃つときって、どうしてもネガティブになっちゃうんですよ。

外しちゃったらどうしよう・・・
ガク引きしちゃったらどうしよう・・
バドグリップしたらお仕舞いだ・・・
ちゃんと狙う前にトリガーを引いちゃったら・・・

そういった暗黒面にどうしても引き込まれちゃうんですよね。

そのネガティブな思考を切り離すって言うんでしょうか。
心を強く持って、ダークサイドに落ちないようにする。
それがつまりジェダイの騎士ってことなんでしょうかね(笑)

最近はそれが僕のテーマになってるんですけどね。


スターウォーズというこれ以上無いほど分かりやすい例えでもって
プレートマッチに対する心構えを話してくれる、トモちゃんもまた最高の師匠なのです。


 本部席で進行を務める石井夫妻の後ろで、トモ長谷川氏が眼光鋭く全員の射撃を見守ります。

と、達人たちの素晴らしくためになるアドバイスをご紹介したところで、
すみません、ちょっと右腕の限界が来てしまったので、
続きはまた明日、書かせていただきたいと思います。

たくさんの暖かいコメントを頂戴しながらレスも出来ておらず、大変申し訳ございませんが、
明日は早番なのでとっとと帰って執筆いたしますので、何卒ご容赦くださいませ。  

Posted by カズヤ at 03:12Comments(3)シューティングマッチ

2013年08月12日

出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記 結果報告

既に昨日になってしまいましたが、かのMMSさんにて開催された
PMC2013第4戦 MMS Revengersに出場して参りました。



今、その模様をお伝えしたくて胸がいっぱいなのですが、
肘と手首の痛みとしびれで右腕が上がらず、キーを叩くのが非常に辛いため、
今回は取り急ぎの結果報告のみにてご容赦くださいませ。



詳しくは明日、スマホからででも必ず更新いたします!  

Posted by カズヤ at 01:31Comments(7)シューティングマッチ

2013年08月11日

出二夢カズヤのMMS Revengers 前夜

前回の記事は極めて私的な内容だったにも関わらず、
普段以上にたくさんのアクセスを頂戴しまして、まことにありがとうございました。
武蔵さんもてっちゃんもきっと、照れながらも喜んでくれていることと思います(笑)

さてさて、今回はマルイ電動UZIについての記事をお届けすべく
先々週から少しずつ執筆を進めていたのですが、
体調不良やら手首の痛みやらでもたもたと更新をサボっているうちに、
PMC第4戦の前日になってしまったわけでして(汗)



つい先ほどまで勤務先シューティングレンジにて石井名人主催の練習会に参加していたのですが、
日頃飽きるほど(飽きないけど)撃っている8センチプレートをまぁ外すこと外すこと!

4メートル4秒では2回ともに6発目が電磁ロックに弾かれ、6メートルで1発、7メートルで2発と、
練習では絶対出ない初歩的なミスをばら撒いて、もはや天を仰ぐばかりでありましたよ。

最近の練習では連続的中42枚。つまり7メートルの1回目までは
ほとんど無傷で辿り着いているのですが、最後の6枚を必ずどこかでひとつ外してしまう
ワンダウン病(勝手に命名)に悩まされていました。

いったいどうすればこの場所から先に進めるのかと足掻きに足掻いていたのですが、
皆の見ている前で撃った途端に5ダウン、しかも連続的中たった5枚の体たらく。



石井名人がブログに書いて下さった、今いちばん欲しいマスターの称号と
JANPSへの優先エントリー権が、ギュンと遠ざかった気がして実に悲しい限りでしたよ。

かてて加えて、エリオペ終了を待って本格的に始めたアンビの練習で、
案の定まともに当てられないストロングハンドすなわち右腕を鍛えるべく
歯を食いしばって黙々と撃ちこんでいたところ、
肘と手首を完全に痛めてしまうというアホさ加減。



昨日はあんまり肘が痛むので、久しぶりに練習を休んだのですが、
1日休めば回復するかと思いきや、今日はサポーターなしでは
ストロングハンドで構えることすらまままらないほど悪化が進んでおりました。

しかし、日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する肉体とでも申しましょうか(笑)
そんな故障をかかえたポンコツ同然の状態で撃ったマッチ前夜最後のフリースタイル。
8cmを10cmに戻しての一発勝負であっさりと48枚を倒し、
ギャラリーの皆さんを唖然とさせることが出来たのです。
動画が無いのが残念なのですが、証人は少なくありませんからね(笑)



それにしても、練習で両手撃ちクリーンが出る度に思うのは、
こんな簡単なことがどうしていつも出来ないんだろうということですよね。

ちゃんと狙ってトリガーを引く、ただそれを繰り返せば良いだけなのに、
ろくに狙いもせずに勢いだけでトリガーを引いてしまうミスを
ほとんど毎回やらかしてしまうというのは、いったい何が原因なのでしょうか。

ともあれ、身体の状態は最悪ながら、
本番前夜の練習を満射で終えられたという好感触。
果たして、およそ12時間後のマッチ本番でも同じように撃てるのか。

出二夢カズヤの運命やいかに!?

次回、出二夢カズヤのMMS Revengers参戦記をお待ちくださいませ!!

  

Posted by カズヤ at 03:33Comments(0)シューティングマッチ