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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年12月31日

横浜PMC11thでの使用銃 その2

あと数時間で年明けというところで
この記事を書いております。

2011年は全世界的に未曾有の出来事がいくつも発生し、
新しい年を迎えるにあたって
明るい希望を見出し難い社会情勢ではありますが、
無力でちっぽけな一個人として、
親しい人たちの健康と幸せを願うばかりです。

特に今、この記事をご覧くださっている皆様にとって、
来年が良い年でありますように・・・

と、柄にも無いことを書いてしまいましたが、
私個人にとっての2011年は、
年始にシューティングへの取り組みを決意し、
葉隠マッチと横浜PMCという大きな競技に
参加することが出来て、大変に意義深い年になりました。

健康面での問題をいくつか抱えてはおりますが、
PMCで1枚でも多くのプレートをやっつけるため、
そして葉隠マッチで1秒でもタイムを縮めるために、
精進を重ねて行こうと考えております。

と、またしても前置きが長くなってしまいましたね(汗)

今回はグリップまわりのカスタムについて
詳しくご覧いただきたいと思います。



そもそものきっかけは
コンバットマガジン2010年6月号に掲載された
HIROさんによるS.V.I.インフィニティ
タラン・バトラーカスタムの記事でした。



上の画像はタラン・バトラー氏のサイトから
拝借して来たものですが、
マッチガンでありながら競技用然としていない
その言い知れぬ迫力にすっかり魅せられ、
記事を読んだその日のうちに
マルイハイキャパのグリップを削り始めていました(笑)





上の画像は別個体の加工途中なのですが、
無加工のグリップからどの程度削り込んでいるかが
おわかりいただけるでしょうか。

単にグリップ前面のエッジを丸めただけではなく、
必要な強度は充分確保した上で
これ以上は削れないというところまで
余分な肉厚を削ぎ落としてあります。

トリガーガード下面も、
サポートハンドが無理なく決まるよう
強度が許すギリギリまで薄く削りました。



さらに、こちらは加工前の画像が無いのですが、
グリップセフティまわりも徹底的に削り込んでいます。





上記の加工後、ヤスリの切削痕を丁寧に仕上げ、
金属部分にはブルーイングを、
樹脂部分には半田ごてによる滑り止めを施して
カスタムグリップの完成。





見た目は極めて地味ですが、
シングルスタックの1911とほとんど変わらぬ握り心地と
究極のハイグリップを可能としている、
ちょっと自慢のグリップです。





外観についてはこういった加工を施していますが、
トリガーメカニズムをはじめとする中身については
すべて純正パーツを使っており、
各々の接触面を軽く磨いた以外ほとんど手を加えておりません。

チェンバーパッキンはKM企画さんの
ウレタンラバーチャンバー Gホップ45を、
インナーバレルは、ライラクス製の
ハンドガンバレル内径6.03mmをそれぞれ使用しています。

バレル先端を押さえる加工も手伝い、
7mから500円玉を狙い打てるだけの命中精度を
実現出来ているのですが、
今回のマッチでは射手の技術が伴わず、
宝の持ち腐れとなってしまいました(涙)

もっとも、良く当たる銃がなければ
射撃の腕を磨くことも出来ませんからね。

ベテランシューターの方がご覧になったら、
「足りないものに満ち溢れている」ことと思いますが、
来年はこの自家製カスタムと共に、
技術の向上を目指したいと思います。


といったところで、
横浜PMC11thタクティカルクラスで使用した
ハイキャパカスタムのご紹介は終了です。
ほんの少しでもどなたかの銃作りの
参考になる部分がありましたら幸いです。

次回はオープンクラスで使用した
ダットガンをご紹介いたしますが、
年内の更新はさすがにこれにて終了ですね。

来年も何らかのお役に立てる記事作りを目指して頑張りますので、
当ブログを何卒よろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を!!  

Posted by カズヤ at 22:00Comments(2)シューティングマッチ

2011年12月31日

横浜PMC11thでの使用銃 その1

今回からは新テーマなのですが、
本題に入る前にひとつだけ・・

遅ればせながら先ほど、ミリブロ管理画面の
「すべてのアクセス数」が
3万件を越えていたことに気が付きました。

毎日のアクセス数ばかり気にして、
すべての~をまったく見ていなかったんですね(汗)

過去記事を調べてみたところ
今年10月24日の時点で2万件を突破しているので、
2ヶ月ちょっとで1万件以上のアクセスを
いただいた計算になるわけです。

いつもご覧くださっている皆様には
本当に感謝の言葉もございません。

以前にも書いたかもしれませんが、
何をやっても三日坊主のズボラな私が
ここまでブログを続けて来られたのは、
こんな偏った内容のブログをご愛顧くださる
皆様のおかげに他なりません。

間もなく始まる2012年は、
シューティングマッチにも本腰を入れて
取り組んで行くつもりですので、
記事の内容もさらなる充実が図れるかと思います。

もちろん、UZIの話しをメインに据える方針は
一切変えるつもりがありませんので(笑)
今後とも当ブログと出二無カズヤを、
何卒よろしくお願いいたしますです。

と、毎度前置きが長くて申し訳ありません(汗)

今回は横浜PMCで使用したハイキャパの
カスタム内容についてご紹介させていただきます。





上は前回の記事でもご覧いただきましたが、
横浜PMCタクティカルクラスで使用した
東京マルイ製ハイキャパ5.1ベースの自家製カスタムです。

現状ちょっと撮影環境が整えられないため、
見難い画像で申し訳ありません。
黒い物体を撮るのって、ホントに難しいんですよね・・

話しを銃に戻しましょう。

この自家製カスタムは、前方に突き出した
インナーバレル先端を固定することで
安定した命中精度の確保を狙っています。

かの有名なフリーダムアートさんの
アキュコンプシステムと同じコンセプトですね。





具体的には、ハイキャパ5.1のスライドから作った
別パーツのスライド先端部を4.3のフレーム前端に
M2の皿ネジで固定出来るよう加工して・・





4.3の長さにカットした5.1のスライドと、
5.1サイズのインナーバレルを入れた
4.3の純正アウターバレルを組み合わせております。

ハイキャパをお使いの方なら、
解説を読むまでもなくご理解いただけますよね。

わざわざこんな手の込んだことをしなくても、
フリーダムアート製のアキュコンプを素直に買えば、
もっとキレイでしっかりした仕上がりになるのは
目に見えているのですが、そこは生来のひねくれ者(笑)

「人と同じじゃつまらない」

というワガママを通したいがために、
このような自家製カスタムを製作したというわけです。
まったくやっかいな性格ですよねぇ(汗)

フロントサイトは、フリーダムアート製の
フラッシュFサイトを、
リアサイトはシューターズデザイン製の
メタルリアサイトDタイプをそれぞれ使用。





ノーマルのアイアンサイトと較べて
格段に狙いやすい・・・のかどうかは、
私の腕前では正直実感出来ていないのですが、
当面はこの組み合わせでやって行こうと考えております。

サムせフティーはマルイ純正の5.1用を、
ハンマーは同じく4.3用をそれぞれ使用。



トリガーはあれこれ試した末、
東京マルイ製ストライクウォーリアの
純正パーツを採用しました。



完全に個人的な好みですが、
これが一番まっすぐ引ける形なんですよね。

次にもっとも手を入れたグリップまわりについてですが、
ちょっと長くなったので続きは次回に。

年内に更新出来るかな・・・??  

Posted by カズヤ at 02:31Comments(0)シューティングマッチ

2011年12月30日

出二夢カズヤの横浜PMC11th参戦記 その3

横浜PMC11th参戦記も3回目になりますが、
極めて個人的な内容の更新にも関わらず、
いつもとほぼ変わらない数のアクセスを頂戴しまして、
大変恐縮している次第であります。

今回も銃の画像を交えつつ、
下のハイキャパカスタムで闘った
タクティカルクラスの成績について
話しを進めさせていただきます。



まずはそのスコアシートをご覧ください。



左側のMATCH#1:フォーリングプレート。
前回ご説明したオープンクラスと同様、
こちらは両手撃ちのステージです。

4mからのステージ1、2、両方とも
6枚目を落としていますね。

ステージ1は6枚倒しはしたものの
最後の1枚がオーバータイムで、
ステージ2はその失敗を意識し過ぎて
最終弾を焦ったために外しました。



5mステージ1で2枚外しているのは、
ちょっと当時の記憶が飛んでいるのですが、
5、6、7mのステージ2で
きれいに3枚目を落としているのが笑えますね。

これは3発目が外れたのを見て、
次弾をしっかり狙い直し、4、5、6枚目を
撃った結果がはっきり表れているものです。

6、7mのステージ1をクリーンしているのは、
両手撃ちでそれぞれ6秒、7秒という制限時間が、
かなりしっかり狙って撃てるだけの余裕を
感じられる長さということだと思います。

多分にまぐれの要素が含まれてはいますけどね(汗)

結果、MATCH#1で倒した数は合計41枚。
満射には程遠い成績ですが、
現時点の私としては上出来と言えるでしょう。



そしてスコアシート右側の
MATCH#2:アンビデクストラウス。

右手、左手と交互に片手で撃つのですが、
ただでさえ難しいアイアンサイトでの片手撃ち。
その恐ろしさは当初の想像を遥かに超えるものでした。

4mからのステージ1はなんとか5枚倒せたものの、
やはり最終弾を焦って外しています。

ステージ2にいたっては、
サイトがプレートを捕らえていないのを
わかっていながら、どうすることも出来ないままに
トリガーを引き続けてしまった感じでした。

この失敗にめげず、続く5mでは
文字通り歯を食いしばって撃ち、
かろうじて5枚ずつを倒したのですが、
ここで完全に集中力が尽き果てました(涙)

残る7、8mでは当たらないことがわかっていながら
身体が勝手にトリガーを引いているような状態で、
倒したプレートはもはや単なるまぐれ当たりに過ぎません。



結果、MATCH#2では合計30枚というこの日最低の記録を披露し、
MATCH#1と合わせて71枚というファイナルスコアになりました。

幸いタクティカルクラスにおいては
ガントラブルに見舞われることもなく、
すべてのステージを順調に撃つことが出来たのですが、
アイアンサイトの難しさにただただ絶句・・・

無論ドットサイトが簡単というわけではないのですが、
同じ距離から同じプレートを撃っていながら、
まるで違う競技を闘っているような印象でした。

こうして私の横浜PMC11thは終わったわけですが、
生まれて初めて自分の意思で参加した
本格的なシューティングマッチは、
かつて体験したことの無い刺激に満ち溢れていました。

わずか数秒の間にたった6発を撃つという、
ただそれだけの行為の中に凝縮された膨大なドラマは、
日常なかなか味わえるものではありません。

誰かと競うというレベルには程遠い私ですが、
もう楽しくて楽しくて、次回のPMCがあまりに楽しみで、
昨夜も会場にBB弾を忘れて慌てている夢を見ちゃいました(笑)

興味はあるけど参加をためらっているという貴方!
来年3月20日開催のPMC赤羽1st
マッチデビューしちゃいましょうよ。
最高に面白いことは私が保証いたしますので!



以上、3回に渡って不甲斐ない成績をご紹介しましたが、
次回からはマッチで使用した銃の詳細と、
初めてのPMCで気が付いたことを
いくつか書いてみようと思います。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(6)シューティングマッチ

2011年12月28日

出二夢カズヤの横浜PMC11th参戦記 その2

さて前回の続きなのですが、
私の不甲斐ない成績を単に発表しても
何の面白みもありませんので、
精魂込めて作った銃の画像を交えながら
話しを進めさせていただきますね。



まずは最初に撃ったオープンクラス。
上画像のハイキャパカスタムでの成績です。



スコアシート左側のMATCH#1:フォーリングプレート。
こちらは両手撃ちのステージですね。

4mからのステージ1で1枚も倒せていないのは、
ガントラブルで弾が出なかったことによるものですが、
これに激しく焦ったため、
続く4m2回目の初弾を見事に外しています。

5、6、7mでは、それぞれ一度は
6枚を倒しているものの、
それが一度目だったり二度目だったりと
不安定なあたりに、実力不足が見て取れますよね。

結果、MATCH#1では合計36枚を倒しました。

ガントラブルの詳細については、
項を改めてご紹介しようと思います。



スコアシート右側のMATCH#2:アンビデクストラウス。
こちらは、各距離で右手、左手と交互に片手で撃つという
大変に難しいマッチ内容。

ここで我ながら面白いのは、
4mからのステージ1を
左右ともキレイに倒していることです。

フォーリングプレートでの失点があまりにも大きかったのが
逆に良い方向に作用したと言いますか、
すっかり開き直ることが出来たんですね(笑)

焦って外すくらいなら、
オーバータイムでもいいから
しっかり狙って撃とうじゃないかと、
エイムにじっくり時間をかけたのが
良い結果に繋がったようです。

しかし、上手く行ったのもここまで。
続く5、6mでは呆然とするほど当てることが出来ず、
やや持ち直した7mでは両手で1枚ずつ外しました。



私は右利きなので、ストロングハンドの方が
多く倒せてしかるべきなのですが、
日常的に右手が細かく痙攣する症状に
ここ2年ほど悩まされておりまして、
練習でもこれを克服することが出来なかったのです。

つまりは右利きのくせに右手がウィークハンドというわけで、
では左手がストロングハンドかと言うとそうでもなく・・(汗)
この肉体的欠陥とどう折り合いをつけて行くかが、
今後の競技における大きな課題となっています。

結果、MATCH#2では合計38枚を倒し、
MATCH#1と合わせて74枚というファイナルスコアとなりました。

ガントラブルがなければ、
MATCH#1でもう何枚か倒せただろうとは思うのですが、
本番当日、シューティングラインに立った時点で
銃から弾が出ないなんて、
こんなに恥ずかしいことはありません。

おろおろしてマッチの進行を妨げ、
一緒に撃ったシューターの方にもご迷惑をかけてしまい、
心底情けない限りでした(涙)

しかし、そんな銃しか作れなかったという事実も含めて、
これが現時点での紛れも無い私の実力。
さらなる精進を固く胸に誓った次第です。



といったところで、今回はここまで。
我ながら面白くない記事だと思いますが、
そもそもブログってこういう物なんじゃないかと
開き直って書いてます(笑)

次回はタクティカルクラスの成績について
振り返ってみたいと思います。  

Posted by カズヤ at 21:52Comments(0)シューティングマッチ

2011年12月27日

出二夢カズヤの横浜PMC11th参戦記 その1

さてさて、今回は事前の予告どおり
UZI成分ゼロの記事にてお送りいたします。

UZIファンの皆様には大変申し訳ございませんが、
しばしお付き合いいただければ幸いです。



抜けるような青空に恵まれたクリスマス当日の12月25日。
横浜は和田町にある横浜PCMさんにて開催された
第11回プレートマスターズチャンピオンシップ
その由緒正しきシューティングマッチに、
46歳ボロボロの身体に鞭打ち、
この私、出二無カズヤが単身挑んで参りました。


 シューターの聖地 みかどやビル


 階段を上がったそこは戦場です

1mの高さに25cmの間隔で並べられた
直径10cmの丸いプレートを
いかに正確に撃ち倒せるかを競う、
最もシンプルにして究極にディープなマッチ。



詳しい競技内容は上のリンク先をご覧いただくとして、
無謀にも今回の私は、オープンとタクティカルの
両クラスにダブルエントリー。
下画像の2挺のハイキャパカスタムを
それぞれのクラスで使用しました。





銃の詳細やマッチの内容については
追々紹介させていただくとして、
まずはマッチの結果をご覧ください。



例によって他の参加者の皆様のお名前は
伏せさせていただきました。

優勝のLEMサプライ矢田社長は
イチローさんのDVDにも登場する
有名人だから大丈夫ですよね。

私ことデニムカズヤはご覧の通り、
オープンで74枚倒しの39位と、
タクティカルで71枚倒しの40位という結果でした。

正真正銘、生まれて初めて対峙した
時間制限有りでのフォーリングプレート。

その結果は完全に実力相応のもので、
何の後悔も無く素直に受け入れております。

ただ、オープンクラスの初っ端、
手塩にかけて作り上げた下画像のハイキャパが
ガントラブルで1発も撃てなかったことだけは、
大変に恥ずかしい思い出になってしまいました。



そんなオープンクラスを始め、
タクティカルクラスも含めた
私のプレートマッチ初挑戦の模様を、
次回以降何回かに分けて詳しくご紹介したいと思います。

大して面白い記事にはなりそうもありませんが、
シューティングマッチに興味があるけど、
今一歩参加に踏み切れずにいるという
ついこの間までの私のような方々の、
ほんの少しでも参考になればと考えております。

今年も残りわずかですが、
可能な限り急いで更新いたしますので、
マッチシューター予備軍の皆様は
是非ともご覧になってくださいね。

次回は各クラスの成績を詳しくご紹介いたします。  

Posted by カズヤ at 01:39Comments(0)シューティングマッチ

2011年12月23日

マルシン電動UZIについて その80 命中精度向上計画7

年末が近付いて人並みに忙しく、
ちょっと更新頻度が下がり気味ですが、
この項を終えないことには新年を迎えられません。
さっそく続きを進めて行きましょう。

前回最後に用意した、
ガラスチューブ入りのチェンバーパッキン。



これをチェンバーブロックに挿入した上で、
末端をカットしたインナーバレルを
通常通り組み付けます。





まずはシリコンチューブ使用案の時と同様、
給弾口からBB弾を1発入れて給弾ノズルを押し込み、
BB弾が保持されるかを確認したのですが・・



狙い通り下画像の位置にバッチリ留まっていました。



このインナーバレルユニットを、
前回と同じく、葉隠マッチを戦った
マルシン電動UZIに組み込みました。



さて、ドキドキの実射テストなのですが、
今回は時間の都合もあって
赤羽射撃場まで出かけられなかったため、
自宅の端から端までを斜めに使い、
なんとか確保した8メートルの距離にて
グルーピングテストを行いました。

もちろん、女房がちょこっと出かけた隙を狙っての
決死の屋内射撃でございます(汗)

まずは窓から見える雑木林に向かって撃ち、
適正ホップを出した上で初速テストです。

使用したBB弾は前回同様、東京マルイ製の
パーフェクトヒット ベアリング研磨0.2g。
結果は下の通りです。



同条件で6発撃ってみたのですが、
ノーマル状態での結果よりも
若干初速が低下していました。

ガラスチューブの抵抗が増えたのが原因なのか、
理由は定かではありませんが、
その検証はひとまず置くとして
いよいよグルーピングテストです。

室内ということもあり、
BB弾が飛び散らずとても便利な
東京マルイ製プロターゲットを使用。



これにA4サイズのコピー紙を挟み、
UZIを椅子にレストした状態で
8メートルの距離から射撃を行いました。

その1回目の結果がこちらです。



まず中央の黒円を狙って撃ったところ、
左下の黄色く囲った部分に着弾。
そこで、画像中に描いた青円部分
(プロターゲットの枠の右上の角)に
狙点を移して5発撃った結果が赤く囲った弾痕です。

狙点とする黒円が無い状態で撃っているので
この段階ではっきりしたことは言えませんが、
着弾が縦方向に散っているものの、
左右へのブレがほとんど無いのは実に好感触。

ここでコピー用紙を取替え、
黒円をターゲット枠内の右上に描いて
(先のプロターゲットの画像の状態です)
行った2回目の射撃結果が下画像です。



最も離れた着弾点同士の中心距離が
およそ50mmという数字は、
長物としては正直寂しいものの、
当たらないと悲観するほどでは無いように思えます。

さらに用紙を換えての実射テスト3回目なのですが、
実はここでトラブルが発生。

8発目のトリガーを引こうとした瞬間、
プロターゲットの枠のロックが外れて、
ターゲット用紙が手前に倒れて来たのです。

さらにその直後、外から女房が帰って来たため
実射テストは強制中断(涙)

ちょっと消化不良に終わってしまったのですが、
その3回目の結果が下の画像です。



画像中黄色く囲った弾痕が上述の8発目で、
当然ながらこれは結果から除外ですが、
残る7発の最も離れた着弾点同士の中心距離は
今回45mmにまとまっていました。

この結果を、ノーマルパッキンでの
10発のグルーピングと較べたものがこちらです。



上は10発、下は7発しか撃っていない上、
画像処理ソフトで比率を合わせた画像なので
正確なデータにはなり得ませんが、
命中精度が向上しているという
判断材料にはなるかと思います。

現時点で結論付けるのはひとまず避けておきますが、
インナーバレル末端をカットしてのガラスチューブ使用案で
良好な結果が得られたことは間違いありません。

年内は無理だと思いますが、
近いうちにこのガラスチューブ仕様UZIを
赤羽射撃場に持ち込み、
納得行くまで命中精度を確認した上で、
改めて結果をご報告させていただきますね。

ガラスチューブを使用したことで
何故グルーピングが小さくなったのか。
さらなる命中精度向上のためには何が必要なのか。

検証すべきことはまだまだ山ほどあるのですが、
マルシン電動UZIの命中精度向上計画、
これにてとりあえずの完結です。

タフなギアボックスとシンプルな構造で、
決して最新の電動ガンにも引けを取らない
マルシン電動UZIの「もうひとつ当たらない」
という、唯一とも言える弱点を
克服出来そうな道筋は見えましたでしょうか。

記事に出来るかどうかはわかりませんが、
今後もアルティメットなUZIの完成を目指して
あれこれ手を尽くして行くつもりです。

さてさて、もうちょっとだけネタが残っているのですが、
年内のマルシン電動UZIの話しシリーズはこれにて終了。
次回から何回かはUZI成分ゼロな話題でお届けする予定です。

チラッと予告画像をば・・・



46歳、新たな挑戦を始めております!  

Posted by カズヤ at 01:12Comments(3)自作カスタム

2011年12月19日

マルシン電動UZIについて その79 命中精度向上計画6



前回はトップに女性の画像を貼ったことで
アクセス数が一気に2倍以上増えましたので、
今回もUZIガールズの画像をひとつ。

あれ? 騙されたとか言う声が・・(笑)

さてさて、前回最後にご覧いただきました
シリコンガラスチューブ。



その昔、つづみ弾仕様のSS9000というエアーガン
(現在はBB弾仕様のスーパーライフルU10ジュニアとして
クラウンさんから発売中)をBB弾仕様にするため、
このガラスチューブが使われていたのです。


 画像はスーパーライフルU10ジュニア

本来は7mm口径になっているカートリッジに
このガラスチューブを短く切って挿し込むことで、
ほど良いテンションでBB弾を保持してくれたんですよね。

全国的に使われていたかどうかは不明ですが、
多くのゲーマーがこの手法を取り入れていました。

後に私もマルゼン製のエアコキKG-9やミニウージーの
ケースレス化に際し、大変お世話になったのですが、
その時の余りを掘り出してきたというわけです。


 懐かしのマルゼンミニウージー

で、このガラスチューブをどのようにして
マルシン電動UZIに使うのか、なのですが・・



上イラストのように、チェンバーパッキン内側の
カットしたインナーバレル末端部分が本来入り込む部分に、
サイズを合わせて切断したガラスチューブ
(イラスト中、緑色の部分)を
はめ込んでみようと考えたのです。

失敗に終わったシリコンチューブ使用案では、
BB弾を保持する力が強すぎたために
弾道に悪影響が出たものと考えました。

そこでこのプランB(笑)では、
もともとのパッキンを使用することで
ノズル先端の気密を確保しながら、
ガラスチューブのほど良い力で
BB弾を保持しようとたくらんだわけですね。

上記のアイディアを形にすべく、
まずはたまたま手元にあった外径6mmのアルミ棒に、
チェンバーパッキンとガラスチューブを通し、
現物合わせで必要な長さを切り出します。





切り出したガラスチューブを
チェンバーパッキンにはめ込んだ際、
下画像のようににピッタリ納まる長さが正解です。



背水の陣のガラスチューブ使用案、
その効果はいかに!?
ということで、今回はここまで。

命中精度向上計画、次回完結予定です。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(0)自作カスタム

2011年12月15日

マルシン電動UZIについて その78 命中精度向上計画5



このところアクセス数が低下気味なので、
久しぶりで良い感じのトップ画像を貼ってみました。
今回からの記事はより多くのUZIファンに
ご覧いただきたいところですからね。

しかし、こんなキレイなお姉さんと一緒にUZIが撃てたら、
人生に一片の悔いも残らないことでしょうねェ。
ん? そんなことも無いかな??(笑)

さてさて、前回までの記事で失敗の経過を
ご紹介しました命中精度向上計画。

まったくお話しにならない結果となった
シリコンチューブでのパッキン新造プランでしたが、
逆にその方法がダメだとわかったからこそ、
予め用意していた(ホントよ!?)
「プランB」に迷わず移行出来るというものです。

下のイラストはその失敗に終わった
シリコンチューブ使用案ですが



射出されたBB弾がとんでもなく不規則に飛んだのは、
シリコンチューブによって”しっかり”保持したことが
裏目に出たものと考えられます。

マルイ製のエアーガン・・具体的に言えば
手持ちのハイキャパ用のチェンバーパッキンは、
銃から取り外した状態では、
BB弾をまったく保持出来ないほどにルーズです。





銃に組み付けた状態でも、
ホップダイアルでテンションをかけなければ
銃口からBB弾が転がり落ちて来ますよね。

シリコンチューブ使用案の失敗は、
射出直前のBB弾を定位置に保持することに捕らわれ、
その保持力の加減を考えなかったことが
最大の原因だったと結論付けて良いでしょう。

しかし、そもそものチェンバーブロックの構造は
下のイラストに示したようなものです。



ここにルーズなチェンバーパッキンと、
そこに適度なテンションを加えられる
ホップアップ機構を組み込むことは、
かなり困難だと言わざるを得ません。

旋盤とフライス盤でインナーバレルを加工出来れば
あるいは何とかなりそうですが、
現状出来ないことを考えても仕方ありませんからね。

BB弾に上向き回転を加える役目は、
下イラストのようにチェンバーパッキンの前方にある
もともとのホップ用ラバーにまかせるとして・・



射出直前のBB弾を適度な力で保持するために
どのような方法を採れば良いか。
この点が最大のネックになるわけですが、
ここで長年積み上げた経験が物を言いました。



「なんと懐かしい!」
そう思われた方は、エアーガン歴30年に
なんなんとする古強者に違いありますまい。

これはガラス繊維で編んだスリーブに
シリコンを塗布したもので、
シリコンガラスチューブという代物。

本来は電気機器に使用されるもので、
電気材料店に行けば手に入るはずです。

様々な太さの物が存在しますが、
画像のものは当然ながら内径6mmの製品。

何せ18歳の時に買った分の残りなので、
今の値段は不明なのですが、
1メートル200円はしないだろうと思います。
我ながらよくも取ってあったものですねぇ。

これをどのようにして使うのか?
次回、その方法を詳しくご紹介いたします。  

Posted by カズヤ at 00:26Comments(8)自作カスタム

2011年12月12日

マルシン電動UZIについて その77 命中精度向上計画4

昨日も書いたように、失敗の記録を
いつまで引っ張っても仕方ありませんので、
ちょっと頑張って連続更新です。



前回記事の要領で製作した
シリコンチューブ製パッキン仕様の
インナーバレルユニットを試すべく、
毎度お馴染みの赤羽射撃場に乗り込みました。

テスト用のマルシン電動UZIは、
葉隠マッチで使用した固体。



ノーマルパーツのみの構成で、
シリンダーとチェンバーまわりの
気密アップ処理のみを施したものです。

ちなみに今回、デリバリーの都合上
ストックは外してありますが、
葉隠マッチ以降、中身は一切いじっておりません。

まずはノーマル状態での初速をチェック。
使用したBB弾は、いつもの東京マルイ製
パーフェクトヒット ベアリング研磨0.2gです。



当然ながら、以前計測した時と同様の数値です。

念のため8メートルからの命中精度もチェックしました。



画像中、上下に並んだ黒点の上の物を狙ったところ、
的紙の左下方に大きく着弾がそれたため、
右上の角を狙って10発撃った結果です。

グルーピングとしてはマッチ直前の計測時と
まったく変わっていないのですが、
ゼロインが大きく狂っていることが判明。

やはり安物ドットサイトを信頼するのは
危険であることが奇しくも実証されてしまいました。



UZIの場合、頻繁に脱着するレシーバーカバーに
マウントベースを固定している不利があるため、
光学サイトの品質にすべての原因を求めるのは
少々問題があるとは思います。

しかし、だからこそしっかりした品質の光学サイトを
載せておくべきだと、そんな風に考えてしまうわけですね。

と、今回の趣旨とは外れているので、
この話しはまた別の機会に譲りましょう。

ノーマル状態での初速と命中精度を確認したところで、
持参した改良版バレルユニットの組み付けです。



射撃場の机をお借りしての分解組み立て。

いくら手馴れた作業とはいえ、
アンダーマウントのレールくらい
外してくれば良かったと大後悔です(汗)

バレルユニットの交換を終えたところで、
まずは適正ホップを出すわけですが・・・
この時点でテストは終了。
これ以上お見せ出来るデータはありません。

適正ホップどころか、射出されたBB弾は
右に左にと強烈な変化球となって
不規則な弾道を描いて飛び、
8メートル先のA4サイズの的紙に
かすることすら出来なかったのです。

やはりチューブが若干つぶれていたのが悪かったのか、
BB弾をしっかり保持すること自体が間違っていたのか、
何はともあれ、使い物にならないことだけは確かです。

シリコンチューブを使った
チェンバーパッキン新造プランは、
こうして失敗に終わりました。

4回にも渡った挙句がこんな結果で
何とも申し訳ない限りです(涙)

しかし、今回の計画が
これで終わったわけではありません。

失敗の記録はこれにて終了。
ここで仕切り直しです。

って、え? バレルも切っちゃったし、
これからどーすんの??









「プランBで行こう」



いや、あまりにもベタでごめんなさい(笑)

でも本当にあるんです、プランB。

次回からは別の方法での命中精度向上を
探って行きますので、
今しばらくのお付き合いをお願いいたします。

損はさせない自信があります!
ちょっとだけですけどね(汗)  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(3)自作カスタム

2011年12月11日

マルシン電動UZIについて その76 命中精度向上計画3

失敗の記録を延々引っ張っても仕方無いので、
イメージカットも省いて本題を進めましょう。



シリコンチューブをカットして作った
テスト用チェンバーパッキンを、
上画像のようにチェンバーブロックに挿し込みます。

これをインナーバレルで押し込むわけですが、
下画像中、赤矢印で指した部分の隙間が
ずいぶん大きいことに気が付きました。



このガタを解消するため、
現物合わせで様子を見ながら
インナーバレル末端にセロテープを2巻き。



これによりインナーバレルのガタが無くなり、
バレルとパッキンのセンター合わせも出来て
一石二鳥の効果です。

ただ、この部分は個体差があるようで、
別のマルシン電動UZIでは
セロテープ1枚分のクリアランスも無いほど
バッチリ精度が出ていました。



このようにして組み立てたインナーバレルユニット。
まずはシリコンチューブ製パッキンが
BB弾を保持してくれるか確認です。



給弾口にBB弾を1発入れて



給弾ノズルを押し込みます。



通常はこの時点でBB弾がパッキンを越えて
前後に動く不安定な状態になるのですが、
シリコンチューブ製パッキンがしっかり働いて
上画像の位置に保持されてることがわかりますね。



上はチェンバーの構造を原寸と同比率で
イラストに起こしたものです。

給弾ノズルが前進した状態で、
ノズル先端の気密とBB弾の保持が両立されていますが、
エアガンのチェンバーとしては、
これが本来あるべき姿ですよね。

シリコンチューブ製パッキンから開放されたBB弾が
インナーバレル末端の断面に引っかかったりしないか
ちょっとばかり心配ではあるのですが、
チェンバーブロックによって外郭が覆われており、
セロテープによるセンター出しも行っているので、
この部分は大丈夫だろうと判断。

いずれにせよダメでもともと(汗)
まずはこの状態でテストしようと決意しました。

その結果はいかに!?
・・・って、予めお断りしたように
この方法は失敗に終わったのですが、
その記録は次回ご報告いたします。
  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(0)自作カスタム

2011年12月08日

マルシン電動UZIについて その75 命中精度向上計画2



前回の記事は思った以上に多くのアクセスをいただき、
マルシン電動UZIの命中精度についての
皆様の関心の高さが伺えました。

こういう言い方はちょっとアレかもしれませんが、
マルイ製品に決して引けを取らないだけの
電動ガンとしての優れた構造を持っていながら、
命中精度の点で一歩遅れを取っているのは
非常にもったいないところ・・・

SMGとはいえ、仮にも長物であるわけですから
ハンドガン以上の集弾性を見せて欲しいのですが、
ノーマルのハイキャパの性能に遠く及ばないとあっては、
プライマリーガンとして頼りないと言わざるを得ません
(ハイキャパがちょっと当たり過ぎるんですけどね/汗)。

この問題さえ克服出来たら、
最高の電動UZIが完成するんですけどね~。

と、そんな想いから始めた今回の企画。
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。

耐油性に乏しいことがわかったシリコンチューブですが、
前回も掲載した下イラストの構造で
命中精度が向上するのかどうかを検証するため、
とりあえずの投入を決定しました。



まずはインナーバレルの加工です。



本来のチェンバーパッキンがはまる
バレル末端の段差になった部分。
これを潔く切り飛ばしてしまいます。



あ~やっちまったと後悔しながらも(汗)
切断面に残った段差部分を、
面が歪まないよう注意しつつ削り落とします。



細目ヤスリで切断面を整えたら、
面取りカッターでバリを落とします。



言うまでもなくこの部分の仕上がりは
命中精度に大きく影響しますので、
いつものように大雑把というわけには行きませんね(笑)

インナーバレルの加工が完了したところで、
もともとのチャンバーパッキンと同じ長さに
シリコンチューブをカットします。



良く切れるカッターで慎重に切断するのですが、
水平に切るのがなかなかに難しく、
何度か失敗を重ねました。
この部分こそ、まさに命中精度の肝ですからね。

上画像でおわかりいただけるように、
この時点でシリコンチューブが
若干歪んで(つぶれて)いるのが気になったのですが、
チェンバーブロックに挿し込むことで
形状が矯正されると思われるため、
ひとまずこのまま検証を進めました。



失敗の記録、さらに続きます。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(3)自作カスタム

2011年12月05日

マルシン電動UZIについて その74 命中精度向上計画1

ほんの箸休めのつもりだった
前回のゲームに関する記事が
普段の数倍になるアクセス数をいただき、
ちょっと複雑な心境だったりする今日この頃(汗)

でも、ご好評いただけるのがわかっているなら
あえて避けて通る理由もないと思いますので、
今後も時々ゲームネタを挟ませていただきますね。

昨夜も2試合ばかりMW3のマルチをプレイしましたが、
GIGN隊員になって戦えるステージもあったりして、
も~ホントにたまりません!
これでUZIが使えたら何の文句もないんだけどなぁ・・(涙)



さてさて、ここから本題に入るのですが、
まず始めにお断りしておかねばなりません。
今回のシリーズは失敗の記録です。



以前から何度も書いて来た、
チェンバー部分のパッキンがBB弾を保持しないという
マルシン電動UZIの構造的問題。

今一歩命中精度を高めるために、
なんとかこれを改良出来ないかと
無い知恵しぼって考えたのが、
下のイラストに描いたアイディアでして・・



ノズル先端の気密を保つためだけに存在する
もともとのチェンバーパッキンを廃し、
ピストンが前進を開始するタイミングまで
BB弾を保持するパッキンを新たに設けようというわけです。

と、アイディア自体は誰にでも思いつくであろう
簡単なレベルのものなのですが、
それを実現するためのパッキンが
まぁ見つからないんですよね。

比較的入手しやすいマルイ互換のパッキンは
すべての機種用が使えそうに無く、
他社製品は情報そのものが乏しいため、
エアーガン用のチェンバーパッキンを流用する手は
ひとまず断念せざるを得ませんでした。

次に探したのが、外径8mm、内径6mmのゴムホース。

これはその手の専門業者で扱っているのを見つけたものの、
小売の最低単位が10メートル等なっており
さすがに手が出ず、これも諦めざるを得ませんでした。

と、途方に暮れていたところ、
他の用事で出かけた地元の東急ハンズで
外径8mm、内径6mmのシリコンチューブを発見。

材質的に問題があるかとは思ったのですが、
とりあえずテストは出来そうだし、
10cm単位で買えるというのも有り難く、
30cmほど購入して参りました。



まず耐油性を調べるためチャック付きのビニール袋に入れて、
東京マルイ製シリコンメンテナンススプレーを
しこたま吹き付けた状態で5日ほど放置したところ、
下画像のように目に見えて膨張。


 右が膨張した物です

この状態ではBB弾が完全にすり抜けてしまうため、
当然チェンバーパッキンとして使い物にならないのですが、
とりあえずの検証には使えるだろうと判断。
バレル末端の加工に踏み切ることにしました。

失敗の記録、次回に続きます。  

Posted by カズヤ at 00:25Comments(2)自作カスタム

2011年12月01日

ゲームの話「BLACK OPSとModern Warfare 3」

今回は久しぶりでゲームのお話しです。

ミリブロでも何人かの方が取り上げられている
「Call of Duty Modern Warfare 3」



当然のことながら私も字幕版の発売日に購入しまして、
毎日ちょこちょこと遊んでいるのですが、
UZIが一切登場しない今作のマルチは、
もうひとつのめり込めないものがあるんですよね。

前作「BLACKOPS」の方が丸々1年プレイして
まったく飽きることが無かったのに較べると、
自分の中でのUZIという存在の大きさを
今更ながらに実感します。
どんだけ好きなの?ってなもんですね(笑)



今更前作の話しをするのも何ではありますが、
これはUZI専ブログなので開き直らせていただきましょう(汗)

我が家は1日30分程度しかゲームが出来ない環境な上、
キルレが1.0を越えたことの無いような腕前なので、
愛用武器のUZIに金色迷彩を施すのに、
たっぷり1年かかってしまいました。




 クランタグもUZI!

いやはや、何とも煌びやかではありませんか。

実銃の世界でも黄金のUZIが存在するようで、
検索するといくつかの画像を見ることが出来ますよね。



こうして見ると、1挺欲しくなっちゃいますね~。
どこか金メッキしてくれるところを探そうかなぁ・・・

と、話しをゲームに戻しますが、
下画像でおわかりいただけるように、
ゲーム中の愛用銃はもちろんUZI。



UZIが出るまではMP5を使うので
必然使用率が上がりますが、
ご覧の通りUZIで戦いまくっておりました。



アサルトライフル? 何それ?? ってなモンで(笑)

ちなみに、エンブレムはこんな感じだったのですが・・





ゲームの中では作れるデザインに制限があったため
どうにもこうにも納得が行かず、
ついにはPCでキッチリとしたデータを作ってしまいました。



まだ完成したデザインではないのですが、
いずれワッペン等作ろうかと思っております。

それにしてもこのCODシリーズ。
ゲームとしての面白さは勿論のことですが、
キャラクターが身に着けている装備がまた
メチャクチャに凝っていてカッコイイんですよね。

中でも下画像の装備が最高のお気に入りでして・・


 まるで映画のワンシーン!



この格好でサバゲしてみたいと強烈に思います。
葉隠マッチ以来、コスプレの楽しみに
すっかり目覚めちゃいましたからねー。

でも、ナム戦当時の防弾ベストなんて
まだ手に入るものなんでしょうか。
その辺も勉強しなくちゃいけませんね。

いやはや、また厄介な趣味を増やしてしまったものです。
楽しいから全然問題ないんですけどね(笑)

CODシリーズの次回作は「BLACKOPS」の続編だという
まことしやかなウワサもちらほら聞こえて来ていますが、
内容がどうであれ、もう一度UZIを出して欲しいと、
それだけを強く願う私でありました。

この気持ち、誰かわかってくれますか??

と、ここでMW3の話しに戻るのですが、
UZIが出て来ないため今ひとつ物足りなくはあるものの、
SAS装備で戦えるところが最高なんですねぇこれが!





マルチプレイを保存して
様々なアングルから眺めるだけで、
一晩中でも楽しめちゃいます!

うわー、この装備も揃えたい!!
やっぱりMP5も一家に1挺かもな~。

ガンマニアという輩はまったく、
どうしようもない生き物ですよね。

最後に、BLACKOPSでのある試合をアップしてみましたので、
よろしければご覧ください。
大して上手くも無い上にガッツり10分程ありますので、
UZI好きで寛大な方以外は閲覧注意です(汗)

  

Posted by カズヤ at 04:18Comments(0)TVゲーム