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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、51歳の初老ガンマニア。
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Posted by ミリタリーブログ at

2012年02月11日

マルシン電動UZIについて その89 総括と今後4-2

そんなわけで先ほどの続きです。
前置き無しでサクサク進めて参りましょう。



uzitalkに掲載されていた、この変なマウント。

随分前にこの画像を発見した時には
「いくらなんでもこれは無いよ」と思ったものですが、
レシーバーカバーの問題に直面した今、
この一風変わったマウント方法が
実用的に見えて来るではありませんか。

そしてもう1点の画像。



これもまた、
「なんとも大胆なところに載っけたもんだねー」
などと思った画像でしたが、
UZIという銃においては、
実はこれが正解だったんですね。

この画像のUZIが具体的にどうやって
このマウントを固定しているのかは
残念ながら不明なのですが、
同じ銃を後方から見た画像は発見出来ました。





ご覧のようにもともとのアイアンサイトも
使えるような構造になっているのですが、
これではとんでもないパララックスが生じるでしょう。

もうちょっとスマートに搭載するには
どうすれば・・と考えた瞬間に思い出しました。



グッジョブ! 以前の俺!!(笑)

実際、自分で作っておきながら
すっかりその存在を忘れておりました。



バックアップサイトためのマウントだったので、
ここに光学サイトを載せるという発想が
まったく浮かんで来なかったんですね~。

UZIの近代化計画がこんな形で実を結ぶとは、
これはうれしい誤算でしたね。

で、とりあえずは手持ちのコレを載せてみました。





うわー、何でしょうねぇこの奇妙な感じ。





その姿まさに”異形”といったところでしょうか。
でも、見慣れて来ると意外に悪くないですね。





ご覧の通りドットサイトが前の方に着いているので
構えた瞬間は正直かなり戸惑ったのですが、
ドットサイト付きのハンドガンで
腕を伸ばして狙う感覚だとわかった途端、
何の違和感も無くなりました。



銃身との高低差から生じるパララックスと、
バックアップサイトをどうするかという
ふたつの課題は残っているものの、
このマウント方法ならゼロインが簡単に狂うことは無く、
レシーバーカバーの開閉も遠慮なく行えます。



ついに理想のUZIに辿り着いた・・
と、言いたいところなのですが、
フロントまわりがアンバランスに思えてしまうのは、
きっと私だけではありませんよね。

そこで思い出したのが、
撮影用の小道具として買っておいたコレ。





小型のオープンタイプのドットサイトです。

それらしいマーキングは入っていますが、
後ろに小さなスライドスイッチが付いているという
笑っちゃうような安物レプリカ商品です。

しかしどうでしょう。
ドットサイトのクオリティはともかくとして、
見た目のバランスは抜群に良くなっていませんか?





狙った感じも、先のT-1タイプよりも
視界がすっきりしていて非常に好印象なんですよ。





どうです? 悪くないと思いませんか??

まだこのセットアップで実射していないので
完全に結論付けることは出来ませんが、
このタイプのドットサイトをフロント部分に載せた形こそが
最も理想的なUZIの姿と言って良いでしょう。





無論これは私個人の意見に過ぎないものですが、
長きに渡る検証の末に導き出した結論です。

より正しい解答を出せるという方がいるなら、
是非とも挑戦状を叩きつけてください。
きっと最高の友達になれるでしょうからね(笑)


以上、これを持ちまして
マルシン電動UZIについての話しは
一旦終了とさせていただきます。

書きも書いたり89回。
よくぞネタが尽きなかったものだと
我ながらちょっと関心しちゃいますね(笑)

しかしながら、
奇しくも終了宣言を打ったその日に
見つけてしまったこのパーツ。



これをヤフオクで見つけた時はさすがにブッ飛びましたね~!



こんな貴重なパーツが未使用のまま出品されるなんて・・
しかも誰とも競合することなく落札出来てしまった幸運
(需要が無かっただけですか?/汗)。

”UZI”をキーワードにしたヤフオクチェックを
朝晩欠かさず続けて来た甲斐があるというものです(笑)



定評のあるKMモデルさんのTNバレルが
マルシン電動UZIにどれだけの精度をもたらせてくれるのか、
ドットサイトの搭載方法で正解を見つけているだけに、
早く試したくてうずうずしてるんですよ。

さらに「その85」の公開後、コメント欄にて
素晴らしいアイディアを頂戴いたしまして
(PODさん、JINN君、感謝です!)
命中精度アップのための新たな発想も
いくつか頭に浮かんでいるのです。

しかし既に書きましたように、
それらを試すプロセスをご紹介するために
これ以上項を割いていたら、
いつまで経っても他のテーマに進めませんからね。

試行錯誤は無論今後も続けますが、
納得できる成果を上げることが出来るまでは、
マルシン電動UZIについての記事は
しばらくお休みとさせていただきます。

今までご愛読くださったUZIファンの皆様、
本当にありがとうございました。
これからも何卒よろしくお願いいたします!

さて、次回のお題は今のところ未定なのですが、
今後の方針というか予定というか、
そのあたりを書いてみようかと考えております。

やりたいことは、まだまだ山ほどありますからね。  

Posted by カズヤ at 02:50Comments(4)性能、検証

2012年02月10日

マルシン電動UZIについて その88 総括と今後4-1



さてさて、今回こそはのマルシン電動UZIラスト記事です。

ただ、先日頂戴したコメントへの返答にも書きました通り、
新たな展開に進むために一旦区切りを着けるだけで、
今後マルシン電動UZIに関する話題を
取り上げないわけではありません。

新たに入手したパーツもあることですし・・フフーフ!
と、これについては今回の最後に書くことにして、
話しの続きを進めて行きましょう。



何らかの調整を加えて試射するたびに
ゼロインが大きく狂っていたのは、
ドットサイトをレシーバーカバーに
マウントしていることが原因だったと、
遅ればせながら気が付きまして・・・



無論、この安物レプリカのドットサイトにも
性能面の問題は多分にあるとは思いますが、
レシーバーカバーのズレをなんとかしないことには、
命中精度もへったくれもありませんからね(涙)

この件について調べていたところ、
下のような動画を見つけたのですが・・



登場するUZIはメチャクチャにカッコイイものの、
実銃でもこの方法ではダメなんじゃないかと思いますね。

こちらも実銃用のマウントなのですが、





レシーバーカバーに固定した上で、
アッパーレシーバーも抱き込む構造の
このマウントなら・・



上イラストの赤矢印で指した部分を
左右から押さえることが出来るので、
レシーバーカバーのズレが
かなり解消されると思われます。

しかし、レシーバーカバーを脱着する必要がある以上、
この部分を完全に固定するわけには行きませんから、
これが完全な正解とは言い難いものがありますね。

ここでちょっと整理してみましょう。
 
マルシン電動UZIのレシーバーカバーは
一旦閉じてしまえばさほどズレることは無いのですが、
脱着を繰り返す度に微妙に位置が変わってしまいます。



バッテリーを外付け仕様として、
ホップアップの調整も決めてしまえば、
そう頻繁にレシーバーカバーを開くことも無いのですが、
何らかのトラブルが発生した場合、
これを開けないことにはどうにも解決出来ません。

そして一度開閉したが最後、
搭載した光学サイトのゼロインは
大きく狂ってしまうというわけですね(涙)

これはマルシン電動UZIに限らず、
後に取り上げる予定のマルイ電動UZIでも
まったく同じことが言えるので、
なんとしてもここで解決しておきたいところです。

新たなアイディアを求めて、
UZIフォルダの中の膨大な画像を見直してみたところ、
こんなマウントを発見しました。



AK系の銃に良く見られるようなサイドマウントですね。

どうやらグリップフレームと
アッパーレシーバーの固定用ピンを利用して、
マウント本体を取り付けている様子ですが、
これで強度は確保出来ているのでしょうか??



また、レシーバーカバーを
後方から持ち上げて開閉する都合上、
光学サイトのマウント位置が高くなっており、
中、近距離を撃つエアガン用としては
不向きなレイアウトと言えるでしょう。
発想は悪く無いんですけどね。

さてどうしたものかと悩んでいたところ、
かの有名なuzitalkのギャラリーに
こんなマウントがあったのを思い出しました。



と、スミマセン! ここで一旦区切ります!
この先も書き進めているのですが、
文章、画像点数ともに多すぎるので、
ここまでを一度アップして、
今夜中に続きを仕上げてもう一度更新します。

豪華2本立てだと思って(汗)
とりあえずここまでをお楽しみくださいませ。

今夜は寝かさないぜベイベー!!(笑)
  

Posted by カズヤ at 22:24Comments(0)性能、検証

2012年02月06日

マルシン電動UZIについて その87 総括と今後3



さてさて、今回も前置き無しで参りましょう。

少ない手間と安いコストで手軽に出来て、
わずかながら確実に命中精度が向上するという、
ガラスチューブを使ったチェンバー部分の改良法。





「その82 命中精度向上計画9」にて
その効果のほどは詳しくご紹介しておりますが、
ここに至るまでの過程において
最も悩ましかったのは、
グルーピングチェックの度にかかる
ドットサイトのゼロインの手間でした。



上は、以前にもご覧いただいた
ノーマルパッキンとガラスチューブ使用時との
それぞれのグルーピングを並べた画像です。

チェンバーパッキンが違うとは言え、
同じ銃、同じドットサイトで撃っていながら、
画像上半分では狙点から左上に、
下半分では大きく左下方にと、
着弾点がずれているのがわかりますね。




上は毎回のテストで使用して来たドットサイトです。

葉隠マッチの参戦記にも書いたのですが、
安物の中華レプリカであるこの製品を
マッチ用として信頼することはとても出来ません。

赤羽射撃場に出向いてのグルーピングテストの度に
着弾点を修正しなければならないのも、
電車とバスでの移動の際に、
振動や衝撃で調整が狂っているのだと思っていました。

だったらUZI本体のアイアンサイトで
狙って撃てばいいだろうと思われるかもしれませんが・・・





そもそも近距離戦用のサブマシンガンだけあって、
簡素な造りのフロント、リアの両サイトでは、
銃を固定しない状態での8mからの精密射撃は
さすがに無理というものです。



と、ちょっと話しが逸れたのですが、
ガラスチューブの投入でとりあえずの成果が見られた
今年初めての赤羽根射撃場でのテストの際、
ゼロインを行いながらふと気が付いてしまいました。

「そもそもマウント方法に問題があるんじゃね?」

過去記事で詳しくご紹介しておりますが、
私のマルシン電動UZIは、
レシーバーカバーにネジ止め用の穴を開け、
ガッチリ固定した20mmレールマウントを介して、
ドットサイトを搭載しています。



ドットサイトのマウントも
ノーベルアームズ製品を奢って、
万全の固定方法だと安心しきっていたのですが・・



それを載せているレシーバーカバーが
ラッチひとつで簡単に脱着出来るという事実が
完全に頭から抜け落ちていました。

どれだけしっかりドットサイトを固定しても、
それをマウントしているレシーバーカバーを
毎回カパカパと開閉していたら、
ドットサイトを脱着しているのと変わりませんよね。



何故こんな簡単なことに気が付かなかったのかと、
己の間抜けぶりにしばし呆然としてしまいました。

高価なドットサイトを買う前に気付いたのが
せめてもの救いと言えるかどうか・・・(汗)

気が付いた後で改めて確認してみたところ、
閉じた状態のレシーバーカバーに
上下のガタはまったく見られなかったのですが、
リアサイト下のラッチで固定された部分が
わずかに左右に動くことがわかりました。



せいぜいが0.3mm程度のブレなのですが、
8m先の着弾点に影響を及ぼすには
充分過ぎる誤差と言えるでしょう。

ドットサイトの信頼性を云々する以前に、
自分の意識の低さにこそ問題があったわけで、
己の仕事の詰めの甘さに、
今更ながら大いに反省いたしました(涙)

ではどうすればその誤差を解消して、
安定した着弾を得られるのか。

これについての解答をなんとかひねり出したのですが、
残念ながらここでお時間となりました。

・・というのは冗談ですが、
その解答をご紹介するにはいくらなんでも長過ぎるのと、
昨日ヤフオクにてマルシン電動UZIに関わる
とんでもない品物を落札してしまいましてですね・・

「入魂のラスト記事」などと書いておきながら
なんとも気恥ずかしい限りなのですが、
総括と今後についての話し、
次回もう1回だけお付き合いお願いいたします。

今度こそ最後です!
って、どこかで聞いたコピーだな~(汗)  

Posted by カズヤ at 23:24Comments(2)性能、検証

2012年02月03日

マルシン電動UZIについて その86 総括と今後2

さてさて、今回も前置き無しで参りましょう。
まずは下の画像をご覧ください。



いつものマルシン電動UZIと並んでいるのは、
東京マルイ製の電動M4A1 R.I.S.
ヤフオクで入手した中古品です。

当ブログにM4の画像を載せるのは
これが初めてかもしれませんね~(笑)

何故このタイミングでM4かと申しますと、
東京マルイ製の長物電動ガンの安定した性能の秘密
(大袈裟ですか?)を探るべく、
アフターパーツが最も豊富なこの機種を
入手してみたという次第なのです。

欲しかったのはメカボックスとチェンバー
(バレルも含む)周りだったので、
ちょこっと試射をした後、速攻でバラして、
R.I.S.を含むフロント、アッパーまわりは
ヤフオクで売却しちゃいました。



いずれキチンとしたM4を1挺
組み上げるつもりではいるんですけどね。

で、入手したM4を分解しまして、
まずはバレルの内径を測ってみました。





手持ちの安物ノギスでは正確な数値を
知りようも無いのですが、大体の目安として
マルシンUZIバレルがマルイM4バレルよりも
0.05mm程度太い(内径が大きい)ようです。

アームズマガジン2010年2月号の記事によれば、
マルイ製電動ガンのインナーバレルの内径は
6.08mmと言われているそうなので、
0.05mmプラスすると、6.13mm。

今の感覚からすると、
ルーズな部類に入るバレルと言えますね。
集弾性が今ひとつなのは、
これも原因なのでしょうか。

次にチェンバー周りをじっくりと観察してみたのですが、
やはりマルシン電動UZIに流用するのは
かなり難しそうな雰囲気でした。
さすがにある程度予想はしていましたけどね(涙)

あれこれ考えて煮詰まった頭を整理するために、
マルイM4とマルシンUZIのチェンバー構造を
イラストに起こしてみたのがこちらです。



あくまで概念図なので、
細部の違いについてはご容赦ください(汗)

後方から伸びたエアーノズル先端が
チェンバーパッキンで密閉されるところは
両者とも同じなのですが、
BB弾に上向き回転を与える部分の構造が
決定的に違っているのがわかりますね。

マルイM4はバレル末端上側の窓ごしに、
それもクッションラバーで柔らかく押し付けられた
チェンバーパッキンでBB弾をホールドしています。

つまりは、エアーで射出された時点から
上向き回転が加わっているわけですね。

対してマルシンUZIはどうでしょうか。

まずチェンバーに送りこまれたBB弾は
ホップラバーまでの空間で自由な状態にあります。

そしてエアーに押し出されたBB弾は、
金属製のネジでダイレクトに押し下げられた
ホップラバーに引っかかる形で
上向き回転を与えられます。



これが「つまづきホップ」と呼ばれる所以ですね。

チェンバーパッキンから開放された後は
銃口までストレートに進んで行くマルイ方式と、
そもそもホールドされていない状態から押し出され、
ホップラバーにぶつかって進んでいくマルシン方式。

命中精度の面において
どちらが有利な構造なのかは、
もはや論じるまでもありませんよね。



マルシンUZIのチェンバーブロックを
上イラストのように改造出来れば、
まさに理想の電動UZIが完成すると思うのですが、
かなり本格的な工作機械が無ければ
これを造ることはかないそうにありません(涙)

何しろマルシンUZIは
チェンバー周りの構造が特殊に過ぎるんですよね。

給弾がチェンバー上方から行われるというのも、
ノズル直前部分にホップアップ機構が
設け難い原因のひとつとなっています。



あわよくばマルイM4のバレルと
チェンバーパッキンを流用したいとも思ったのですが、
残念ながらマルイのバレルは外径が太く、
マルシンUZIのチェンバーには入りませんでした。

まぁ、物事そう上手くは運びませんよね(泣)



ちなみに上はマルイ製ハイキャパシリーズの
チェンバー構造を描いてみたものです。

基本的にはM4と同じで、
待機状態のBB弾はチェンバーパッキン内側の
突起部分によってのみ保持されていますね。
この構造をマルシンUZIに取り入れたいのですが・・

以上、マルイ製エアガンとの比較で、
マルシン電動UZIが今ひとつ当たらない原因が
おわかりいただけたかと思います。

同時に、物足りない命中精度を
どうすれば決定的に改善出来るのか、
その方法も見えたとは思うのですが、
かなりの難易度が伴うこともはっきりしました。

はい、ここ重要なので忘れないように(笑)
「難易度が高い」というのは、
「不可能では無い」という意味でもありますよね。

それを実現するための試行錯誤に
どれだけの時間がかかるかわからないので、
マルシン電動UZIの記事は一旦区切りをつけますが、
いずれ必ずこの続きをご報告すると約束いたします。

おれは・・・やるぞ!!

ウージー王に、おれはなる!!!!

はいはい、どうぞご自由に(笑)

と、いつにも増して長い記事になりましたが、
実はこれで終わりではないんですよ。

命中精度向上のために
現状打てる最良の一手である、
チェンバー部分へのガラスチューブの投入。



この加工を施したマルシン電動UZIの、
最高のパフォーマンスを引き出すための考察を、
次回もう1回だけ書かせていただき、
これを持って本当の完結にしたいと思います。

入魂のラスト記事、
ちょっとだけ楽しみにお待ちください!

  

Posted by カズヤ at 21:23Comments(9)性能、検証

2012年01月31日

マルシン電動UZIについて その85 総括と今後1



スプリングとピストンの話しを途中に挟んでと、
ちょいと寄り道してしまいましたので、
今回は前置き無しで本題に入りましょう。

「その82」でひとまずの成功を見た
ガラスチューブ仕様での命中精度向上計画。

今回のシリーズではその結果も含め、
今までの様々な検証結果を見直して、
マルシン電動UZIというエアガンに対する
一応の結論を出してみようと思います。

過去記事の説明と重複しますが、
まずは下のイラストをご覧ください。



ノーマル状態のマルシン電動UZIは、
チェンバーに送り込まれたBB弾が
どこにもホールドされておらず、
下イラストに示したバレル内21mmの空間を
コロコロと動いている状態にあります。



給弾ノズルが前進しきった直後に
エアーで射出されているとはいえ、
これでは命中精度が安定しないのも
頷けるというものですよね。

そこで講じたのが、
懐かしいガラスチューブを使った方法。


 イラスト中、緑色で描いた部分がガラスチューブです

本来のチェンバーパッキンの内側に
ガラスチューブをはめ込むことで
BB弾をやわらかく保持し、
射出位置のバラつきの解消を狙ったわけです。



上がそのノーマル状態とガラスチューブ仕様での
グルーピングの比較なのですが、
狙い通り若干タイトになっているのがわかります。

ただやはり、長物の命中精度としては
今ひとつパッとしませんよね。



参考までに、昨年末の横浜PMC11thにて使用した
マルイハイキャパ自家製カスタムの
製作途中のグルーピングテストの結果を見てみると・・



中央の黒丸は直径20mm程度ですが、
7mからの依託射撃で5発撃ってのこの精度。



同じ距離からスタンディングで
かなり無造作に撃ってもこのグルーピングです。

着弾が右に逸れているのは
ゼロインが出ていないためですが、
距離が8mになったところで、
極端に広がることは無さそうですよね。

ブローバックガスガンでこれだけの精度が出てしまう
東京マルイ製品の恐るべきクオリティと較べるのも
可哀想ではあるのですが、
正直もうちょっと何とかしたいところです(涙)

これまでの検証記事で、
上述したガラスチューブの投入だけでなく、
バレル内側の清掃やシリンダーを含めた
チェンバー周りの気密アップ処理等、
打てる限りの手はすべて打ったと自負しております。





それでも満足の行く命中精度が得られない現状、
辿り着く結論はただひとつ。

マルシン独自のスーパーソニックバレルの構造。
これがBB弾の直進性を損ねていると
言わざるを得ないでしょうね。



いや、勿論わかってはいたんですよ?

それでも少しでも何とかならないかと
ここまで足掻いて来たのですが、
やっぱりダメなものはダメでしたね~(涙)

では、マルイ製品が良く当たるのは何故なのか。
マルシン電動UZIを当たる銃にするためには
どうすれば良いのか。

次回はその可能性を探ってみようと思います。

マルシン電動UZIの話し、いよいよラスト間近です!  

Posted by カズヤ at 20:59Comments(2)性能、検証

2011年11月18日

マルシン電動UZIについて その69 ギアボックスの再検証4



上のイラストはネットで拾ったものですが、
こうして見ると、UZIという銃が
いかにシンプルな構造なのかが良くわかりますね。

かつてモデルガンのUZIを撃ちまくっていた頃は、
当然ながら毎回完全に分解掃除していたので、
目をつぶってでも組み立て出来るレベルに達していました。
今となっては何の役にも立ちませんけどね(笑)

いずれモデルガンのUZIもご紹介したいところですが、
さすがにニーズは少ないかな・・・??
それ以前に、実家のどこかに埋もれてしまった
いくつかのパーツを掘り起こさねば・・・

と、いつも通り前置きが長くなる前に本題に入りましょう(汗)
今回はトリガースプリングの組み付けをご紹介いたします。



トリガースプリングに触れる前に、
下画像中央に見える真鍮製の軸を
ギアボックスに挿し込んでおきます。



この軸にトリガーをセットすることになるので、
先に用意しておく必要があるわけですね。

では、トリガースプリングの組み付けに移りましょう。

まずはトリガー右側面に
下画像の形でスプリングをセットします。



上の位置関係を保ったまま、
トリガーをギアボックスに組み付けます。



次に上画像の赤矢印で指したスプリング先端を
下画像のように引き上げて・・



下のようにギアボックスから生えている
円柱状のボスに引っ掛けます。



これでトリガーまわりの組み付けは完了。
特に悩むようなところはありませんよね。

ちなみに完成状態のスプリングは
下画像のような形に納まっているはずです。



と、以上でスプリング類の組み立てはすべて完了。
以前の分解編と合わせてお読みいただければ、
マルシン電動UZIの分解で迷う部分は無いと思います。

タペットプレートや逆転防止ラッチについては
解説を省略させていただきましたが、
これらはネジ1本で止まっているだけですし、
通常、分解の必要は無い部分ですからね。

最後に、今回の検証でわかったことをひとつだけ。

ギアボックスに組み付けられている軸受け部分は、
磁石がくっつくところを見るとスチール製のようです。







この、いわゆるメタル軸受けですが、
かなりの工作精度でハメ込まれているので、
自然に外れて来た場合はともかく、
しっかりハマっている物については
下手に外さない方が良いと思われます。

私は一箇所だけどうにもまっすぐにハマらなくなり、
ハンマーで打ち込むことになったのですが、
どう考えても好ましくない事態ですので(涙)
皆様は充分気を付けてくださいね。

以上、これにてギアボックスの再検証編は終了です。

先にも書きましたが、過去の記事との合わせ技で、
「マルシン電動UZI解体新書」と言えるだけの内容は
ご紹介出来ただろうと自負しております。

しかし、徹底検証を進める中で判明した、
BB弾を保持するパッキンが存在しないという
チェンバー部分の特殊な構造。



これをなんとか出来ないものかと、
日々足りない知恵を絞りまくっているのですが、
流用出来るゴムパッキンがなかなか見つからないんですよね(泣)

長さ8mm、内径6mm、外径8mmの
チェンバーパッキンを使っている市販の銃。
もしくは同等のゴムホースの小売情報を
ご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非ともご一報くださいませ。

パワーロスを減らした上で、
命中精度をもうひと息高めるためのアイディアを
是非とも試してみたいので、
皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたしますです。

次回のネタは今のところ未定ですが、
まだちょっとだけ美味しいネタが残っておりますので(笑)
マルシン電動UZIの話、今しばらくお付き合いくださいませ。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(0)性能、検証

2011年11月15日

マルシン電動UZIについて その68 ギアボックスの再検証3

本題の前にちょっと余談にお付き合いください。

皆様とっくにご存知のことと思いますが、
我らがマルシン工業様の野心作。
M1カービンCDXが間もなく発売されるようですね。


 画像はマルシン工業様サイトより拝借

マルシンさんが公開されている動画で見られる
CO2カートリッジを使用したブローバックの快調さといったら!
長物ガスガンの新たな可能性を目の当たりにした思いですよね。

その昔、マルシンさんが発売した
エアーコッキング式のM1カービンがあったのですが、
あれを手に入れた時の感動は今も鮮明に覚えています。

美しい仕上がりの木製ストックと、
当時では珍しく金属パーツを多様した機関部。
そしてあの頃では考えられなかった高い命中精度は、
弱いパワーや激重のコッキングを補ってあまりある
魅力に満ち溢れていましたねー。

確か私が18才の時だったと思いますが、
バイト代で買ったそのM1カービンを
1日中眺めてはニヤニヤしていたものでした(笑)

そんな思い出話しはさておくとして、
個人的に非常に気になってしまうのは、
このCO2を使ったM1カービンが成功したら、
新たなガスブローバックUZIの登場も
有り得るのではないかということです。

無責任な妄想でしかないのは百も承知ですが、
UZIという銃に拘って来たマルシンさんの歴史を鑑みるに、
決して有り得ない話しではないと考えてしまうのは、
マルシンファンとしては当然なことですよね?
え? そうでもないって??(汗)

初っ端から長々と語ってしまいましたが、
私と思いを同じくする方はきっといらっしゃると思います。

新たな可能性を見せてくれたマルシンさんには、
是非とも頑張っていただきたいですね!

ところで今度のM1カービンの機関部ってば、
レンジャーカービンのストックに入るんですかね?
未だに実家に死蔵してるんですよね・・


と、長すぎる前置きはこれくらいにして、
前回の続きを進めましょう。



今回は上画像にある、マガジンセーフティーに
テンションをかけているスプリングの組み付けです。

マガジンセーフティーは本来
プロペラシャフト基部ブロックの下に収まっているもので、
ここまでの分解は通常必要ないのですが、
スプリングだけが外れてしまうこともありますので、
一応紹介させていただきますね。



まずは上画像のように、ギアボックスから生えている
円柱状のボスにスプリングを通しましょう。
この際、赤矢印で指した小さい突起と
スプリングの位置関係に注意してください。



ちょっとややこしくて恐縮ですが、
本来は上画像のようにマガジンセーフティーが
先に組み付けられていますので、
小さい突起の下からスプリング先端を引き上げて、
赤矢印の位置に引っ掛けてやります。



これにより、マガジンセーフティーに
上画像のような下向きのテンションがかかるわけですね。

ちなみに、プロペラシャフト基部ブロックとの位置関係は
本来下画像のような状態になっています。



ここまでの画像ではマガジンセーフティーを
指先で押さえていますが、
下画像のようにトリガーをセットすれば、
マガジンセーフティーがトリガーにかかって
スプリングのテンションを受け止めてくれます。



ただ、上の状態ではトリガースプリングが入っていないので、
このままでは所定の位置に止まりません。

といったところで、今回はここまで。

次回はそのトリガースプリングの
組み付けについてをご紹介する予定です。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(2)性能、検証

2011年11月12日

マルシン電動UZIについて その67 ギアボックスの再検証2



前々回の記事にてご紹介したクリンコフですが、
無事に身請け先が決まりまして、
本日九州方面へと旅立って行きました。
新しいご主人様に可愛がってもらうんだよ・・・(涙)

しかしクリンコフの画像を掲載しただけの記事が
普段のざっと2倍のアクセス数という結果を目の当たりにして、
さすがにちょっと考えてしまいました。

UZIばかりに拘るのはそろそろ・・やめ・・やめ・・・

やめなーい! ヒーハー!!(もうヤケクソ)

でもまぁ、他の銃のネタも時々挟もうとは思いますけどね。
って私、UZI以外の電動ガン持ってないんですけど!!(笑)


さてさて、アホな冗談はこれくらいにして
ギアボックス再検証の続きを進めましょう。

今回はギアボックスの組み立てに際して
混乱しやすいと思われるスプリング類の
組み付け方法について解説したいと思います。



上画像中、黄色く囲ったスプリング(トーションバネと呼びます)は、
逆転防止ラッチに下方向へのテンションをかけるためのものです。

このスプリングがちょっと変則的な形で
組み付けられているため、一旦取り外すと
元に戻す際に戸惑うんですよね。

まずは下画像のようにギアボックスから出ている
円柱にスプリングの丸い部分を通して、
前方に伸びた一端を逆転防止ラッチに引っ掛けます。



この際スプリングの向きに注意が必要ですが、
逆向きだとラッチに引っ掛けることが出来ないので、
これはすぐにわかるかと思います。

次にもう一方の先端を下画像のように
下方向にグイッと曲げて、



下画像の赤矢印で指した部分にひっかけます。



これでホント合っているの?
と不安になるような配置なのですが、
ギアボックスを組み立てればキッチリ収まりますので、
下画像のようにハマっていればオッケーです。



かなりの露出オーバーなのですが、
下の画像をご覧いただくと、
スプリングの位置関係が良くわかるかと思います。



と、今回の記事はここまで。

もったいつけるわけではないのですが、
どうも1回分の記事が毎度長過ぎる気がするので、
ちょっとテンポを変えてみる実験です。

結果的にブログを長く続けることにも繋がりそうなので、
何卒ご容赦くださいますようお願いいたしますです。

次回もスプリングの組み付けについて解説いたしま~す。
  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(2)性能、検証

2011年11月09日

マルシン電動UZIについて その66 ギアボックスの再検証1



前回は突然のクリンコフ紹介記事にて
大変失礼いたしました。

当ブログ開設以来、初めて取り上げたUZI以外の銃の記事。
その更新直後のアクセス数が、時間当たり
普段の倍以上のスピードで伸びるのを見て、
ちょっと複雑な心境になったことは言うまでもありません(涙)

しかし、私の作ったカスタムAKに
多くの方が興味を持ってくださったのが
嬉しかったのは紛れも無い事実です。

ストック基部の製作過程も撮影してありますので、
リクエストいただけるようでしたら、
そのあたりも改めてレポートしたいと思います。


さてさて、今回からは通常業務(?)に戻りまして、
残りわずかとなったマルシン電動UZIの検証を
粛々と進めて参ります。

以前、分解編の記事中にて
撮影し忘れたまま組み立ててしまった
プロベラシャフト基部のブロック。

今度は忘れずに撮影しましたので、
改めてご紹介させていただきます。



ちょっと露出がダメな画像ですが、
ギアボックス右側面にある赤矢印で指したピンを
軽く打ち込んで引っ込めることで、
画像中央の大きなマイナスネジが外せるようになります。



するとギアボックス内、プロペラシャフトの
基部ブロックが取り外せるわけです。
これを前回撮影せずに組み立ててしまったんですねー。



プロペラシャフト先端のジョイントパーツは、
上画像のイモネジを外すことで取り外せます。
これを外すと、下画像のように



プロペラシャフトが基部ブロックから抜き出せます。
通常、ここまでの分解は必要ありませんけどね。

ちなみにこのギアボックスは
以前ご紹介したトラブルに見舞われた個体の物で
マルシン電動UZIについて その12 分解編8
ご参照ください)、ピニオンとベベルの両ギアは、
下画像のように無残な状態になっていました。





ふと思いついて試したところ、
ピニオンギアとベベルギアだけは
下画像のように磁石が吸い付きましたので、
この両者のみスチール製と思われます。





しかし、予備パーツが手に入らない現状、
これらのギアはどうすることも出来ません。

そんな事情で、このギアボックスを
部品取り用とするために完全分解した次第なのです。

マルシン電動UZIはやはり、一家に最低3挺無いと不安ですね。
え? そんなヤツはお前だけですって??(汗)

話しを戻して、他のギアに関してですが、
こちらは大きな磨耗も変形も見られず
非常に程度がよろしいため、
予備パーツとして大切に保管することにしました。


 スパーギア


 セクターギア

それぞれの歯数を一応書いておきますと、

・ピニオン 12枚
・ベベル内 8枚 外 30枚
・スパー内 20枚 外 30枚
・セクター内 32枚 外 9枚

以上、このようになっていました。
減速比等計算しても較べるものが無いので、
今回は割愛させていただきます。

べ、別によくわからないわけじゃないんだからねッ!(汗)

と、最後に変なことになっちゃいましたが(笑)
以前の記事でスルーしてしまった部分は
なんとか補完出来たように思います。

ただ、プロペラシャフト基部の分解については
よほどのトラブルでも起きない限り
触らない方が無難でしょうね。

もし当ブログでご紹介した症状以外のトラブルが
発生した場合は、全力で対処方法を検証したいと思いますので、
コメント欄にてでも、是非お知らせくださいませ。

ギアボックスの再検証、次回も続きます。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(0)性能、検証

2011年10月24日

マルシン電動UZIについて その65 近距離での命中精度2

実は昨夜遅くに気付いたのですが、
当ブログの総アクセス数がいつの間にか
2万ヒットを超えておりました。

つい先日開設1周年を迎えた矢先の事に、
盆と正月が一度にやって来たような心境であります。
言うことが古いなー(笑)

冗談はさておき、
マルシン電動UZIという過去の製品の記事が
これだけ多くの方々にご覧いただけているというのは、
UZIと同時に、マルシンさんのファンでもある私として、
非常に嬉しい限りであります。

他メーカーのUZIに記事のネタが移っても
同様のアクセスが頂戴出来るよう頑張りますので、
UZIファンの皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします!

それではここから本題です。



やはり命中精度については皆様も関心が高かったようで、
昨夜の記事はかなりのアクセス数でした。
え? 毎回身のある記事を書けって?(汗)

では、もったいつけずにテストの模様をご報告いたしましょう。

ミリブロ内でもかなりの頻度で登場している
赤羽射撃場2階のシューティングレンジ。

今回は標的から9メートルの位置に
下画像のようにカラーボックスを置かせてもらい
UZIをしっかり支えた状態で実射しました。



標的は、狙点として黒丸を描いたB5サイズの紙を使用。
フォーリングプレートの台座にぶら下げています。



ちゃんとプリントアウトした的紙を用意しておいたのに
当日あっさり忘れてしまい、フロンティア近くのコンビニで
ペンとノートを買って即席の的紙としました(汗)

テストに使用したのは下の2挺。



言うまでもなくどちらもマルシン電動UZIなのですが、
両方ともに以前の記事でご紹介した気密アップ処理を施しています。

ワイヤーストックの方にはKM企画さんの
カスタムシリンダーが入っていますが、
グルーピングにはあまり関係無さそうですよね。

まずはドットサイトのゼロインから始めたのですが、
そもそも不安定なレシーバーカバーに載せているため、
今ひとつ決定的なポイントが得られず、
かなりの時間を費やしてしまいました。

ちなみに前回ちらっと書きました、
ホロサイトタイプのドットサイト。
9メートルの距離からB5サイズの紙を見ると、
下のような雰囲気になります。



よく見ると小さいドットが中央の縦に3個並んでいるのですが、
咄嗟のサイティングではとても見つけられるものではなく、
少なくとも10メートル以上の精密射撃には
不向きであることがわかりました。

あくまで安物レプリカの一例に過ぎない話ですけどね。

そんなわけで改めてあれこれと組み替え、
下画像の姿にセッティングし直しました。



どこがどう変わったのかさっぱりだろうと思いますが(涙)
実は前出の2挺をほぼ全バラした上での組み替えなのです。

とにかく最良の1挺を仕上げることが目標なので、
出来ることは全部やろうという意気込みで頑張っております。

さらに地味な変更ですが、
ドットサイトのマウントを下画像の物に変えました。



このマウントでドットサイトを載せたことで、
下画像のようにもともとのアイアンサイトが
ギリギリ使えるようになっています。



画像ではフロントサイトにピントが合っていませんが、
肉眼であればしっかりとサイティング出来るので、
ドットサイトにトラブルが起きても闘いを続けられるわけですね。

と、なんだかんだと長くなってしまいましたが、
さんざん時間をかけてゼロインした後
前述の条件にて真剣に撃ち込んだグルーピングが下画像です。



5発のつもりが勢いあまって6発撃っておりますが(汗)
大体手のひらサイズといったところでしょうか。
正直、もうちょっと当たって欲しいところですよね。

そこで、命中精度にかなりの影響を及ぼすアウターバレルを、
自作のサイレンサーアダプター仕様の物から
未加工の純正パーツに付け替えてみました。

その結果がこちらです。



条件を同じくするため、こちらも6発撃っています。
着弾点が若干下がったものの、
グルーピングは確実に向上しましたね。
どうやら自作アダプターは精度が出ていなかったようです(涙)

ちなみに上の的紙、
赤くマーキングした場所以外にも穴が開きまくっていますが、
これはグルーピングテスト後に撃ったもので、
精度とは直接関係ありませんので念のため。

アウターバレルの付け替えに手ごたえがあったので、
ドットサイトのエレベーションを調節し、
同じ距離からのスタンディングで撃った結果がこちらです。



1秒1発程度のテンポで適当に撃ちこんだのですが、
あのチェンバーの構造を考えたら、
これだけ当たれば上等といったところでしょうかね・・
現状ではこれ以上の精度は望めないものと判断し、
ここでセッティング完了としました。

最後に下の動画をご覧ください。
小型のビデオカメラをアウターバレルの上に左手で固定して、
約8メートルから実射している様子です。



的紙のどこに当たっているかは見えないものの、
下画像のフォーリングプレートを確実に倒せるだけの精度は
なんとか出ているのがおわかりいただけると思います。



ちなみに、上の標的よりもふたまわり大きい
スチールプレートも撃ってみましたが、
こちらはよほどのヘマをしない限り百発百中でした。



合計3時間半に及ぶ苦闘の末、
私の持つマルシン電動UZIの中で最も精度の高い1挺が、
下のような形でようやく仕上がりました。



さんざんあれこれいじり倒した結果、
意外にオーソドックスな姿に納まりましたね。

余った(?)パーツでこんなUZIも組んでいます。



ホロサイトタイプで狙い難くはありますが、
そこそこタイトなグルーピングを出せるように仕上げています。

こちらは、先の1挺にトラブルが発生した時のための
予備のつもりで組み上げました。
そう、何があってもUZIで闘うために・・・

前回からの記事でご覧いただいたように
必死でセッティングを煮詰めたのは、
ストライク アンド タクティカルマガジンさん主催の
第1回「葉隠マッチ」に、
マルシン電動UZIで参加するためだったのです。

ハイパー道楽さんが既にレポートを上げてくださっているので
(YASさん仕事速過ぎ!!)
是非ともご覧いただきたいのですが、
あの超絶難易度のステージにマルシン電動UZIは通用したのか?
それ以前に、私、出二無カズヤは太刀打ち出来たのか??

その結果は、次回詳しくご報告いたしますので、
ちょっとだけ楽しみにお待ちくださいませ!!  

Posted by カズヤ at 01:11Comments(0)性能、検証

2011年10月22日

マルシン電動UZIについて その64 近距離での命中精度1



今回はちょっと予定を変更しまして、
今まで触れることが出来なかったマルシン電動UZIの
近距離での命中精度についてレポートいたします。

以前、チェンバーまわりの構造を検証した際、
チェンバーパッキンがBB弾を保持しないという
独特な構造が判明したわけですが、
その構造で命中精度が望めるのかという点が
記事を書いて以来の気がかりでした。



長物電動ガンとして最低限の精度が出ていないとしたら、
それは飛距離を云々する以前の問題で、
これを解決しなければマルシン電動UZIに未来はありません
(もうとっくに生産されていませんが/涙)。

このモヤモヤした気持ちにケリをつけるため、
10月某日、皆様ご存知の赤羽射撃場に下画像の2挺を持ち込み、
じっくりと命中精度の検証を行って参りました。



前回記事の最後でもご覧いただいた画像ですが、
実はこれ、赤羽射撃場で撮ったものだったのです。

やはり実際にレンジで撃ってみると、
机上では見えなかった事実が明らかになるものですね。

ホロサイトタイプのドットサイトが
プレートマッチには不向きなことや、
10メートルの距離ではバックアップサイトの狙点と
実際の着弾点の差があまりに大きいため、
使い物にならないこと等がわかりました
(さすがにこれは予測出来ましたけどね)。

また以前の記事で、面ホップの効果を狙って
ABSチップを入れた件についてですが、
これも飛距離を云々する以前に、
約10メートル先のB5サイズの標的すら
まともにヒット出来ないことが判明しました(涙)



どうもホップ用ラバーを不規則に変形させているらしく、
弾道が一発ごとに右へ左へ、上に下にと乱れに乱れて、
まったく話しにならないのです。

ABSチップを用いた面ホップ効果の実験は
どうやら失敗だったと考えるのが妥当でしょう。

下手の考え休むに似たりとはまさにこの事ですが、

「この方法が上手く行かないことがわかったのだから、
失敗ではなく、成功なのだよ!」

と、昔の発明王も言ったことですし(笑) 
実際、失敗の中から見えたこともありました。


 そんなこともあるよね~(汗)

テスト中、ホップ調整ネジの回転をワンクリック誤ると
即、弾詰まりが発生するため、その都度レシーバーカバーを開けて
給弾用のパイプスプリングをチェンバーブロックから外していました。

その時は「困ったもんだ」くらいにしか思わなかったのですが、
これがサバゲやマッチの最中だと考えたら、
かなり致命的なことではありませんか。



一般的な構造の電動ガンであれば、
マガジンを抜いてレシーバーを叩くことで
チェンバーの弾詰まりを解決出来る可能性がありますが、
マルシン電動UZIの場合そうは行きません。

例えマガジンを抜いても、給弾用のパイプスプリングに
BB弾がぎっしり詰まった状態は変わらないため、
チェンバー部分に詰まったBB弾は
パイプスプリングを外すか、ホップ調整ネジを緩めるかの
いずれかの方法で排出するしかないのです。

もっとも、今回のように余計なことをしない限り
そうそう弾詰まりが起きることもありませんから、
これをそのまま弱点と言うつもりはありませんが、
マルシン電動UZIで闘うに当たっては、
必ず頭に置いておくべきポイントだと思います。

と、例によってなかなか核心に触れられないまま
こんな長さになってしまいました(汗)

実射の結果は次回詳しくご報告いたしますので、
今しばらくお待ちくださいませ。

  

Posted by カズヤ at 00:58Comments(0)性能、検証

2011年09月17日

マルシン電動UZIについて その53 内部カスタム4



「お前は何やってんだー??」

と、画像中の兵隊さんも言っている気がしますが(汗)
前回の記事中、社会的に不適切な部分がありまして
一部内容を修正させていただきました。

ご指摘くださった読者様に心より感謝いたしますとともに、
今後記事内容には充分注意して行く所存であります。
お騒がせいたしまして、大変申し訳ございませんでした。

不幸中の幸いだったのは
内部カスタム編に入ってからというもの、
アクセス数がそれまでの半分以下に落ち込んでいたことなのですが、
UZIファンの皆様は、飛距離や命中精度に
あまり興味をお持ちでは無いのでしょうか・・・。

今回の記事も非常に地味な話に終始するかと思いますが、
マルシン電動UZIのポテンシャルの高さを知っていただくためには
何としてもご紹介したい内容ですので、
どうかお付き合いのほどをお願いいたしますです。

さて今回はホップ用ラバーに重点を置いた話です。



下画像のように、ホップ調節ネジがささっている
亜鉛ダイキャストのブロックを銃口側にスライドさせると
(この際、ホップ調整ネジは最大限ゆるめておきます)
ホップ用ラバーが取り外せます。





ここまでは以前の分解編でも解説したのですが、
今回はさらなる検証のために、ホップ調節ネジも分解してみました。

単にドライバーでまわせば外れるのですが、
油断しているとクリックストップ用のピンとスプリングが
かなりの勢いですっ飛びますので注意が必要です。





このネジの先端がホップ用ラバー上面のへこみに当たり、
ネジを締め込むことによってラバーに押し付けられるという仕組みは、
わざわざ解説するまでもありませんよね。





この際ホップ用ラバーに当たるホップ調節ネジの先端なのですが、
下画像のように若干尖っているのがおわかりいただけると思います。



このネジは下イラストのような形で
ホップ用ラバーを押し込んでいるわけですが、
どうせならフラットな先端形状で押し込んだ方が
ホップ用ラバーとBB弾の接触面が均一になり、
より効果的なホップ回転を与えられるのではないでしょうか。



命中精度に関してネットであれこれ調べてみると、
前回の最後にも書いた「面ホップ」や「長がけホップ」
といった方法で高い精度を実現している実例が見受けられます。

これらの方法がそのままマルシン電動UZIに流用出来るのかは
実際まったくわからないのですが、上手く行ったら儲けもの。
失敗したところで、少なくともブログのネタにはなりますので(笑)
ちょいと試してみることにしました。



上の画像は、厚さ1mmのABS板を
4mm径のポンチで打ち抜いた状態です。

この丸く打ち抜いたABS板を、
ホップ用ラバー上面の窪みにピッタリはまるよう
ヤスリで形状を整え、中央を3mmドリルで浅く抉りました。





これを、誰でも知ってる万能接着剤ボンドG17で
ホップ用ラバーの窪みに接着します。





後は元通り組み付けるだけですが、
ついでにチェンバーブロック前後のネジ部分にも
シールテープを巻いてみました。





以上の作業にて、シリンダーからチェンバーまでの気密アップと、
ホップアップ効果の向上を狙った加工がすべて完了しました。

まずはカスタムシリンダーとノーマルシリンダー
それぞれの初速をチェックするわけですが、
前回と同じ過ちを犯さないよう細心の注意を払います。

カスタムシリンダーは、近代化編にて製作したレール付きUZIに。
気密アップを施したノーマルシリンダーは
エイジング加工済みのUZIにそれぞれ組み付け、
両方のホップ用ラバーに前述のABSチップを貼り付けました。
どちらのUZIもメインスプリングはまったく同じ純正の物です。

その上で、両者とも東京マルイ製0.2gベアリング研磨BB弾にて
適正ホップ状態のセッティングを出し、
計測値を比較しても破綻が少ないと思われる状況を整えました。

計測は毎度お馴染み、「akipiro5 弾速計web shop」さんの
簡易弾速計を使用。

それぞれ12~13発ずつ撃ち、あきらかなエラー数値を除いた
10発分の結果を以下にまとめてみました。





まず、ホップ調節ネジを締めすぎた状態での数値
間違いだったことがはっきりわかる結果でホッとしました。

カスタムとノーマルの両シリンダーで
さほど大きな差が出なかったのは意外でしたが、
シールテープで気密アップを図ったのが
効果を上げたものと考えて良いかと思います。
気密アップ以前の初速も測っておくべきでしたね(汗)

と、上の結果をまとめる中で、
ホップ用ラバーのABSチップの有無が
初速にどれだけの影響を及ぼしているのかが知りたくなり、
ノーマルシリンダーのエイジング加工UZIからABSチップを取り外し、
改めて適正ホップを出した状態にて初速を測りました。
下がその結果なのですが・・・



平均4.23m/sも初速が上がっていますね。
同じ適正ホップでも、ABSチップを入れることで
BB弾により強いブレーキがかかっているのは間違い無いようです。

これはつまりABSチップを入れることで
長がけホップの効果が確実に出ていた証拠でもあるわけで、
数値の差がそのまま飛距離の長短に正比例するかどうかは、
実測テストを行ってみないことにはわかりませんよね。

ちなみに、ピストンヘッドの交換による効果は
単純に数値化出来そうにないので
具体的な結果をお伝えすることが出来ないのですが、
おそらくはフルオート射撃時の
初速の安定性等に違いが出るのでしょうね。

ここまでの結果で改めて驚かされるのは、
ホップ用ラバーに引っかかっているだけの状態から射出されたBB弾に、
必要にして充分なだけの初速が与えられているという事実です。

大口径ショートストロークのシリンダーに
何らかのカギがあるのでしょうか。

流速チューンなる言葉もネット上でよく見かけるのですが、
劇的に飛距離が伸びるという実測値も交えた説と、
物理的に有り得ないという説とがあったりして、
私のような無学な者は何を信じて良いものやら・・・(汗)

ともあれ、今回の計測結果を踏まえた上で
安全に長距離射撃を行える場所に乗り込み、
飛距離と命中精度のテスト結果を近日中にご報告いたします。

次回すぐにとは出来そうにありませんが、
場所のアタリはつけていますので、
近く時間を作って行って参ります!

マルシン電動UZIの実射性能をキッチリ確認した上で、
次のUZIによる新章突入と行きたいところですからね。


といったところで、内部カスタム編は終了です。

次回は以前お約束していた、リポバッテリーの接続に関する
新たな試みについてレポートいたします。

もしかしたら、ちょっと驚きの内容になるかもしれませんよ~??  

Posted by カズヤ at 01:16Comments(2)性能、検証

2011年09月14日

マルシン電動UZIについて その52 内部カスタム3

さて今回は、チェンバーまわりの構造を徹底的に検証します。

ちょっと間が開いてしまいましたが、
ムービーメーカーの使い方を勉強したり
下に出て来るイラストを起こしたりと、
その分充実した内容になっていると思いますので、
何卒ご容赦のほどを・・・。

インナーバレルユニットの取り外しについては
「分解編4」をご覧いただくとして、
ここから先の解説にあたり、便宜上それぞれのパーツを
下画像のように呼称いたします。





どのパーツがどんな役割を果たしているか
大体のところはご理解いただけると思いますが、
一般的なマルイ電動ガンタイプと決定的に異なっているのが、
チェンバー内でのBB弾の保持方法なのです。

まずは下の動画をご覧ください。



ご覧いただいたようにホップ調節ネジをゆるめた状態で給弾ノズルを押し込むと、
BB弾はインナーバレル先端からそのまま転がり出してしまいます。

一般的なエアーガンの場合、発射サイクルのある時点で
給弾ノズルに押されたBB弾をチェンバーパッキンが保持するのですが、
上の動画でわかるように、マルシン電動UZIは
ちょっと変わった構造を採っていました。

下画像はチェンバー内部の状態をイラストにしたものです。
一応、原寸と同比率で描いてあります。



上は給弾ノズルが下がりきった状態。
給弾用のパイプスプリングを通って来たBB弾が、
常に1発チェンバーブロックに納まっています。

下は発射サイクルが開始され、
給弾ノズルが前進しきっって、後退したピストンが
セクターギアから開放される直前の状態です。

この時のチェンバーパッキン部分を拡大してみると



上のように、BB弾はチェンバーパッキンを離れ、
インナーバレルの中に「ただあるだけ」の状態になっています。

つまり、マルシン電動UZIのチェンバーパッキンは
一般的なエアーガンで言うところのそれでは無く、
前進した給弾ノズルとインナーバレルの気密を保つためのパッキンだったのです。

これは分解したチェンバー周りのパーツを採寸して
イラストを起こしているうちに解ったことで、
だったらこうなるはずだと考えて実験したのが、
先にご覧いただいた動画の内容でした。

下のイラストのように、チェンバーパッキンを通り越して
自由に転がる状態になったBB弾は、
インナーバレル後端から21mm先の上方に突き出している
ホップ用ラバーによりブレーキがかかって
食い止められている状態です。



先の動画で、ホップ調節ネジをゆるめた後で
BB弾が転がり落ちていたのは、この構造が故の現象だったわけですね。

そして給弾ノズルから噴出した空気で押し出されたBB弾は、
ホップ用ラバーに引っかかる形で上方向へのスピンを加えられ、
射出されるというわけです。

この一連のサイクルにおいて、
BB弾がチェンバーパッキンより前に押し出されてから
ピストンが前進するまでのタイムラグがどの程度あるのか、
他に例を見ない構造なだけに、大変興味深いところですよね。

なんとか解明出来ないものですかね~。
高速度撮影が出来るカメラがあったら調べられるかな??
これも今後の課題として、あれこれ考えてみますね。

と、ちょっと話が逸れましたが、マルシンオリジナルの
「可変スーパーソニックバレル(以下SSB)」という名前は、
この独特の構造を持つバレルを指していたわけですね。

ざっと調べるとマルシン製のガス/エアーガンには
このバレルを搭載した機種がけっこう存在しているようですが、
そのすべてがこのUZIと同じ構造なのでしょうか。

チェンバーパッキンによって保持された状態で、
ある程度の「ため」を作ってから射出される
一般的なエアーガンに較べると、
ホップ用ラバーにひっかかっただけの状態から
ストレートに押し出されるSSB方式は、
飛距離や初速等において不利なように思えますよね。



実際、先の動画のようにホップ調整ネジを
最大限ゆるめた状態で実射すると、
BB弾は10メートルも直進せずに落下して行く有様です。

では、適正なホップアップ調整を行うとどうなるのか。

私の住む団地の裏手にある、およそ50メートル先の雑木林に向けて
0.2gBB弾に適正ホップをかけて射ち出すと
素直な弾道を描いて、雑木林の中にスーッと消えて行くのです。

実際にどこまで届いているかは確認出来ませんが、
実測出来ている30メートル地点を
フラットな弾道のまま越えて行くのは間違い無いので、
最低でも40メートルは直進していると考えて良いでしょう。

先に図解したような、言ってみればルーズな構造からは
ちょっと想像し難い、伸びのある素直な弾道を描くのです。

下の画像はホップ用ラバー裏側に突き出した、
上で言う「BB弾を引っかけて」いる部分です。



ちょっとわかり難い画像でごめんなさい。

この突起はインナーバレルに開けられた丸穴
(下画像赤丸部分)にピッタリ収まるサイズで、
下のイラストのような形状になっています。





あくまで推論ではありますが、
この突起がいわゆるところの「面ホップ」や
「長がけホップ」の効果を生み出すことにより、
従来型のチェンバーパッキンと同等以上の飛距離を
実現しているのではないでしょうか。

と、当初まったく想定していなかった方向に話が走り始めましたが、
ホップ用ラバーについて、次回もう少し掘り下げてみる予定です。  

Posted by カズヤ at 19:32Comments(4)性能、検証

2011年09月11日

マルシン電動UZIについて その51 内部カスタム2

本題に入る前に、ハイパー道楽さんの
カスタムガンコンテストについて少しだけ。

いよいよ人気投票の受付が始まり、
リアルタイムで推移する得票数を
私も楽しみに拝見しているのですが、
タクティカルUZIよりもエイジング加工UZIの方が
多くの票をいただいているのは実に意外でした。



当ブログのPV数を見るとどちらの記事もほとんど同じ数値なのですが、
カスタムガンコンテストにおいて、エイジング加工を施しただけの
完全ノーマル状態のUZIがご好評いただけるとは、
正直思っていなかったんですよね。

それと、投票されている方の年齢層。
19~24歳が圧倒的に多いというのも驚きの事実でした。
映画等でUZIが活躍していた頃を知らない年代ですもんね。

私のUZIに投票してくださった皆様には、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

貴重な一票を投じていただき、本当にありがとうございました。

この後の順位がどのように動いて行くか
実に興味深いところですが、
一時的にでも上位に食い込めたという事実は、
このブログを続けるにあたって、
この上なく力強い後押しになりました。

今後も皆様の役に立つ記事を目指して頑張ります!!



さてここから本題に入るのですが、
まず前回の記事についてお詫びいたします。

簡易弾速計による初速テストの結果についてですが、
その後検証を行ったところ、
ホップアップ用のネジをかなり締め込んだ状態のまま
計測を行っていたことがわかりました。

内部カスタム以前の計測では
ほぼノンホップ状態にてテストを行ったので、
まったく違う結果が出るのは当然ですよね。

いいかげんな計測結果を公表してしまい、真に申し訳ございませんでした。
KM企画関係者様ならびに、貴重なパーツをご提供くださったR100RS様には
特に深くお詫び申し上げます。

この失態を取り返すべく
シリンダーからチェンバー周りまでの徹底検証を行った結果、
BB弾の発射プロセスにおいて驚くべき事実が判明いたしました。
正直、今回のシリーズは役に立ちます(自分で言う!?)

順を追って詳しく解説いたしますが、まずはシリンダーについて。

ピストンヘッドの交換によりピストンの全長が変わっていた件は、
やはりシリンダーの深さで辻褄が合うよう設計されていました。

下の画像はカスタム、ノーマルの両シリンダーにおいて
ピストンが前進しきった状態を撮影したものですが、
シリンダー後方に露出した部分の長さは
どちらも等しいのがおわかりいただけると思います。





次はシリンダーまわりのエアー漏れについてですが、
前回の計測結果はさておくとしても
調べておいて損はありませんよね。

下画像のようにシリンダーヘッドから突き出した
ノズル先端を指先でしっかり塞ぎ
後方からピストンを一気に押し込んだところ、
まさに出口を塞いだ注射器のような状態で、
密閉が保たれていることがはっきりと解りました。





黄色矢印がピストンを押し込む力。
赤矢印が圧縮された空気の反発する力とイメージしてください。

削り出しの一体型シリンダーは伊達じゃない!
といったところですね。

ではノーマルシリンダーの密閉性はどうなのか。

以前の記事で初速を測ったフルメタル版のシリンダーにて
上記のテストと同じように試したところ
若干の抵抗感はあったものの、
ピストンがズコーッと前進しきってしまいました。



やはりシリンダーが分割構造というのは
無理があるか・・・と思ったのですが、
もっともポピュラーなマルイ電動ガンでも
シリンダーとシリンダーヘッドは別体であることを考えると、
接合部分のシーリングに問題があるのは間違い無さそうです。



しかし、こんな空気ダダ漏れ状態で
あの計測結果を叩き出していたのであれば、
エアー漏れ対策を施した時どんな数値が見られるのか、
俄然興味が湧いて来るではありませんか。

そこで二十数年ぶりにシールテープを買って来まして、
下画像のようにエアー漏れ対策を施してみました。



シールテープを巻いたシリンダー先端部は
シリンダーに挿入する際かなり窮屈になっており、
密閉性が高まっている雰囲気が感じられます。

どうせならと、先端に突き出した空気の出口周りにも
シールテープをぐるっとひと巻き。





この状態でシリンダーユニットを元通り組み立てて
先と同様のエアー漏れテストを行ってみたところ、
見事、カスタムシリンダーと同等の密閉性が確認出来ました。





KM企画さんのカスタムシリンダーセットのような
TNコートや改良型ピストンヘッドによるアドバンテージはありませんが、
安く手軽に出来るエアー漏れ対策として、
マルシン電動UZIオーナーの皆様には
是非ともお試しいただきたい方法だと思います。

シリンダー周りのチェックが完了したところで、
次はチェンバーとバレルの検証を進めますが、
後で初速を計測することもあるので、
まずはひと通り分解してすべてのパーツを清掃しました。

特にインナーバレルの内側は
ピカール金属磨きで入念に汚れを落としています。
下の画像で、どれほど汚れていたかがわかりますよね。



本当はここでインナーバレルの内径を知りたいところなのですが、
安物のノギスしか持っていないため正確な計測が出来ず(涙)
マルシン電動UZIと内径測定器をお持ちの方がいらしたら・・・って、
そんな都合の良い偶然、そうそうありませんよね(汗)

話が前後しますが、チェンバー周りの分解には
下画像のようなペンチがあると便利です。



どうせならパーツを傷つけずに分解したいですものね。

と、ここまででけっこうな長さになってしまったので、
続きは次回に持ち越します。

チェンバーまわりの徹底解析、ちょっとだけ楽しみにお待ちください。
おそらく今までどんなメディアにも取り上げられたことは無いであろう
充実した内容をお届け出来ると思いますので!

  

Posted by カズヤ at 18:30Comments(0)性能、検証