2011年10月18日
マルシン電動UZIについて その62 ジャンク品再生
実はたった今気が付いたのですが、
昨日で当ブログ開設から丸1年が経っていました。
何をやってもほとんど三日坊主の私が
ここまでブログを継続出来たのは、
UZIという銃への偏った愛情(笑)と、
いつも訪れてくださる皆様のご厚情のおかげです。
今後もUZIの魅力をひたすらに語り続けて行きますので、
変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたしますです。
ではでは、2年目突入1発目の記事を始めましょう。

上は現在手元にあるマルシン電動UZIを並べた画像です。
この他に完全ノーマル状態のフルメタルバージョンを1挺
実家に保存しているので、
マルシン電動UZIだけで5挺持っているわけですね。
いつの間に増えたのかなぁ??(笑)
画像の4挺はどれもヤフオクで入手したのですが、
エイジング加工を施したフルメタル版以外は
すべてジャンク扱いで出品されていた物でした。
ちなみに上で自作バッテリーインストックを着けているUZIは、
ストック無し、動作未確認のジャンク品ということで
格安にて入手した個体です。
おそらく10年以上放置されていたのでしょう。
保管状態がかなり悪かったようで、
各部外観は下の画像のようにかなり悲惨な有様でした。




グリップを外すと埃の塊が・・

アウターバレルも表面の腐食が進み、
ゴム製のリングは表面が硬化していました。

ただ、これらは錆と汚れをある程度落とし、
注油した上でそのまま使用しています。
内部についてさほどの問題は見受けられなかったのですが、
シリンダーブロックを分解してピストンを抜き出してみたら・・・

・・・どんな状況でここに髪の毛が入ったのでしょうか(怖)
と、上記のようなコンディションではあったのですが、
作動面については何の問題も無く、
ほとんど撃った形跡が感じられませんでした。
下は取り出したギアボックスを撮影した画像ですが


ご覧の通り、ギア類はほとんど新品状態で、
リポバッテリーを繋いで動かしてみれば、
手持ちのマルシン電動UZIのどれよりも
良好な作動を見せてくれるではありませんか。
思うにマルシン電動UZIの場合、
同時販売されていた専用バッテリーがあまりに頼りなかったため、
銃本体の性能を正しく評価される機会の無いまま
武器庫の奥に放置されてしまうケースが
多かったのではないでしょうか。
少なくとも私が入手したすべての個体は、
どれも非常に程度の良いものばかりでした。
外観上の問題に話しが戻りますが、
グリップフレーム右側前方のダミーネジの部分に、
下のようなクラックが入っていました。

他のジャンク品にも同様のクラックが見られたので、
ABSバージョン特有の症状なのかもしれません。
特に負荷がかかる部分では無いのですが、
放置するのも精神衛生上よろしくないので、
クラックの部分を裏側から抉るように削って、
プラリペアで補強してやりました。



表側にはクラックが残ったままですが、
強度さえ確保されていれば良しということで、
表面処理は特に行っておりません。
同時に以前ご紹介した記事と同様、
レシーバー内側をプラリペアで徹底的に補強しています。
こうして再生した「元」ジャンク品のマルシン電動UZI。
作業を終えてみれば、手持ちの稼働品の中で
最も調子の良い個体に仕上がっていました。

昨年の今頃は分解しようという発想すら浮かばなかったのが、
マルシン電動UZI関連の記事も60回を超えるに至った今では
鼻歌交じりで分解調整出来るようになっているのですから、
人間何事もやれば出来るもんですね(笑)
新品を入手することが不可能な現状ですが、
ネットオークション等をまめにチェックしていると
けっこうな頻度でマルシン電動UZIを見かけます。
部品の欠損があった場合は別ですが、
当ブログの記事を参考にしていただければ
多少のトラブルは解決出来るはずなので、
どうしても欲しいと思われている勇者の方は、
ジャンクという言葉に怯まず
落札してみてはいかがでしょうか。
勿論、分解調整に関する疑問がありましたら、
ご質問いただければ全力でお応えいたしますので!
以上、ちょっと食い足りない感じではありますが、
今回はこれにて終了です。
マルシン電動UZIについての話も、
おそらくあと3~4回でシリーズ終了の予定。
最後はキッチリと結論(?)を出すつもりですので、
もうちょっとだけお付き合いくださいませ。
次回は、以前スルーしてしまった
シム調整について触れてみたいと思います。
昨日で当ブログ開設から丸1年が経っていました。
何をやってもほとんど三日坊主の私が
ここまでブログを継続出来たのは、
UZIという銃への偏った愛情(笑)と、
いつも訪れてくださる皆様のご厚情のおかげです。
今後もUZIの魅力をひたすらに語り続けて行きますので、
変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたしますです。
ではでは、2年目突入1発目の記事を始めましょう。

上は現在手元にあるマルシン電動UZIを並べた画像です。
この他に完全ノーマル状態のフルメタルバージョンを1挺
実家に保存しているので、
マルシン電動UZIだけで5挺持っているわけですね。
いつの間に増えたのかなぁ??(笑)
画像の4挺はどれもヤフオクで入手したのですが、
エイジング加工を施したフルメタル版以外は
すべてジャンク扱いで出品されていた物でした。
ちなみに上で自作バッテリーインストックを着けているUZIは、
ストック無し、動作未確認のジャンク品ということで
格安にて入手した個体です。
おそらく10年以上放置されていたのでしょう。
保管状態がかなり悪かったようで、
各部外観は下の画像のようにかなり悲惨な有様でした。




グリップを外すと埃の塊が・・

アウターバレルも表面の腐食が進み、
ゴム製のリングは表面が硬化していました。

ただ、これらは錆と汚れをある程度落とし、
注油した上でそのまま使用しています。
内部についてさほどの問題は見受けられなかったのですが、
シリンダーブロックを分解してピストンを抜き出してみたら・・・

・・・どんな状況でここに髪の毛が入ったのでしょうか(怖)
と、上記のようなコンディションではあったのですが、
作動面については何の問題も無く、
ほとんど撃った形跡が感じられませんでした。
下は取り出したギアボックスを撮影した画像ですが


ご覧の通り、ギア類はほとんど新品状態で、
リポバッテリーを繋いで動かしてみれば、
手持ちのマルシン電動UZIのどれよりも
良好な作動を見せてくれるではありませんか。
思うにマルシン電動UZIの場合、
同時販売されていた専用バッテリーがあまりに頼りなかったため、
銃本体の性能を正しく評価される機会の無いまま
武器庫の奥に放置されてしまうケースが
多かったのではないでしょうか。
少なくとも私が入手したすべての個体は、
どれも非常に程度の良いものばかりでした。
外観上の問題に話しが戻りますが、
グリップフレーム右側前方のダミーネジの部分に、
下のようなクラックが入っていました。

他のジャンク品にも同様のクラックが見られたので、
ABSバージョン特有の症状なのかもしれません。
特に負荷がかかる部分では無いのですが、
放置するのも精神衛生上よろしくないので、
クラックの部分を裏側から抉るように削って、
プラリペアで補強してやりました。



表側にはクラックが残ったままですが、
強度さえ確保されていれば良しということで、
表面処理は特に行っておりません。
同時に以前ご紹介した記事と同様、
レシーバー内側をプラリペアで徹底的に補強しています。
こうして再生した「元」ジャンク品のマルシン電動UZI。
作業を終えてみれば、手持ちの稼働品の中で
最も調子の良い個体に仕上がっていました。

昨年の今頃は分解しようという発想すら浮かばなかったのが、
マルシン電動UZI関連の記事も60回を超えるに至った今では
鼻歌交じりで分解調整出来るようになっているのですから、
人間何事もやれば出来るもんですね(笑)
新品を入手することが不可能な現状ですが、
ネットオークション等をまめにチェックしていると
けっこうな頻度でマルシン電動UZIを見かけます。
部品の欠損があった場合は別ですが、
当ブログの記事を参考にしていただければ
多少のトラブルは解決出来るはずなので、
どうしても欲しいと思われている勇者の方は、
ジャンクという言葉に怯まず
落札してみてはいかがでしょうか。
勿論、分解調整に関する疑問がありましたら、
ご質問いただければ全力でお応えいたしますので!
以上、ちょっと食い足りない感じではありますが、
今回はこれにて終了です。
マルシン電動UZIについての話も、
おそらくあと3~4回でシリーズ終了の予定。
最後はキッチリと結論(?)を出すつもりですので、
もうちょっとだけお付き合いくださいませ。
次回は、以前スルーしてしまった
シム調整について触れてみたいと思います。
Posted by カズヤ at 00:15│Comments(0)
│分解、組み立て
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