アクセスカウンタ
プロフィール
カズヤ
カズヤ
その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 25人
QRコード
QRCODE

2012年04月17日

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

前回記事の最後に書いた通り、
かなりの間が開いてしまいました。

開催から2週間も経ってしまった
マッチの模様をレポートするというのも、
ちょっと間抜けな話しではありますね(汗)

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4
 トモ長谷川氏の解説を熱心に聞く参加者たち

しかし、あの素晴らしい1日の様子を
自分の胸の中だけにしまっておくのは
あまりにもったいないと思うので、
どうかもう1回だけお付き合いくださいませ。

さて、ドットサイトの問題も解決して、
狙ったところにバッチリ当たるUZIで臨んだステージ3。

コース内容についてはハイパー道楽さんの葉隠マッチM-1レポート
実際のコースの動画が公開されていますので、
そちらをご覧いただくとして・・
って、この記事を読んでくださっている方なら
とっくに見ているに決まってますよね(笑)

トモちゃんとサメジマ君の鋭い動きは
見ているだけで大変な勉強になるのですが、
コース序盤の入り組んだ通路でのシューティングには
ちょっとした難題が課せられていたのです。

まずはこちらのイラストをご覧ください。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

下地に色が敷かれ、A、B、C、と書かれた紙片を、
スタート前にくじ引き形式で選びます。
ここでは青のCを引いたとして話しを進めましょう。

この際、コースジャッジの方から

「青を救出してください」

もしくは、

「Cを救出してください」

と、いずれかの指示が出されます。
ここでは「Cの救出指令」が下されたとします。

そしてスタートし、コースに突入して行くと、
下のイラストのようなターゲットが
次々に現れるのです。

実際にコースをまわるつもりで、
C以外のターゲットに向けてトリガーを
引く真似をしてみてください。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

いかがですか?

下地の青いターゲットを救いそうになったり、
黄色にCのターゲットを撃ちそうになったりは
しませんでしたか?

上のイラストで試しただけでは、
そんな誤認は起こらないかもしれませんが、
本番では薄暗い建物の狭い通路の中、
タイム計測をされているという状況で、
瞬時の判断を要求されていたのです。

幸い私は誤射することなく切り抜けることが出来ましたが、
「青のC」を引いて「Cを救出」の指令を受けた私。
「黄色いC」のターゲットに向けて
思わずトリガーを引く寸前だったことを
ここに告白しておきます(汗)

で、このステージ3での私の成績なのですが・・

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

ちなみに、この日1位のヒラノ選手は46.26秒で
この難コースをまわっています。

対して113秒オーバーという遅すぎるタイムは、
壁(厚手の紙)越しに2枚の標的を撃つ
「ブラインドターゲット」で異様に手こずったのが
最大にしてすべての原因でした。

これも冷静な対処さえ出来れば、
決して当てられないほどのレベルでは無いのですが、
タイム計測されているというプレッシャーで
完全に頭に血が上っているのでしょう。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4
 ブラインドターゲットを実際に撃つトモちゃん

撃てども撃てども一向に当たらず、
そんなはずは無いとターゲットの位置を再確認して
撃ちなおすも、これまた全然当たってくれず(涙)

あまりにも外し過ぎたためマグチェンジをしようと
腰のマグポに手を伸ばせば、
2本同時に引き抜いちゃったりして、
自分の素人っぷりを嫌というほど
実感することが出来ました。

やっぱりマグプルDVDを見ただけでは、
クリスやトラビスのようにはなれませんやね(笑)

そしてこのステージ3終盤に用意されていた
下イラストのような一風変わったターゲット。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

トモ長谷川氏が「市郎ターゲット」と呼ぶ
この奇妙なプレートの配置には、
深い意味が込められていました。

それについての長谷川氏の解説を撮影して来ましたので、
私のブログをご覧くださっている皆様だけに
特別に公開しちゃいましょうね。

ご本人の許可はいただいていないのですが、
トモちゃんならきっと許してくれることでしょう!



凄いぜェ、ためになっちゃうぜぇ?(スギちゃん風に/笑)

このターゲットを自作して練習すれば、
実戦に役立つ技術が身につくというわけですよ。

ただ、上の解説の合間に語られた
重要な戦術面の話しについては、
エントリー料を払った参加者たちに向けて
トモ氏が教えてくれたものなので、
編集でばっさりカットしております。

その内容を知りたい人は、次回葉隠マッチの開催を
SATマガジン編集部に熱烈リクエストしましょうね。

戦術面の話し以外にも、
例えばモディファイドプローンであれば、
何故それが必要なのか、
どんな局面で有利に働くのか等、
目からウロコな情報を惜しみなく
伝授してもらえました。

下の画像のような立射の体勢から・・

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

下のように低くコンパクトに伏せるまでの
スムーズな身体のコントロール方法など・・

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

ただコースを撃つだけではなく、
実戦に即した説得力あるレクチャーを
たっぷりと受けることが出来るのです。

また、ジョークを交えたトモちゃんの解説は
上から目線の押し付けがましさなど一切無く、
見事な技術の実演を見せつつ細かく説明してくれるので、
私のような素人にも大変にわかりやすいものでした。

それこそマグプルDVDでのクリスやトラビスのように、
それはそれは素晴らしいインストラクションなのですよ。

5000円というエントリー料は
決して安い金額ではありませんが、
上記のような極上の体験が出来る上に、
今回なんと参加賞として、ですね・・

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

タフプロダクツのターニキットポーチか、
ビッカースタクティカルのキャップのどちらかが
もれなくもらえるというサプライズがあったのですよ!

私は上画像のポーチをもらった
(キャップは前回葉隠で頂戴済み)のですが、
こんなサービスしちゃって、
イベントとして成立するのかどうか
心配になっちゃうくらいでした。

コースに設置されたバリケード類を自宅から持って来ている
トモ長谷川氏はもちろんのこと、
マッチの進行を担ってくださった葉隠メンバーの皆様にあっては、
完全にボランティアの体であったことと思います。

前回に引き続き大変お世話になりましたこと、
この場を借りて厚く御礼申し上げる次第であります。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4
 マッチ終了後の表彰式の模様
 画像中で照れているのは上位入賞者のJINN君


私はSATマガジンの回し者でも何でもなく
(社長の浅香さんとは知り合いですが)
トモ長谷川氏のマネージャーでもありません
(昔からの知り合いではありますが/汗)。

こうして葉隠マッチを強力にプッシュするのは
個人的な利害があるわけでも何でもなく、
こんなに楽しくてためになるイベントに
参加しないのは、あまりにもったいないと
強く思うが故なのです。

今回の参加者は30名あまりでしたが、
最低でも50人は集まるだろうと思っていた私は
マッチ当日の開会式の最中、

こんな凄いイベントなのに、
これしか人が集まらないなんて・・・!?

と、正直ビックリしていたものでした。

もしかしたら、開催前のプロモーション活動が
ちょっと足りていないのかもしれませんね。

こんな下位ランキングのブログで
いくら頑張って書いたところで
大した宣伝にはなり得ませんが、
この記事をご覧くださった皆様だけにでも
その楽しさがお伝え出来ればと、
今回もたっぷりめのレポートをお届けしてみた次第です。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4
 頑張れテラロッサさん!!

以上これにて、
マッチの運営に携わった皆様への心からの感謝と、
当日参加されたすべての方々とのまたの再会を祈りつつ、
東京マルイ製電動UZIで参戦した
葉隠マッチM-1のレポートを締め括らせていただきます。

・・・と、今回はUZIの話題について
まったく触れていませんよね(汗)

次回からはいよいよ
マッチで使用したカスタムの紹介も含め、
マルイ電動UZIのすべてを明らかにする
徹底研究を開始いたします!

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その4

ただその前に1回だけ、UZIと関係の無い
雑記を挟ませていただきますね。

今日(17日)中には更新する予定です。



同じカテゴリー(シューティングマッチ)の記事画像
カシオペアプレート仮設置とルール改定
プラチナカップ記念バッジのデザイン決定
プラチナカップ30周年企画 その2 開催告知
プラチナカップ30周年企画 その1
出二夢カズヤのJANPS2013参戦記 その2 プラクティコゥ
出二夢カズヤのJANPS2013参戦記 その1
同じカテゴリー(シューティングマッチ)の記事
 カシオペアプレート仮設置とルール改定 (2014-09-04 01:10)
 プラチナカップ記念バッジのデザイン決定 (2014-08-30 23:28)
 プラチナカップ30周年企画 その2 開催告知 (2014-08-22 00:31)
 プラチナカップ30周年企画 その1 (2014-04-22 03:17)
 出二夢カズヤのJANPS2013参戦記 その2 プラクティコゥ (2013-11-13 03:25)
 出二夢カズヤのJANPS2013参戦記 その1 (2013-11-12 04:39)
この記事へのコメント
UZIの記事が待ち遠しいです。
特にそのストック・・・相変わらずいいラインでとても気になります。
Posted by キータイ at 2012年04月17日 22:50
>キータイ様

毎度コメントありがとうございます!

>UZIの記事が待ち遠しい

そう言っていただけると、
こんなブログを続けて来た甲斐もあるというものです(感涙)

ストック基部が外せない構造のマルイ電動UZIに、
木製ストックをスマートに取り付けるにはどうすれば良いか、
無い知恵を絞りに絞ってようやく辿り着いた形がアレなのです。

更新頻度は落ちましたが、その分1回あたりの濃度をたっぷりと高めて、
次回以降じっくりレポートいたしますので、
どうかちょっとだけ楽しみにお待ちくださいね。

マルイ電動UZIの、文字通り全てを明らかにいたしますので!
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年04月17日 23:02
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。