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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年08月21日

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

今月いっぱいは更新強化キャンペーン開催中でして、
いつもよりちょっとだけハイペースの更新でお送りしております。

とはいえ、どこまで行ってもUZIの話ししかしない当ブログ。
読者の皆様がついて来てくださると良いのですが・・(汗)

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

さて、今回はマガジンについての話しです。

上は実銃画像なのですが、
まぁ色とりどりのマガジンが揃っていますねー。
真っ黒い固定ストックも独特の雰囲気を醸し出していて、
何ともカッコイイですよね。
この画像の主さんも、UZIが好きでたまらないんだろうなぁ。

ちなみに、画像中のマガジンですが、
マルシン電動UZIに付属するマガジンとは
長さが違っていますよね。

実銃用マガジンはどうやら、
下のような種類が存在しているようで、
マルシンさんは実物の40連の長さを
再現しているように見受けられます。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

で、下の画像は、ABS版マルシン電動UZIと、
私が所有しているノーマルマガジンを並べてみたところです。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

55連が7本で、都合385発を持てる計算ですが、
弾数制限のゲームであれば問題なく闘える数字でしょうか。

この他に、200連多弾マガジンを2本ばかり持っているのですが、
かなり頻繁にゼンマイを巻いてやる必要があって、
今ひとつ多弾マガジンの有り難味に欠けるんですよね。

専用バッテリーを使っていた昔は、
どうせバッテリーがすぐ切れるから・・ということで、
さほど気にしていなかったのですが、
リポバッテリーの導入により、快調な連続作動が可能となった今、
フルオートでバリバリ撃ちまくりたくなるのは
人として(?)当然のことですよね。

そこで、予てより考えていた
UZI用ドラムマガジンの製作を決意しました。

本当は例の画像のあのタイプのドラムマガジン
(なんと100連!)が欲しいところなのですが

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

必要な部材の入手等、ちょっと敷居が高いように思われるので、
今回は下画像のタイプで妥協です。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

まずは製作に必要な部材ですが、
ドラムマガジン本体は、お馴染み東京マルイさんの
「電動MP5シリーズ用400発連射ドラムマガジン」を用意。
同社のハイサイクルカスタム対応で、定価は税別3980円。
ちなみに私はアマゾンにて購入しました。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

防音用ハニカム構造により、BB弾のぶつかり音を軽減という
メーカーサイトのうたい文句の通り、
マガジン内部にBB弾を注いでも
あからさまなジャラジャラ音は感じられません。
さすがに無音というわけではありませんけどね。

マガジンリップにあたる部分は
調子が今ひとつなマルシン製多弾マガジンから流用するとして、
このリップとドラム部分を接続するために、
マルイ電動UZI用に販売されているSTAR製
廉価版50連マガジンを1本用意しました。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

ちなみに言うまでもないことですが、
マルイ電動とマルシン電動は、リップ部分の形状だけでなく、
グリップに入る部分の長さも異なっているため、
マガジンの互換性は一切ありません。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

ついでに書いてしまいますと、
マルイ電動UZI用として販売されているこのSTAR製マガジン。
弾上がりが悪いという評価を良く聞くのですが、
これはマガジンキャッチのかかる溝の部分の寸法に誤差があるためで、
ちょっとした工夫を施すことで、ほぼ問題なく使えるようになります。

ただ、マガジン全体がABS樹脂で成型されているため、
金属製のマガジンキャッチとの噛み合いでどうしても削れてしまい、
いずれはまた同じ症状が発生するだろうと思われます。

何しろ非常に安価な品物なので、
消耗品と割り切って使用するのが正解かもしれませんね。

と、思わずマルイ電動UZIの話題に触れてしまいましたが、
話しをドラムマガジン製作に戻しましょう。

前回のワイヤーストック以上に、
こんなもの作る人はいないと思われますが、
以下、製作の流れを簡単に。

まずはマルシン製多弾マガジンから、
下画像、赤矢印で指した部分のツメを
左右から押し込みつつ、リップ部分を引き出します。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

取り出したリップ部分を、STAR製マガジンに移植するため、
まずは下画像のように、黄色いラインの位置を合わせた上で決定した
赤ラインの位置で、STAR製マガジンを切断。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

中から出て来る給弾用のスプリングは不要ですので、
抜き取ってしまいましょう。

次に、先のリップが取り付けられるよう、
切断面の内側をカッターや彫刻等を駆使して、
下画像のように抉ります。

マルシン電動UZIについて その40 マガジン編1

ABS製なので簡単に削れますが、
逆に削りすぎて穴を開けてしまわないよう注意しましょう。
私は思いっきりデカイ穴を開けちゃって、
プラリペアで補修するハメになりました(汗)

STAR製マガジンの加工はひとまず置いて、
次にマルイ製ドラムマガジンをいじって行くのですが、
うーん、ここまででけっこうな長さになってますよね・・・
毎度のことで恐縮ですが、
ドラムマガジン製作記、もう1回だけお付き合いください。
次回、必ず完成まで持って行きます。

最後に、実銃100連マガジンの射撃動画をひとつ。

遠慮の無いバラマキが可能なのは良いものの、
マガジンそのものがかなり重そう・・・
ジャムった時のリカバリーが大変でしょうね。



でも、カッコイイから許します!(笑)



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