2011年07月19日
マルシン電動UZIについて その30 専用サイレンサー再び3
前回の記事にて、短縮化と内部構造の変更を施した
マルシン電動UZI専用サイレンサーの消音効果はいかに!?
と、その結果をご覧いただく前にご報告を。
以前の記事で触れました、アッパーレシーバー内部の
ピストンとバッテリーコードの接触防止板ですが、
下の画像のように、手元にあった4mmポンチで
放熱用の穴を開けてやりました。
いずれにせよ、レシーバーカバーで蓋をされているので、
さほどの効果は期待出来そうにないのですが、
まぁ、いわゆる気休めというやつですね(汗)
それともうひとつ、
レシーバーカバー裏面に貼り付けた、
自作のスプリングガイドストッパー。
これも、コードとの干渉を避けるべく、
下画像のような形に再加工しております。
ちょっとした小技の番外編になりましたが、
上記2点の加工を施した上で、今回のテストを行いました。
もちろん、動力はリポバッテリーを使用しております。
では、加工前と同条件にて撮影した、
以下の動画をご覧ください。
・・・と、ご覧の通り、装着、非装着時ともに、
発射音の違いはほとんど感じられませんでした(涙)
やはり、ギアボックスのメカノイズと
ピストンの打撃音をなんとかしない限り、
電動ガンにおけるサイレンサーの消音効果は、
ほとんど期待出来ないのかもしれませんね。
というわけで、こんな実験もしてみました。
ご覧の通り、UZI本体をタオルケットでグルグル巻きにして、
サイレンサー装着、非装着時の発射音を比べております。
動画ではその違いがはっきりとはわかりませんが、
撮影現場では、けっこうな消音効果が体感出来ました。
つまり、今回のテストで判明したことは、
改良したサイレンサーそのものの消音効果は向上したものの、
銃本体の発する作動音を抑える工夫をしない限り、
射撃時の消音効果はほとんど認められない・・という事実でした。
これを持って、ひとまずの結論と見て良いでしょう。
そしてこれは、現在市販されているほとんどの電動ガンにも
同じことが言えるかと思われます。
ちょっと残念ですが、安定した動作において、
電動ガンに勝る機構が考えられない現状、
これは潔く諦めるしか無さそうですね。
はッ! もしかしてマルシンさんは、
このことをわかった上で、あのような内部構造に・・・??
というのはさすがに、ちょっと贔屓目過ぎるでしょうね(笑)
しかしこうなって来ると、ひねくれ者の私としては、
バッチリと消音の効くUZIが、俄然欲しくなって来ましたね~。
ギアボックスとグリップフレームの隙間に
ウレタンの板を詰め込んだら、あるいは・・
もしくは、密閉型のメカボックスを持つマルイ電動UZIなら、
ひょっとして実現出来る・・・かな??
かなりムラムラと製作意欲が湧いて来ましたので、
今後じっくりと時間をかけて、研究してみようと思います。
と、以上で専用サイレンサーの検証は終了ですが、
もう1回だけ、サイレンサーに関する記事を続けます。
Posted by カズヤ at 21:16│Comments(0)
│マルシン電動UZI
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