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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年07月15日

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

イングラムのサイレンサーを着けるのもアリだなぁ・・・

というわけで(笑)
マルシン製専用サイレンサーの改良を始めるわけですが、
UZI本体に装着した状態を見て改めて思うのは、
こんなに長くなくてもいいんだよなぁ、ということです。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

無論、これはこれでカッコイイと思うのですが、
下画像のように、前回ご紹介したメーカー不明品と、
KM企画さんの製品と、3本並べて見ると、
その長さがさらに際立ちますよね。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

どうしよう・・・多分二度と手に入らない品物だろうし、
大は小を兼ねるとも、デッカイことはいいことだ(古ッ!)
とも言うことだし、これはこのまま持っていようかな~・・・

などと、けっこう悩みはしたのですが、
きっとそのうち、もう1本くらい手に入るでしょ! 
と開き直って、下画像のようにバッサリやってしまいました。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

アルミが分厚い上にけっこう硬くて大変でしたね。
しかしまぁ、貴重な物を我ながら大胆な・・・

こうなったらもう取り返しがつきませんので、
ひたすら先に進むのみであります。

ちなみに私の個人的好みにより、
仕上がり寸法が200mmになるようカットしました。
例によって行き当たりばったりでぶった切っちゃいましたが、
イメージ通りの仕上がりになってくれるでしょうか。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

次はサイレンサー内部中央の穴あきパイプを造るのですが、
もともとのアルミパイプでは内径が細すぎるように思えたため、
外径15mm内径13mmのアルミパイプを用意しました。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

その上で、もともとのアルミパイプを
取り付け基部付け根から20mmあたりでカット。
別途用意した外径15mmのパイプは、
現物あわせで適当な長さにカットします。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

そのアルミパイプに、4mm径のドリルで
バスバスと穴をあけたものが、下画像です。
勢い余って、余計なところまでやっちゃってます(汗)

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

この穴あきパイプを、先にカットしたサイレンサー取り付け基部と、
サイレンサー先端のフタの内側に固定します。
下画像のようにビニールテープを巻いて太さを合わせ、
隙間なくハマるよう調整しました。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

さて、スポンジなのですが、
これが意外とありそうで無いもので、
適当なものがなかなか見つからず、
東急ハンズにて、けっこうな大きさのものを
購入する羽目になりました。
まぁ、さほど高価なものでもないんですけどね。

「発泡ウレタンフォーム(プロファイル)」という商品で、
東急ハンズにて、500mm×500mmで379円でした。
説明に、「防音材等に最適」と書かれているので、
消音効果もちょっとは期待出来そうです。

で、実際に必要なのはこの程度のサイズ(涙)

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

このスポンジを、タイラップでキュッと締めて固定します。
メーカー不明サイレンサーは中央で締めていましたが、
こうした方が消音効果が望めそうな気がして、
前後の両端を締め付けてみました。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

これを、外装のアルミパイプに押し込んで、
元通り組み立てて、改良版サイレンサーの完成です。

ちなみに、外装のパイプをカットしたことで
フタ(基部)を固定するネジ穴が消滅していますので、
これをドリルと面取りカッターで再現しました。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

また、ネジ頭の十字穴が完全につぶれてしまった
もともとのネジを廃し、同寸の六角穴付き皿ボルトに交換しました。
こちらの方が、実銃のオプションっぽい雰囲気が出ますしね。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

そして完成した姿が、下の画像です。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

と、サイレンサー単品で写しても、
以前との違いがわかりませんね。

改良(短縮)前後の専用サイレンサー装着状態を
ほぼ同アングルで撮影してみましたので、ご覧ください。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

下のアングルだと、その違いが
よりはっきりおわかりいただけると思います。

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

かなり雰囲気が変わりましたよね。
せっかくなので、別アングルも載せちゃいます(笑)

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2

そうそう、やっぱりこの長さ、このボリュームこそが、
UZIに一番似合うサイズだと思います。
あくまで見た目のバランス上での話しですけどね。

さて、上記のようにして完成した
改良版専用サイレンサーですが、
肝心の消音効果は向上しているのか??
次回、その衝撃の結果をご報告いたします。



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