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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年11月20日

マルイ電動UZIについて その25 内部構造12

「今週のどこかで必ず」とお約束した葉隠訓練レポートが
未だにアップ出来ていないことを、まず深くお詫びいたします。
実は記事用に撮り起こした画像に不足がありまして(汗)
次回公開まで今しばらくお時間をいただきたいと思います。

というわけでイダッチ、またモデルよろしくお願いしますね!

さてそんなわけで、今週もマルイ電動UZIの記事でございます。
前回は設計者様と思われる方からのコメントを頂戴してしまい、
も~うれしいやら恥ずかしいやらで完全に舞い上がっちゃいました。



上画像の引きばねのテンションが一般的な物より強いのは、
エアーノズルそのものにかかる空気圧に耐えるためだったのですね!



上はパッと見ただけでは意味がわからないであろう
マルイ電動UZIのチェンバーまわりを写した画像ですが、
なるほど大納得のご説明でありましたよ!

詳しくは後の記事にて図解を交えてご紹介いたしますが、
「ピストンの打撃によるショックで後退するのを防ぐため」
という私の考えは、足りないものに満ち満ちておりました。

間違った見識を堂々と書いちゃったことを恥じ入るとともに
深くお詫び申し上げる次第ですが、
おかげで関係者の方からご指摘いただけたのですから、
まさに怪我の功名といったところですよね(汗)

コメントを下さった匿名の方、本当にありがとうございました。
今後も当ブログを見守っていただければ幸いに存じますです。

と、前置きが長くなってしまいましたが、ここから前回の続きです。



上は前回ご紹介済みの、フックが折れたエアーノズルです。

これも以前書いたことですが、このエアーノズルを新品に交換したところで、
いずれ同じ症状(フック欠損)が発生するのは明らかですよね。
しかも現在東京マルイさんには、このエアーノズルの在庫が無いのですよ(涙)

じゃあ、ここが原因で撃てなくなったマルイ電動UZIはどうすればいいの??

と焦ってしまう方もいらっしゃることでしょうが、ご安心ください。
実は先週の月曜日、東京マルイさんのサポートセンターに電話して、
電動UZIの修理対応はまだ可能なのかを確認してみたところ、
通常より若干時間はかかるものの、修理は受け付けてくださるとのことでした。


 UZIマニアの聖地ですな

いやはや、さすが天下の東京マルイ様。
1998年の発売というオールドモデルの面倒をちゃんと見てもらえるなんて、
ますますもって綾瀬方面には足を向けて寝られないというものですよね。

しかし逆に言えば、発売から14年も経っている製品の修理対応が
いつ終了したところで、もはや文句を言える筋合いではありません。

既に私は部品取り用ジャンクを含めて6挺のマルイ電動UZIを持っていますが、
まともな人がそんなアホなことをするわけもないので、
折れたフックを再生し、なおかつ二度と折れなくする方法を考えてみました。



用意したのは厚さ2mmのアルミ板。
東急ハンズで350円くらいだったと思います。
要するに、折れたフックをアルミ板で再生しようというわけですね。



はい、こんな形のフックを削り出しました。
バックの怪しげな図面は事前に作ったものですが、
作った後で改良すべき点がわかったので、
今回は参考程度にご覧いただければ幸いです。
そもそも図面と現物の形状が全然違ってますしね(汗)



このアルミ製フックを上画像で黄色く囲った部分に固定するのですが、
単純に接着するというわけには行きませんので、ちょいと面倒な加工を施します。
面倒ったって、1時間もかからない工作ですけどね。



ちょっと分かり難くてごめんなさい。
本来のフックの欠損部分にカッターの刃先で加工用のアタリを付けます。
ここでは大体2mm×7mmの寸法を採りました。



このアタリの内側に、1.5mmのピンバイス(ドリル)で上画像のような穴を開けます。



貫通させているのがわかりますよね。



この穴を足がかりにして周囲を削り込み、上画像のような四角い穴を作ります。



裏側に突起がある部分は貫通させないよう注意しましょう。

さて、この先の全工程を書き切ってしまいたいのですが、
年寄りは夜更かしが利かないので今回はここまで(涙)

続きは次回、きちんと完成までご説明いたしますので、
何卒ご容赦くださいませ。

ところで前回記事のコメントで、コメ欄常連様の砂鷲さんが
メカボ側のフックが折れたという驚愕の事実を書き込んでくださいました。
私の持っているすべての固体には見受けられない症状なので、
ちょっとショックが大きいところです(汗)

こちらについても追って検証して行きますので、
今しばらく時間をいただければ幸いです。  

Posted by カズヤ at 02:12Comments(4)東京マルイ電動UZI