2012年10月15日
マルイ電動UZIについて その22 内部構造9
ちょっと間が開いてしまったこともありますので、
今回は前置き無しでさっそく参りましょう。
マルイ電動UZIが抱える代表的トラブルその2。
B:メカボはちゃんと動いているのに弾だけが出ない。
今回からはこちらの原因と対処方法を
詳しくご紹介して行きたいと思います。
まずは下の画像をご覧いただきましょう。
これは正常に動作するメカボックスの
スイッチ周りを写したものですが、
画像中、赤矢印で指した部分にご注目ください。
リング状になっているスプリング(引きバネ)の末端が
後ろ向きのフックにかかっているのがわかりますね。
次に、上記Bのトラブルが発生したメカボを写したこちら。
同じく赤矢印で指した部分を良く見ると、
先に見られた後ろ向きのフックが消失しており、
スプリングが宙ぶらりんの状態になっています。
このスプリングは通常のメカボで言うところの
タペットプレートスプリングで、
エアーノズルの前後動作に関わるパーツです。
Ver.2メカボのこのスプリングにあたります
つまり、このスプリングを引っ掛けるための
タペットプレートのフックが折れたことにより
エアーノズルが正常に動作しなくなっているわけですね。
バッテリーを繋いだ状態でトリガーを引いた時に
メカボがちゃんと動いているにも関わらず弾が出ない症状の場合は、
ほぼ間違いなくこの状態になっているはずです。
前回の記事でご紹介したトラブルついては、
トリガーバーさえ手に入れられれば
(折れる前に補強する場合においても)
メカボックスを割らなくても交換出来るので、
さほどやっかいな問題ではありませんでした。
しかしこのタペットスプリングを引っ掛けるフックの欠損は、
メカボックスを開けない限りどうすることも出来ないトラブルです。
禁断の封印シール!
マルイさんのメーカーサイトに現行商品として
この電動UZIが掲載されている限り、
おそらく修理は受け付けてくれることでしょうから、
技術的に不安のあるオーナーさんは
素直にサポートを頼った方が良いだろうと思います。
と、念のためお断りした上で、ですね(笑)
そのフックの欠損が実際にどんな状態で起きているのかを、
問題のパーツを取り出して確認してみました。
以前にも書いた理由により
メカボの詳しい分解方法はあえて省略いたしまして、
上画像の状態まで内部パーツを取り外します。
この状態でカットオフレバーを軽く持ち上げて
上画像のエアーノズルを取り外します。
これがその問題のパーツなんですね~。
いわゆる「普通の」メカボをいじっている方には、
ちょっと見慣れない形をしているであろうこのパーツ。
BB弾をチェンバーに送り込む役割を果たすエアーノズルと、
そのノズルを前後に動かすタペットプレートとが一体になっているために、
こんなおかしな形状をしているわけなのです。
では、このパーツが具体的にどんな役割を果たしており、
どこに持病の原因となる問題があるのかを、
次回以降、徹底的に詳しくご紹介して参ります。
すぐにでも続きを書きたいところなのですが、
いよいよ来週に迫ったSATマガジン主催の「葉隠訓練」に向けた
諸々の準備が全然進んでいないんですねぇこれが(涙)
画像は葉隠マッチM-1でのひとコマ
主に使う予定のUZIはバッチリ仕上げてあるのですが、
もう1挺のバックアップ用が手付かずでして・・・
現場でプライマリーが撃てなくなったら、
まったく話しになりませんからね~。
と、そうそう、そんな事情もありまして!
次回以降「葉隠訓練参加レポート」も
ガッツリお届けする予定であります。
訓練に参加される同志の皆様におかれましては、
年寄りが思いっきり冷や水を飲みに行きますので(笑)
どうか温かく見守ってやってくださいね!
今回は前置き無しでさっそく参りましょう。
マルイ電動UZIが抱える代表的トラブルその2。
B:メカボはちゃんと動いているのに弾だけが出ない。
今回からはこちらの原因と対処方法を
詳しくご紹介して行きたいと思います。
まずは下の画像をご覧いただきましょう。
これは正常に動作するメカボックスの
スイッチ周りを写したものですが、
画像中、赤矢印で指した部分にご注目ください。
リング状になっているスプリング(引きバネ)の末端が
後ろ向きのフックにかかっているのがわかりますね。
次に、上記Bのトラブルが発生したメカボを写したこちら。
同じく赤矢印で指した部分を良く見ると、
先に見られた後ろ向きのフックが消失しており、
スプリングが宙ぶらりんの状態になっています。
このスプリングは通常のメカボで言うところの
タペットプレートスプリングで、
エアーノズルの前後動作に関わるパーツです。
Ver.2メカボのこのスプリングにあたります
つまり、このスプリングを引っ掛けるための
タペットプレートのフックが折れたことにより
エアーノズルが正常に動作しなくなっているわけですね。
バッテリーを繋いだ状態でトリガーを引いた時に
メカボがちゃんと動いているにも関わらず弾が出ない症状の場合は、
ほぼ間違いなくこの状態になっているはずです。
前回の記事でご紹介したトラブルついては、
トリガーバーさえ手に入れられれば
(折れる前に補強する場合においても)
メカボックスを割らなくても交換出来るので、
さほどやっかいな問題ではありませんでした。
しかしこのタペットスプリングを引っ掛けるフックの欠損は、
メカボックスを開けない限りどうすることも出来ないトラブルです。
禁断の封印シール!
マルイさんのメーカーサイトに現行商品として
この電動UZIが掲載されている限り、
おそらく修理は受け付けてくれることでしょうから、
技術的に不安のあるオーナーさんは
素直にサポートを頼った方が良いだろうと思います。
と、念のためお断りした上で、ですね(笑)
そのフックの欠損が実際にどんな状態で起きているのかを、
問題のパーツを取り出して確認してみました。
以前にも書いた理由により
メカボの詳しい分解方法はあえて省略いたしまして、
上画像の状態まで内部パーツを取り外します。
この状態でカットオフレバーを軽く持ち上げて
上画像のエアーノズルを取り外します。
これがその問題のパーツなんですね~。
いわゆる「普通の」メカボをいじっている方には、
ちょっと見慣れない形をしているであろうこのパーツ。
BB弾をチェンバーに送り込む役割を果たすエアーノズルと、
そのノズルを前後に動かすタペットプレートとが一体になっているために、
こんなおかしな形状をしているわけなのです。
では、このパーツが具体的にどんな役割を果たしており、
どこに持病の原因となる問題があるのかを、
次回以降、徹底的に詳しくご紹介して参ります。
すぐにでも続きを書きたいところなのですが、
いよいよ来週に迫ったSATマガジン主催の「葉隠訓練」に向けた
諸々の準備が全然進んでいないんですねぇこれが(涙)
画像は葉隠マッチM-1でのひとコマ
主に使う予定のUZIはバッチリ仕上げてあるのですが、
もう1挺のバックアップ用が手付かずでして・・・
現場でプライマリーが撃てなくなったら、
まったく話しになりませんからね~。
と、そうそう、そんな事情もありまして!
次回以降「葉隠訓練参加レポート」も
ガッツリお届けする予定であります。
訓練に参加される同志の皆様におかれましては、
年寄りが思いっきり冷や水を飲みに行きますので(笑)
どうか温かく見守ってやってくださいね!