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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年10月01日

マルイ電動UZIについて その21 内部構造8

文字通り台風一過の好天に恵まれた本日10月1日。
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。

私は激務で疲れた身体を休めるべく、
ミイラのように横たわって眠り続けておりました・・・。
こんなんで葉隠訓練、大丈夫なんだろうか??(汗)

と、どうでもいい前置きはこれくらいにして、
前回の続きをサクッと進めて参りましょう。



アルミアングル材から削り出して作った上画像の補強パーツ。
まずはこれをトリガーバーに固定しなければなりません。



先にトリガーバーに開けたM2のネジ穴を活用し、
上画像にあるM2の皿ネジでトリガーバーに仮止めしました。



本来ならば上画像の位置までトリガーバーが下がるのですが、
仮止め状態でVer.5メカボの外装パーツに合わせて見ると・・・



上画像中、黄色い矢印で指したあたりが干渉し、
本来必要なストロークを稼ぐことが出来ませんでした。
もちろんこれは想定の範囲内ですけどね(ホントよ?)



干渉しているのは上画像で黄色く囲った辺りなので、
これを現物合わせでガリガリと削りこんでやります。





かなり大胆に削り込んでおりますが、
この部分の肉厚には相当余裕があるので、
強度を気にする必要はほとんど無いと思います。

ちなみに、削ったことでわかったのですが、
かなり硬い上に適度な粘りを持った材質なので、
樹脂製メカボということでの強度的不安は
さほど抱かなくても大丈夫だと感じましたね。

あくまでノーマルスプリングを使った上での話しですけどね。



削り込んだメカボ外装にトリガーバーを合わせてみると、
まだ少しばかり干渉が残っていましたので、
今度は補強パーツの方を削って調整して行きます。





ちょっと削っては様子を見てと地道な作業を繰り返し、
ここまで削ったところで完全に干渉が消えました。
皿ネジの頭も一緒に削っているのがわかりますよね。



ちょっとピンが甘くて申し訳ありませんが、
トリガーバーが所定の位置まで後退しているのが
おわかりいただけるかと思います。





完全に干渉が取れたところで、
トリガーバーと補強パーツとの隙間に
瞬間接着剤を流し込んでガッチリ固定。

そんなもんで大丈夫なの? と思われるかもしれませんが、
負荷の強度と力のかかる方向さえ間違えなければ、
瞬間接着剤は充分威力を発揮してくれます。



今回の場合は、上から垂直にかかった力を
画像向かって斜め右方向に押し付ける形で流すので、
黄色く塗った接着面が引き剥がされる心配は
ほぼ無視して問題無いだろうと判断しました。



こうして、普通に使っているだけで折れてしまう
トリガーバーの補強が完成しました。

この方法で本当に問題が解消したのかどうかは
今後の継続的な使用による検証を待たねばなりませんが、
その経過は随時このブログにてご報告したいと思います。

と、マルイ電動UZIが抱える代表的トラブルのうち、

A:トリガーを引いても動かない、またはトリガーがロックして引けなくなる。

こちらをひとまず解決出来たところで、もうひとつの問題点

B:メカボはちゃんと動いているのに弾だけが出ない。

次回からはこちらの解消方法を詳しく解説して行きたいと思います。

けっこうちゃんとした記事に出来る自信がありますので
(ホントかな~/汗)、ちょっとだけ期待してくださいね!  

Posted by カズヤ at 21:09Comments(5)東京マルイ電動UZI