アクセスカウンタ
プロフィール
カズヤ
カズヤ
その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 25人
QRコード
QRCODE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2012年03月05日

理想のガバメントを求めて 7

このところ私生活面が慌しかったのと、
記事の更新で精一杯だったのとで、
アクセス数が5万件を超えていたことに
まったく気付いておりませんでした(汗)

ガバメントの記事を始めたことで、
一気にアクセスが伸びていたんですね~。

いつも多くの皆様にご閲覧いただき、
本当に有難く思っておりますです。

さてさて、いよいよ大詰めの
レールドフレーム自作記事ですが、
掲載用の画像をまとめてみましたところ、
今回で完結出来るかどうかが
またしても微妙であることに気が付きまして・・

と・・ともかく話を進めさせていただきましょう(汗)



前回記事で形状を整えた自作レールドフレーム。
接着が完全に硬化しているのを十分確認した上で、
表面の傷を耐水ペーパーにて入念に仕上げました。

ここで書き忘れていたことを2点ばかり・・

削りすぎで穴を開けてしまった
自作レールの底面部分ですが、
フレームとの接合作業を終えた後で
貼り付けておいたセロテープの細切りを剥がすと、
下画像のように穴が塞がっていました。



いましたと言うか、こうなる事を狙って
テープで目張りしておいたんですけどね。

プラリペアの溶剤は、
セロテープの材質であるセロファンや、
梱包テープのポリプロピレンを侵さないので、
こういった手法が使えるわけです。

もう1点は、フレーム先端の内側部分。



ここも上述の手法を活用して、
前出の外径16mmのアクリルパイプに
梱包テープを貼ったものをガイドに、
プラリペアで画像の形状を造りました。

レール部分とマルイ製フレームの、
それぞれ削り込んだ部分の隙間に
たっぷりとプラリペアを充填しているのも、
上画像から読み取っていただければ幸いです。

さて、表面仕上げを終えたフレームですが、
当然このまま使うわけには行きませんので、
塗装を施して見栄えを整えることにしました。





上の画像は、
台所用中性洗剤と古歯ブラシで洗浄して
完全に乾燥させた後に、
塗料が付いて欲しくない場所を
マスキングテープで覆った状態です。



ここに、割り箸で作った持ち手を
上画像のように取り付け、クランプで挟んで
乾燥時の安定を確保しました。



今回使用する塗料は、
BLPモバイルペイントスプレーのオリーブドラブ。

中野ブロードウェイに店舗を構える
かの有名なWARRIORSさんにて購入。
価格は1580円でした。

実は随分前にUZI用として購入してあったのですが、
ちょいと試し吹きをしただけで、
使う機会が無いままに死蔵していたのです。
ノズルが詰まっていなかったのはラッキーでしたねー。



このスプレーで、上画像のように
自作レールドフレームに色を乗せて行きます。

過去記事でも何度かスプレー塗装を
ご紹介しているのですが、
この手の缶スプレーはメーカーによって
ノズルの特性と言いますか、
塗料の噴き出し方にクセがあります。

今回使ったBLP製品は
かなり濃い目の塗料が大きい粒で噴出されるので、
対象物から多目に距離を取り、
数回に分けて丁寧に塗り重ねる必要がありました。

ちなみにODでの塗装を選択したのは、
ベースにしたフレームの色が
デザートカラーだったためというのもあるのですが
(黒が剥げて下地が覗くよりは印象が悪くない)、
下画像のSPRINGFIELD ARMORY Operator
ODフレームモデルを意識してのことでした。



こういった色付きフレームの銃を
今まで持ったことが無かったので、
いっぺん試してみたかったんですよね(笑)

そして丁寧に塗り重ねた後、
充分に乾燥させたフレームの姿がこちらです。





画像では伝えきれておりませんが、
色味のキレイなオリーブドラブに仕上がって
非常に満足しております。







先端の形状もまあまあ整っているし、
フレームとレールの繋ぎ目あたりも、
違和感ゼロとは言えないものの、
手作業としては悪くない仕上がりでしょ?

え? それほどでもないって??(汗)

ともあれ、ひとまず塗装を終えたフレームなのですが、
このBLPモバイルペイントスプレーという製品、
国内メーカーの一般的なスプレー塗料と比べると、
完全乾燥までに相当長い時間が必要です。

購入直後に試し吹きした時、
どう見ても完全に乾いたであろうタイミングで
塗装したパーツ(UZIのグリップ)を手に取ったところ、
手のひらの皺がベットリと転写されてしまいましたからね(涙)



そんな経緯があったため、
室内にて丸1週間ほど放置したところで
内部パーツの組み付け作業に取り掛かりました。

プラリペアを使った作業でも同じなのですが、
こういった溶剤系のマテリアルを使用した時は
その存在を一旦忘れるくらいの気持ちで、
充分過ぎるほどの乾燥時間を取ることが肝要ですね。

・・・と、フレームの塗装が終わったところで、
こんな長さになってしまいました(汗)

毎度のことでまっこと恐縮なのですが、
レールドフレームの自作記事、
次回、もう一回だけお付き合いをお願いいたします。

あとはパーツを組み込むだけですから、
次こそは必ず、完成状態をご覧に入れます。

出来るだけ急いで更新いたしますので、
ちょっとだけ楽しみにお待ちくださいね!  

Posted by カズヤ at 21:00Comments(2)ハンドガンカスタム