2012年01月26日
マルシン電動UZIについて その83 PDI製 UZI190%
マルシン電動UZIの話しを再開して以来、
アクセス数がみるみる減っているのですが(涙)
まぁ、これがこのブログの本来の姿だと思います。
1日1000アクセスだなんて、
何かの間違いとしか言い様がありませんからね・・。
さて今回ご紹介いたしますのは、
先ごろヤフオクにて入手しました
「P.D.I製 ULTIMATE POWER Spring
マルシンAEG専用 UZI190%」
なる強化スプリングです。
前回のグルーピングテストの途中で、
スプリングとホップ調整のセッティングを
大幅に変更した云々と書きましたのは、
このスプリングを試していたわけなんですねー。
本来はグルーピングテストの結果を元に、
命中精度についての考察を行う予定だったのですが、
話しの流れをスムーズにするために、
ちょっと寄り道させていただきますね。
190%スプリングなどという商品名からして、
改正銃刀法施行前の製品でしょう。
どんな極悪な代物なのかと思いきや、
手元に届いたパッケージを開けてみれば、
白い樹脂(ジュラコン?)製のリングと、
予備のヒューズと一緒に、
案外普通な印象のスプリングが出て来ました。
上画像はノーマルスプリング(手前)と
並べてみたところですが、
不等ピッチのノーマルに対して190%の方は、
巻き数の多い普通のバネといった感じですね。
線径を測ってみたところ、ノーマルは約1.3mm
190%スプリングは約1.4mmとなっていました。
おそらくはノーマルピストンの内径と
スプリングガイドの太さとの兼ね合いから、
これ以上太い巻き線を使いたくても
使えなかったというのが実情でしょうね。
上の画像でおわかりいただけるように、
自由高さもさほど変わっていないため、
UZIへの組み込みも至ってスムーズ。
ガラスチューブ仕様の命中精度テストの途中で、
ちょいと組み込んで試してみたという次第です。
まずはその初速を測るため
適正ホップを出そうとしたのですが、
これがもうまったくと言っていいほど
適正なポイントが見つからないのです。
ホップ調製用ネジの回転が
60度刻みでクリックストップするのが悪いのか、
ワンクリックの差で弾道が激変してしまう格好になり、
では0.25gの弾ならどうかと試したところ、
今度はいくらホップを強くかけてもまともに飛ばず・・・
単純にスプリングを強くすれば
パワーアップして飛距離も伸びるといった、
旧態依然の考え方がいかに間違っているかを
思い知る結果となりました。
それでもなんとか妥協出来る程度のセッティングを出し、
いつものakiipiro5 弾速計にて計測してみたところ・・
なるほど、ノーマルスプリングのそれよりは
ほんのわずかに初速がアップしていますが、
適正ホップも出せないようでは
何の意味もありませんよね。
もはや試すまでもありませんでしたが、
一応8メートルから10発撃ってみたところ、
案の定グルーピングはノーマル以下の
酷いバラつき具合となりました。
これではとてもマッチやサバゲへの
実戦投入は出来ませんね~(涙)
以上の結果から、
マルシン電動UZIというエアガンが
絶妙なバランスで設計されていたことが
奇しくもはっきりとわかりました。
マルイ電動のM4あたりで長射程カスタムを造られている方は、
きっとこのあたりのノウハウを豊富にお持ちなのでしょうね。
スプリングの強さ、シリンダーの容量、
バレルの長さ、内径、チェンバーの構造・・・
すべての要素を最適にバランスさせるなんて、
そんな高等技術、私にはとても真似出来ません(汗)
と、結果的に何がしたかったのか
良くわからない記事になってしまいましたが、
以上でマルシン電動UZI専用
PDI製UZI190%スプリングのレポートを終わります。
こんなスプリングがありましたというご紹介と、
マルシン電動UZIは弄るのが難しいという事実は
なんとかお伝え出来たかと思います。
過去記事でもR100RSさんからご紹介いただいた
カスタムパーツをいくつかレポートしていますが、
まだまだ未知の社外パーツが
存在しているのかもしれませんね。
何か情報をお持ちの方がいらしたら、
是非こっそり教えてやってくださいませ。
さて次回は、これもヤフオクで発見した
珍しい社外パーツのレポートをお送りいたします。
あまりにも体調が優れないため(インフル?)
明日は更新出来ないかもしれませんが、
マルシン電動UZIの話しシリーズ、
あと2回ほどで完結の予定です。
アクセス数がみるみる減っているのですが(涙)
まぁ、これがこのブログの本来の姿だと思います。
1日1000アクセスだなんて、
何かの間違いとしか言い様がありませんからね・・。
さて今回ご紹介いたしますのは、
先ごろヤフオクにて入手しました
「P.D.I製 ULTIMATE POWER Spring
マルシンAEG専用 UZI190%」
なる強化スプリングです。
前回のグルーピングテストの途中で、
スプリングとホップ調整のセッティングを
大幅に変更した云々と書きましたのは、
このスプリングを試していたわけなんですねー。
本来はグルーピングテストの結果を元に、
命中精度についての考察を行う予定だったのですが、
話しの流れをスムーズにするために、
ちょっと寄り道させていただきますね。
190%スプリングなどという商品名からして、
改正銃刀法施行前の製品でしょう。
どんな極悪な代物なのかと思いきや、
手元に届いたパッケージを開けてみれば、
白い樹脂(ジュラコン?)製のリングと、
予備のヒューズと一緒に、
案外普通な印象のスプリングが出て来ました。
上画像はノーマルスプリング(手前)と
並べてみたところですが、
不等ピッチのノーマルに対して190%の方は、
巻き数の多い普通のバネといった感じですね。
線径を測ってみたところ、ノーマルは約1.3mm
190%スプリングは約1.4mmとなっていました。
おそらくはノーマルピストンの内径と
スプリングガイドの太さとの兼ね合いから、
これ以上太い巻き線を使いたくても
使えなかったというのが実情でしょうね。
上の画像でおわかりいただけるように、
自由高さもさほど変わっていないため、
UZIへの組み込みも至ってスムーズ。
ガラスチューブ仕様の命中精度テストの途中で、
ちょいと組み込んで試してみたという次第です。
まずはその初速を測るため
適正ホップを出そうとしたのですが、
これがもうまったくと言っていいほど
適正なポイントが見つからないのです。
ホップ調製用ネジの回転が
60度刻みでクリックストップするのが悪いのか、
ワンクリックの差で弾道が激変してしまう格好になり、
では0.25gの弾ならどうかと試したところ、
今度はいくらホップを強くかけてもまともに飛ばず・・・
単純にスプリングを強くすれば
パワーアップして飛距離も伸びるといった、
旧態依然の考え方がいかに間違っているかを
思い知る結果となりました。
それでもなんとか妥協出来る程度のセッティングを出し、
いつものakiipiro5 弾速計にて計測してみたところ・・
なるほど、ノーマルスプリングのそれよりは
ほんのわずかに初速がアップしていますが、
適正ホップも出せないようでは
何の意味もありませんよね。
もはや試すまでもありませんでしたが、
一応8メートルから10発撃ってみたところ、
案の定グルーピングはノーマル以下の
酷いバラつき具合となりました。
これではとてもマッチやサバゲへの
実戦投入は出来ませんね~(涙)
以上の結果から、
マルシン電動UZIというエアガンが
絶妙なバランスで設計されていたことが
奇しくもはっきりとわかりました。
マルイ電動のM4あたりで長射程カスタムを造られている方は、
きっとこのあたりのノウハウを豊富にお持ちなのでしょうね。
スプリングの強さ、シリンダーの容量、
バレルの長さ、内径、チェンバーの構造・・・
すべての要素を最適にバランスさせるなんて、
そんな高等技術、私にはとても真似出来ません(汗)
と、結果的に何がしたかったのか
良くわからない記事になってしまいましたが、
以上でマルシン電動UZI専用
PDI製UZI190%スプリングのレポートを終わります。
こんなスプリングがありましたというご紹介と、
マルシン電動UZIは弄るのが難しいという事実は
なんとかお伝え出来たかと思います。
過去記事でもR100RSさんからご紹介いただいた
カスタムパーツをいくつかレポートしていますが、
まだまだ未知の社外パーツが
存在しているのかもしれませんね。
何か情報をお持ちの方がいらしたら、
是非こっそり教えてやってくださいませ。
さて次回は、これもヤフオクで発見した
珍しい社外パーツのレポートをお送りいたします。
あまりにも体調が優れないため(インフル?)
明日は更新出来ないかもしれませんが、
マルシン電動UZIの話しシリーズ、
あと2回ほどで完結の予定です。