アクセスカウンタ
プロフィール
カズヤ
カズヤ
その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 25人
QRコード
QRCODE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2011年12月31日

横浜PMC11thでの使用銃 その2

あと数時間で年明けというところで
この記事を書いております。

2011年は全世界的に未曾有の出来事がいくつも発生し、
新しい年を迎えるにあたって
明るい希望を見出し難い社会情勢ではありますが、
無力でちっぽけな一個人として、
親しい人たちの健康と幸せを願うばかりです。

特に今、この記事をご覧くださっている皆様にとって、
来年が良い年でありますように・・・

と、柄にも無いことを書いてしまいましたが、
私個人にとっての2011年は、
年始にシューティングへの取り組みを決意し、
葉隠マッチと横浜PMCという大きな競技に
参加することが出来て、大変に意義深い年になりました。

健康面での問題をいくつか抱えてはおりますが、
PMCで1枚でも多くのプレートをやっつけるため、
そして葉隠マッチで1秒でもタイムを縮めるために、
精進を重ねて行こうと考えております。

と、またしても前置きが長くなってしまいましたね(汗)

今回はグリップまわりのカスタムについて
詳しくご覧いただきたいと思います。



そもそものきっかけは
コンバットマガジン2010年6月号に掲載された
HIROさんによるS.V.I.インフィニティ
タラン・バトラーカスタムの記事でした。



上の画像はタラン・バトラー氏のサイトから
拝借して来たものですが、
マッチガンでありながら競技用然としていない
その言い知れぬ迫力にすっかり魅せられ、
記事を読んだその日のうちに
マルイハイキャパのグリップを削り始めていました(笑)





上の画像は別個体の加工途中なのですが、
無加工のグリップからどの程度削り込んでいるかが
おわかりいただけるでしょうか。

単にグリップ前面のエッジを丸めただけではなく、
必要な強度は充分確保した上で
これ以上は削れないというところまで
余分な肉厚を削ぎ落としてあります。

トリガーガード下面も、
サポートハンドが無理なく決まるよう
強度が許すギリギリまで薄く削りました。



さらに、こちらは加工前の画像が無いのですが、
グリップセフティまわりも徹底的に削り込んでいます。





上記の加工後、ヤスリの切削痕を丁寧に仕上げ、
金属部分にはブルーイングを、
樹脂部分には半田ごてによる滑り止めを施して
カスタムグリップの完成。





見た目は極めて地味ですが、
シングルスタックの1911とほとんど変わらぬ握り心地と
究極のハイグリップを可能としている、
ちょっと自慢のグリップです。





外観についてはこういった加工を施していますが、
トリガーメカニズムをはじめとする中身については
すべて純正パーツを使っており、
各々の接触面を軽く磨いた以外ほとんど手を加えておりません。

チェンバーパッキンはKM企画さんの
ウレタンラバーチャンバー Gホップ45を、
インナーバレルは、ライラクス製の
ハンドガンバレル内径6.03mmをそれぞれ使用しています。

バレル先端を押さえる加工も手伝い、
7mから500円玉を狙い打てるだけの命中精度を
実現出来ているのですが、
今回のマッチでは射手の技術が伴わず、
宝の持ち腐れとなってしまいました(涙)

もっとも、良く当たる銃がなければ
射撃の腕を磨くことも出来ませんからね。

ベテランシューターの方がご覧になったら、
「足りないものに満ち溢れている」ことと思いますが、
来年はこの自家製カスタムと共に、
技術の向上を目指したいと思います。


といったところで、
横浜PMC11thタクティカルクラスで使用した
ハイキャパカスタムのご紹介は終了です。
ほんの少しでもどなたかの銃作りの
参考になる部分がありましたら幸いです。

次回はオープンクラスで使用した
ダットガンをご紹介いたしますが、
年内の更新はさすがにこれにて終了ですね。

来年も何らかのお役に立てる記事作りを目指して頑張りますので、
当ブログを何卒よろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を!!  

Posted by カズヤ at 22:00Comments(2)シューティングマッチ

2011年12月31日

横浜PMC11thでの使用銃 その1

今回からは新テーマなのですが、
本題に入る前にひとつだけ・・

遅ればせながら先ほど、ミリブロ管理画面の
「すべてのアクセス数」が
3万件を越えていたことに気が付きました。

毎日のアクセス数ばかり気にして、
すべての~をまったく見ていなかったんですね(汗)

過去記事を調べてみたところ
今年10月24日の時点で2万件を突破しているので、
2ヶ月ちょっとで1万件以上のアクセスを
いただいた計算になるわけです。

いつもご覧くださっている皆様には
本当に感謝の言葉もございません。

以前にも書いたかもしれませんが、
何をやっても三日坊主のズボラな私が
ここまでブログを続けて来られたのは、
こんな偏った内容のブログをご愛顧くださる
皆様のおかげに他なりません。

間もなく始まる2012年は、
シューティングマッチにも本腰を入れて
取り組んで行くつもりですので、
記事の内容もさらなる充実が図れるかと思います。

もちろん、UZIの話しをメインに据える方針は
一切変えるつもりがありませんので(笑)
今後とも当ブログと出二無カズヤを、
何卒よろしくお願いいたしますです。

と、毎度前置きが長くて申し訳ありません(汗)

今回は横浜PMCで使用したハイキャパの
カスタム内容についてご紹介させていただきます。





上は前回の記事でもご覧いただきましたが、
横浜PMCタクティカルクラスで使用した
東京マルイ製ハイキャパ5.1ベースの自家製カスタムです。

現状ちょっと撮影環境が整えられないため、
見難い画像で申し訳ありません。
黒い物体を撮るのって、ホントに難しいんですよね・・

話しを銃に戻しましょう。

この自家製カスタムは、前方に突き出した
インナーバレル先端を固定することで
安定した命中精度の確保を狙っています。

かの有名なフリーダムアートさんの
アキュコンプシステムと同じコンセプトですね。





具体的には、ハイキャパ5.1のスライドから作った
別パーツのスライド先端部を4.3のフレーム前端に
M2の皿ネジで固定出来るよう加工して・・





4.3の長さにカットした5.1のスライドと、
5.1サイズのインナーバレルを入れた
4.3の純正アウターバレルを組み合わせております。

ハイキャパをお使いの方なら、
解説を読むまでもなくご理解いただけますよね。

わざわざこんな手の込んだことをしなくても、
フリーダムアート製のアキュコンプを素直に買えば、
もっとキレイでしっかりした仕上がりになるのは
目に見えているのですが、そこは生来のひねくれ者(笑)

「人と同じじゃつまらない」

というワガママを通したいがために、
このような自家製カスタムを製作したというわけです。
まったくやっかいな性格ですよねぇ(汗)

フロントサイトは、フリーダムアート製の
フラッシュFサイトを、
リアサイトはシューターズデザイン製の
メタルリアサイトDタイプをそれぞれ使用。





ノーマルのアイアンサイトと較べて
格段に狙いやすい・・・のかどうかは、
私の腕前では正直実感出来ていないのですが、
当面はこの組み合わせでやって行こうと考えております。

サムせフティーはマルイ純正の5.1用を、
ハンマーは同じく4.3用をそれぞれ使用。



トリガーはあれこれ試した末、
東京マルイ製ストライクウォーリアの
純正パーツを採用しました。



完全に個人的な好みですが、
これが一番まっすぐ引ける形なんですよね。

次にもっとも手を入れたグリップまわりについてですが、
ちょっと長くなったので続きは次回に。

年内に更新出来るかな・・・??  

Posted by カズヤ at 02:31Comments(0)シューティングマッチ