2011年10月01日
マルシン電動UZIについて その57 ストック編再び2
さてさて、前置き無しで話を進めて行きましょう。
UZI本体との結合金具を何とかでっち上げたところで、
次はストック本体の製作に取り掛かります。
内部に収納スペースを設けた中空構造にするには
薄い板を貼り合わせて作るのが手っ取り早いと考え、
いつもの東急ハンズにてラワンの合板を買って来ました。
ご覧の通り、厚さ5.5mmと4mmの板を2種類購入。
サイズは450×300mmとなかなかの大判で
お値段も160円程度と非常に安く、
ウキウキしながら持ち帰ったのですが、
後にけっこうな苦労を背負い込むことになります・・・
その話はひとまず置くとして、
次に製作するストックの外形を決定します。
マルシン製の限定版木製ストックをコピーしても良かったのですが、
どうせならと思い、ネットで拾った実物ストックの画像から
輪郭線を抽出して型紙を作りました。
上の型紙用の線画、
意味はおわかりいただけますでしょうか。
中空構造にするための、ケタになる部分と
両側面に当たる部分とをそれぞれ描いています。
内部のスペースを大きくとり過ぎると
ストックそのものの強度が低下してしまうので、
マルイ規格で言うところのミニバッテリーと、
手持ちのET-1製うなぎ互換リポバッテリーが
ギリギリ収納出来るだけのスペースを確保しました。
これを上画像のようにラワン合板に写し取ります。
一部ラインを描き間違えてますが(汗)
5.5mm板を4枚、4mm板を2枚貼りあわせることで、
厚さ30mmのストックに仕立てようというわけですね。
そしてこのラインに従って板を切り出し、
木工用接着剤でガッチリ貼り合わせます。
接着剤はあれこれ調べた結果、
下の「タイトボンド オリジナルウッドグルー」
という製品を使用しました。
樹脂系の接着に関しては
そこそこのノウハウを持っているつもりですが、
木材に関しては完全に未知の世界なので、
この接着剤で正解だったのかは今もって不明です(汗)
そもそも小学校の図画工作の時代から
木材の加工が大の苦手なんですよね。
椅子を作れば脚の長さがちぐはぐだったり、
棚を作れば棚板が斜めに曲がっていたり・・・
と、そんな話はどうでも良いとして(笑)
上述の接着剤で貼り合わせ、
乾燥した合板をゴリゴリと削り倒して
なんとか下画像の状態まで持って来ました。
UZI用の合板ストックは見たことがありませんが、
なんとなく共産圏な雰囲気で、これはこれでアリかもですね。
それはそうと先にもちらっと書きましたが、
安さに釣られて選んだラワンの合板が
削って行くうちにバリバリと剥がれ、
また、断面がグサグサにささくれ立って
表面仕上げどころの話ではなく、
ここまで持ち込むのには大変な苦労を強いられました。
最後は全面に上述の接着剤をまんべんなく塗り付け、
接着剤の皮膜を磨く形で表面を仕上げましたが、
木製ストックの製作方法としてはまったくの邪道ですよね(涙)
次回製作する時はしっかりした板材を選んで、
もっと美しく仕上げたいと思います・・・
ともあれ、コードを通しつつバッテリーを収納出来る、
中空構造のストック本体がかろうじて仕上がりました。
板材の選択を完全に誤ったものの、
かろうじてUZIのストックに見える代物にはなりましたね(汗)
と、ストック本体が形になったところで、
問題はバットプレートです。
上画像はマルシン製限定~のバットプレートを分解した状態ですが、
今回の記事を書くにあたり初めて外してみたところ、
けっこうな肉厚のダイキャスト製パーツであることがわかりました。
このパーツを複製して~という手も有りますが、
型取り用のシリコンゴム等用意するとなると、
ちょっとコストがかかり過ぎるのが難点です。
はてさてどうしたものでしょう??
といったところで、続きは次回です。
この調子だとストックの自作記事、
「その60」あたりまで行っちゃうかも・・・(汗)