2011年09月28日
マルシン電動UZIについて その56 ストック編再び1
ちょっと体調を崩して間を開けてしまいました。
気温の変化が激しい昨今、
皆様はご健康に充分気を付けてくださいませ。
さて今回のお題は「ストック編再び」です。
例によって何回かに渡る記事になるかと思いますが、
気合を入れてお送りいたしますので、
お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
ことの始まりは去る8月の某日。
いつも当ブログにご協力いただいているR100RS氏と、
都内某所で秘密会談を行った時のことでした。
ミリフォトでよく見られるような
特殊部隊員の画像をイメージして顔をぼかしたのですが、
武器密売人とバイヤーにしか見えないのが何とも・・・(笑)
ちなみに右がR100RS氏、左が私です。
この時R100RSさんに見せていただいた
マルシン電動UZI専用の木製バッテリーインストック。
以前画像をご提供いただいてはいたものの、
実際に見るバッテリーインストックは
非常に魅力的なものでした。
これまでの記事でマルシン電動UZIにピッタリな
リポバッテリーをご紹介してはいますが、
ストック内のスペースを利用して
大容量のバッテリーがスマートに使えるというのは、
特にサバゲーでの運用に威力を発揮してくれそうです。
そういえばR100RSさんも、
マルシン電動UZIをサバゲーで有効活用するために
このストックを購入されたとおっしゃっていましたね。
サイレンサーアダプターの時と同様に
いいなー、あれ欲しいなーと
しばらく悶々とした日々を過ごしていたのですが、
言うまでもなく今となっては入手困難な品物。
限定版の木製ストックを持ってはいますが、
さすがにこいつの中身をくり貫こうという気にはなれません(汗)
下の画像は、その限定版ストックの
UZI本体との連結金具を分解したところですが
この複雑な形状の金属パーツを手作りで再現するのが面倒で
今までストックの自作に踏み切れずにいたのですが、
バッテリーインストックを目の当たりにした後、
やはりどうしても欲しいという気持ちが勝りまして(笑)
あらためて製作プランを練り直してみました。
最大の目的はバッテリーを内蔵出来るストックにすることで、
実物のレプリカを製作することではありません。
求める機能と見た目の雰囲気さえ実現出来れば
細かいディティールにこだわらなくても良いだろうと、
サイレンサーアダプターの時と同様に考えてみました。
下の画像は実物の木製ストックですが
木部に黄色く描いた部分がそもそもL字になっているので、
そこに固定される金具が赤く描いたラインの一体ではなく
縦と横がそれぞれ分割された面であっても、
ある程度の強度は確保出来るだろうと考えました。
金具に木部を固定するのではなく、
木部で金具を固定するという真逆の発想ですね。
また、ストックと銃本体を固定するラッチについても
要は簡単に外れなければ良いわけで、
この機構を忠実に再現する必要はどこにも無いわけです。
その固定方法ついては後で詳しく書きますが、
難題だった金具の製作プランが固まってしまえば、
後はもう完成したようなもの(ホント?)。
まずは6mm厚のアルミ板を入手し、
図面も引かない現物あわせで、
下画像のパーツを一気に作り上げました。
前回の最後に掲載した画像と同じものですね。
6mmという板の厚さも含め、基本的な寸法は
マルシン製木製ストックの金具に倣っています。
例によってドリルとヤスリとノコギリだけで作ったもので、
ほとんど誰にでも出来るレベルの工作です。
オリジナルの金具には見られない、
各部に開けられた丸や四角い穴の役割については、
今後の記事でおわかりいただけるでしょう。
尚、下画像中赤く囲った部分。
ここの再現は今回すっぱりと諦めています。
やってやれないことは無いのですが、
かけた手間以上の効果は望めないと判断しました。
と、とりあえず金具が出来上がったところで続きは次回です。
どうも体調が優れないため、ちょっと短くてゴメンナサイ。
次回、小学校の図工レベルの記事になるかと思います(笑)