2011年08月25日
マルシン電動UZIについて その42 マガジン編3
さてさて、完成したドラムマガジンの実射テストで何が起きたのか、
そのすべてを包み隠さずお伝えいたします。
自宅では思い切ったテストが出来ないため、、
ホビーショップフロンティアさんが運営している赤羽射撃場に
ドラムマガジンとUZIを持ち込みました。
私の自宅からは距離的にちょっと遠いものの、
利用料金も安値で、気兼ねなく撃ちまくれるこの射撃場は、
冗談抜きで私の心のオアシスとなっています。
テストには、マルイ製0.2gBB弾と、
バッテリーは例の中国製7.4Vリポバッテリーを、
前夜に満充電して使用しています。
では、下の動画をご覧くださいませ。
ちょっと緊張して射手の挙動がおかしくなっていますが(笑)
電動ガンのUZIでこれだけの連射を続けている映像は、
おそらく誰も見たことが無いであろうと思います。
発射されているBB弾がまったく見えないのが残念なのですが、
ターゲットの穴がどんどん拡がって行く様で、
ドラムマガジンの威力がなんとか確認出来ていますね。
撮影中は、予備のパーツも確保してあるし、
もし銃本体が壊れたら、それはそれでネタになると開き直って、
ひたすらトリガーを引き続けていたのですが、
動画でおわかりいただけるように、
終盤、徐々に回転速度が低下して来ました。
バッテリーのトラブルであることは予想がついたので、
撮影を中断してレシーバーカバーを開けてみたところ、
下画像中、黄色く囲った部分。
急ごしらえで作った変換コネクターの、
コードを半田付けで接続したところが
触れないくらい熱くなっていまして
しばらく冷ましてみたのですが、
それ以降はバッテリー切れのような状態になり、
まともな射撃が出来なくなってしまいました。
こんなこともあろうかと持参した、
ET-1リポバッテリー7.4v 1400mAh(いわゆるうなぎ互換)を
上の変換コネクターを介さずに繋いでみれば、
セミフルとも快調に作動するので、
UZI本体のトラブルでないことは明白。
コードの接続部分が熱を持っていたということは、
電流の抵抗になっていたのだろうと予想出来るのですが、
何故回転速度が落ちたのか、
また、それ以降まともに作動しなくなったのか等、
小学生の理科レベルの知識しかない私には皆目見当もつかず・・・
などと思いつつ、外したリポバッテリーをよくよく見ると、
心なしか膨らんでいるような気がするではありませんか。
リポバッテリーの間違った使い方により、
そういった症状が起きることは知っていましたが、
実際に遭遇するとは思いませんでした(汗)
そして、テストから3日経った現在の状態が下の画像です。
ちょっと判りにくいかもしれませんが、
特に厚み方向がパンパンに膨れ上がった感じになっています。
リポバッテリーアラームを繋ぐと、
電圧はさほど低下していない様子なのですが、
銃に繋いでもまともな動作が得られないところを見ると、
本来の性能が発揮出来ていない・・・
つまり、ダメになったと考えざるを得ないでしょう。
下画像のコレ。
このいい加減な作りが、バッテリーの寿命を
短く終わらせてしまったのでしょうね。
と、事の顛末はこういった次第でして、
ドラムマガジンの動作をテストするつもりが、
意外な問題点をあぶりだす結果になりました(汗)
しかしそのおかげで、より確実な動作のために
採るべき対策の方向性が見えましたので、
今後新たにバッテリーを購入して
マルシン電動UZIのより安全なリポ化を研究し、
その結果をご報告したいと思います。
・・・ということは、マルシン電動UZIの話シリーズ、
ネタがひとつ増えたというわけですね。
ただ、先にも書きました通り、
かろうじて電流と電圧の区別がつく程度の知識しか無い私ですので、
極めて頼りない検証になるかと思います。
今回の記事をご覧になって、
これだから素人は・・・と呆れていらっしゃる方には、
「そうなった原因はコレだ!」等々、
是非そのお知恵を授けてくださいますよう、
何卒よろしくお願いいたします。
さて、なんだかスッキリしない結末でしたが、
とりあえずドラムマガジンの製作には成功したということで、
マガジン編はこれにて終了です。
稀少なマガジンを潰すことになるので、
他人様にはオススメ出来ない工作でしたが、
SMGとドラムマガジンの取り合わせって、ロマンがあるんですよね~。
えっ!? 言ってる意味がわからないって??
次回は久しぶりにUZI本体の話しをする予定です。
賛否両論分かれそうなネタですが、どうかな~??