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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年08月07日

マルシン電動UZIについて その35 ストック編2

さて、今回は木製ストックの話ということで、
まずは下の動画をどうぞ。



年齢不詳の金髪女性が木ストUZIを撃ちまくってますねー。
頭の薄いオッサン(ワシのことか!?)鼻の下伸びすぎ(笑)

一見するとただの色物動画のようですが、
オープンボルト式のUZIが、全弾撃ちつくしてもホールドオープンしないことや、
2:56あたりで、ちょっと変わったマルファンクションの様子が見られて、
なかなかに興味深い内容だったりします。
トリガーに指をかけっぱなしでいるのが、
いかに危なっかしく見えるかというのも注目点ですな。

しかし、反動をコントロールしやすいと言われるUZIも、
やはり女性の手には余るパワーなんですね。
それにしてもこのフォアグリップ、カッコイイなぁ・・・

と、前置きはこれくらいにして本題です。

下は、14年前に木製ストックバージョンとして
ABS版電動UZIとセット販売されていた物を、
フルメタル版に装着した画像です。





私の知る限り、木製ストックバージョンの販売は
この時1回限りだったと思うのですが、
店頭でさんざん迷った挙句、思い切って購入しておいた
当時の自分を褒めてやりたい気分です(笑)

ちなみに、下画像のようなシールが
外箱に貼られて、店頭に並んでいました。





ウージー氏のご尊顔が神々しい限りですね~。
字面がちょっと面白いですけどね。
「ウージーうじ」って読んじゃダメ、みたいな(笑)

余談になりますが、購入したのは
今は無き「カメラのさくらや新宿ホビー館」でして、
上画像の箱の中に、延長保障サービスの加入証が残っていました。







1997年7月25日に、22800円で購入しているのが判りますね。
給料日を待って買ったのがバレバレです(汗)

ただ、この日のうちに会社で試し撃ちしたところ故障が発生し、
そのまま修理に出したというのは以前書いた通り。
今だったら多分、自分で直せたことでしょうね。

話しをストックに戻しますが、
こちらもメタルストックと同様、
かつてモデルガン用に作られたものと
同じ設計になる製品だろうと思います。





いやはや、どちらもカッコイイですなぁ!





I

こうして並べてみると、木製ストックの方が
若干短いことがわかります。
肩付けして構えてみると、両者に大きな違いは感じられませんが、
木製ストックは、頬に当たる感触が優しいのが嬉しいですね。

メタルストックの方は、その取り付け基部を
ボルトとナットでアッパーレシーバーに固定していますが、
この木製ストックは、工具無しで脱着出来るのが特徴です。

下画像はストックの下面ですが、
中央に見える金属性のレバーを前方に倒すことにより



下画像のようにラッチが下がり、本体との結合が解ける仕組みです。







このラッチと、その上に見える円柱状の突起が、
下画像にあるアッパーレシーバー後部の丸穴と
下面の四角い切り欠きにそれぞれ噛み合うことにより、
銃本体とストックが固定されるわけですが・・・



同時に、グリップフレーム後ろ付け根にある突起と、
木製ストック前端の切り欠きも噛み合うことで、
両者がガッチリと固定されるという寸法です。







上で解説しているアッパーレシーバー下面の四角い切り欠きですが、
私が中古にて入手した2挺のABS版電動UZIには設けられていませんでした。
フルメタル版の方には、2挺とも切り欠きがあるので、
木製ストックバージョンとして販売されたABS版の製品には、
後加工で開けられていたのかもしれませんね。

バットプレートはダイキャスト製で、
左面の後端にスゥイベルが設けられています。





実銃のバットプレートはスチールプレスで造られているようですが、
ダイキャストだから実感を損ねている、といった印象はありません。

下は、ネットで見つけた実銃用のバットプレート画像ですが、
どうやらいくつかのバージョンが存在するようです。



右端は、オイル缶でも入るのでしょうか。
なかなか興味深いところですね。

スゥイベルについてですが、
この位置をワンポイントスリングで吊ると、
下画像のようにだらしない格好になりますので・・・



素直に2ポイントにした方が、使い勝手も良いと思います。





マグプルMS2タイプのスリングならば、
タブを引っ張って伸ばすことで、左構えにも対応出来ますが、
某トラビス氏も言うように、撃ち合いの最中に
そんなことやってる余裕は無いでしょうね。

と、そのあたりの話しは項を改めることにして、
今回はこれにて終了です。

絶対数の少ないマルシン電動UZI用木製ストック。
その雰囲気はお伝え出来たでしょうか。
ちょっとだけコレクション自慢になっちゃったかな?(汗)

最後に、詳細不明な実銃画像をひとつ。



ストックの仕上げが実に美しいですね。
高級家具を思わせる・・というのは
表現力の乏しさを露呈していて恥ずかしいなぁ(泣)

レシーバーカバーにマイクロサイトと、
フォアグリップの下部にもレールマウントが付いてます。
こういうさりげないカスタムは魅力的ですねー。

さて次回は、さらに稀少な木製ストックをご紹介する予定です。
どれくらい稀少かって、私も持ってないんです! 悔しー!!  

Posted by カズヤ at 15:54Comments(6)マルシン電動UZI