2011年07月15日
マルシン電動UZIについて その29 専用サイレンサー再び2
イングラムのサイレンサーを着けるのもアリだなぁ・・・
というわけで(笑)
マルシン製専用サイレンサーの改良を始めるわけですが、
UZI本体に装着した状態を見て改めて思うのは、
こんなに長くなくてもいいんだよなぁ、ということです。
無論、これはこれでカッコイイと思うのですが、
下画像のように、前回ご紹介したメーカー不明品と、
KM企画さんの製品と、3本並べて見ると、
その長さがさらに際立ちますよね。
どうしよう・・・多分二度と手に入らない品物だろうし、
大は小を兼ねるとも、デッカイことはいいことだ(古ッ!)
とも言うことだし、これはこのまま持っていようかな~・・・
などと、けっこう悩みはしたのですが、
きっとそのうち、もう1本くらい手に入るでしょ!
と開き直って、下画像のようにバッサリやってしまいました。
アルミが分厚い上にけっこう硬くて大変でしたね。
しかしまぁ、貴重な物を我ながら大胆な・・・
こうなったらもう取り返しがつきませんので、
ひたすら先に進むのみであります。
ちなみに私の個人的好みにより、
仕上がり寸法が200mmになるようカットしました。
例によって行き当たりばったりでぶった切っちゃいましたが、
イメージ通りの仕上がりになってくれるでしょうか。
次はサイレンサー内部中央の穴あきパイプを造るのですが、
もともとのアルミパイプでは内径が細すぎるように思えたため、
外径15mm内径13mmのアルミパイプを用意しました。
その上で、もともとのアルミパイプを
取り付け基部付け根から20mmあたりでカット。
別途用意した外径15mmのパイプは、
現物あわせで適当な長さにカットします。
そのアルミパイプに、4mm径のドリルで
バスバスと穴をあけたものが、下画像です。
勢い余って、余計なところまでやっちゃってます(汗)
この穴あきパイプを、先にカットしたサイレンサー取り付け基部と、
サイレンサー先端のフタの内側に固定します。
下画像のようにビニールテープを巻いて太さを合わせ、
隙間なくハマるよう調整しました。
さて、スポンジなのですが、
これが意外とありそうで無いもので、
適当なものがなかなか見つからず、
東急ハンズにて、けっこうな大きさのものを
購入する羽目になりました。
まぁ、さほど高価なものでもないんですけどね。
「発泡ウレタンフォーム(プロファイル)」という商品で、
東急ハンズにて、500mm×500mmで379円でした。
説明に、「防音材等に最適」と書かれているので、
消音効果もちょっとは期待出来そうです。
で、実際に必要なのはこの程度のサイズ(涙)
このスポンジを、タイラップでキュッと締めて固定します。
メーカー不明サイレンサーは中央で締めていましたが、
こうした方が消音効果が望めそうな気がして、
前後の両端を締め付けてみました。
これを、外装のアルミパイプに押し込んで、
元通り組み立てて、改良版サイレンサーの完成です。
ちなみに、外装のパイプをカットしたことで
フタ(基部)を固定するネジ穴が消滅していますので、
これをドリルと面取りカッターで再現しました。
また、ネジ頭の十字穴が完全につぶれてしまった
もともとのネジを廃し、同寸の六角穴付き皿ボルトに交換しました。
こちらの方が、実銃のオプションっぽい雰囲気が出ますしね。
そして完成した姿が、下の画像です。
と、サイレンサー単品で写しても、
以前との違いがわかりませんね。
改良(短縮)前後の専用サイレンサー装着状態を
ほぼ同アングルで撮影してみましたので、ご覧ください。
下のアングルだと、その違いが
よりはっきりおわかりいただけると思います。
かなり雰囲気が変わりましたよね。
せっかくなので、別アングルも載せちゃいます(笑)
そうそう、やっぱりこの長さ、このボリュームこそが、
UZIに一番似合うサイズだと思います。
あくまで見た目のバランス上での話しですけどね。
さて、上記のようにして完成した
改良版専用サイレンサーですが、
肝心の消音効果は向上しているのか??
次回、その衝撃の結果をご報告いたします。