2011年07月03日
マルシン電動UZIについて その26 ちょっとした小技1
今回のタイトルですが、
「コエダ」じゃなくて「コワザ」ですので念のため(笑)
前回までの記事による、整備とリポバッテリーの導入で、
安定した作動が可能になったマルシン電動UZIですが、
実射テストを繰り返すうちに、
ピストンが下がりきらないというトラブルが
またしても発生しました。
様々に対策を施すことで、とっくに解消したはずの
この現象が、何故今になって起きたのか。
正直ちょっとうんざりしつつ観察してみたところ、
本来は下画像のように収まっているべき
メインスプリングガイドの後端が・・・
下画像のように、上方に逃げる形でズレていたのです。
このことにより、セクターギアとピストンの歯が
正常に噛み合わず、例のトラブルが発生していたわけですね。
おそらくは、補強プレートを入れたことによって
逃げ場を失った力が、この部分に現れたのでしょう。
もともとの設計で想定されていたバランスが、
後付けの補強によって崩れたのかもしれませんね。
さて、原因がわかればどうということはありません。
スプリングガイドが浮き上がらないよう、
上から押さえつけてやりましょう。
上の画像中、黄色い矢印で示しているのは、
スプリングガイド上端から、
アッパーレシーバー内壁の上端までの高さです。
この高さが約12mmなので、同寸のスペーサーを作って、
レシーバーカバー側に設置してみます。
下画像は、あり合わせの端材で作ったスペーサーです。
5mm角棒を2本と、2mm厚のプラ板を、
瞬間接着剤で張り合わせただけのいい加減な代物です(汗)
現物あわせで、スプリングガイドが当たる部分を
甲丸ヤスリで少しだけ削り込んであります。
その削った方と逆側の面に、厚手の両面テープを貼り付けます。
今回は3Mの超強力両面テープを使いました。
この状態で、下画像のように
スプリングガイドの真上に当たるよう位置を決め、
マスキングテープ(粘着力の弱いテープ)で
倒れないよう仮止めします。
ちょっとピンボケの上、フラッシュで飛んでしまい、
画像が見にくくて申し訳ありません(汗)
そして両面テープの裏紙を剥がし、
レシーバーカバーをバコッと閉めれば、
スペーサーはレシーバーカバーの定位置に
貼り付いてくれるという寸法です。
ちなみに、上の画像にもちらっと見えていますが、
下画像、赤矢印で指した銀色の部分。
このエッジ部分を、ほんの少し斜めに削ってやることで、
レシーバーカバーがスムーズに閉じられるようになりますので、
閉じるときに苦労されている方は、是非お試しくださいませ。
話しが少しばかり逸れましたが、
上記の要領で製作した、スプリングガイド押さえ・・・
スプリングガイドストッパーとでも呼びましょうか。
これを設けたことで、おそらくマルシン電動UZIの
動作におけるトラブルには、止めを刺せたと思います。
さて、今回もうひとつだけ小技をご紹介して終わりましょう。
インナーバレルの固定について、なのですが、
ホップアップ調節ネジが付いているブロックで、
アッパーレシーバーとガッチリ噛み合って固定されているものの、
銃口付近を観察すると、アウターバレルの中で
インナーバレル先端部が、若干浮いた状態になっていました。
上はアウターバレルの断面を簡単にイラスト化したものですが、
このように隙間があることで、射撃時の振動により
インナーバレル先端にブレを生じさせると考えられます。
そこで、実に簡単な対処法ではありますが、
ビニールテープを貼り付けることで、
上述のブレを防止する策を施しました。
テープの長さと枚数は、アウターバレルをかぶせつつ
現物合わせで決定しました。
巻きつけるのではなく、短冊状のテープを
縦方向に貼り付ける形を採っています。
貼り付け位置は、上の画像を参考にしてください。
と、今回だけで終えるつもりだった小技編なのですが、
まだちょっとお伝えしたいことがありますので、
もう1回だけお付き合いお願いいたします。
「コエダ」じゃなくて「コワザ」ですので念のため(笑)
前回までの記事による、整備とリポバッテリーの導入で、
安定した作動が可能になったマルシン電動UZIですが、
実射テストを繰り返すうちに、
ピストンが下がりきらないというトラブルが
またしても発生しました。
様々に対策を施すことで、とっくに解消したはずの
この現象が、何故今になって起きたのか。
正直ちょっとうんざりしつつ観察してみたところ、
本来は下画像のように収まっているべき
メインスプリングガイドの後端が・・・
下画像のように、上方に逃げる形でズレていたのです。
このことにより、セクターギアとピストンの歯が
正常に噛み合わず、例のトラブルが発生していたわけですね。
おそらくは、補強プレートを入れたことによって
逃げ場を失った力が、この部分に現れたのでしょう。
もともとの設計で想定されていたバランスが、
後付けの補強によって崩れたのかもしれませんね。
さて、原因がわかればどうということはありません。
スプリングガイドが浮き上がらないよう、
上から押さえつけてやりましょう。
上の画像中、黄色い矢印で示しているのは、
スプリングガイド上端から、
アッパーレシーバー内壁の上端までの高さです。
この高さが約12mmなので、同寸のスペーサーを作って、
レシーバーカバー側に設置してみます。
下画像は、あり合わせの端材で作ったスペーサーです。
5mm角棒を2本と、2mm厚のプラ板を、
瞬間接着剤で張り合わせただけのいい加減な代物です(汗)
現物あわせで、スプリングガイドが当たる部分を
甲丸ヤスリで少しだけ削り込んであります。
その削った方と逆側の面に、厚手の両面テープを貼り付けます。
今回は3Mの超強力両面テープを使いました。
この状態で、下画像のように
スプリングガイドの真上に当たるよう位置を決め、
マスキングテープ(粘着力の弱いテープ)で
倒れないよう仮止めします。
ちょっとピンボケの上、フラッシュで飛んでしまい、
画像が見にくくて申し訳ありません(汗)
そして両面テープの裏紙を剥がし、
レシーバーカバーをバコッと閉めれば、
スペーサーはレシーバーカバーの定位置に
貼り付いてくれるという寸法です。
ちなみに、上の画像にもちらっと見えていますが、
下画像、赤矢印で指した銀色の部分。
このエッジ部分を、ほんの少し斜めに削ってやることで、
レシーバーカバーがスムーズに閉じられるようになりますので、
閉じるときに苦労されている方は、是非お試しくださいませ。
話しが少しばかり逸れましたが、
上記の要領で製作した、スプリングガイド押さえ・・・
スプリングガイドストッパーとでも呼びましょうか。
これを設けたことで、おそらくマルシン電動UZIの
動作におけるトラブルには、止めを刺せたと思います。
さて、今回もうひとつだけ小技をご紹介して終わりましょう。
インナーバレルの固定について、なのですが、
ホップアップ調節ネジが付いているブロックで、
アッパーレシーバーとガッチリ噛み合って固定されているものの、
銃口付近を観察すると、アウターバレルの中で
インナーバレル先端部が、若干浮いた状態になっていました。
上はアウターバレルの断面を簡単にイラスト化したものですが、
このように隙間があることで、射撃時の振動により
インナーバレル先端にブレを生じさせると考えられます。
そこで、実に簡単な対処法ではありますが、
ビニールテープを貼り付けることで、
上述のブレを防止する策を施しました。
テープの長さと枚数は、アウターバレルをかぶせつつ
現物合わせで決定しました。
巻きつけるのではなく、短冊状のテープを
縦方向に貼り付ける形を採っています。
貼り付け位置は、上の画像を参考にしてください。
と、今回だけで終えるつもりだった小技編なのですが、
まだちょっとお伝えしたいことがありますので、
もう1回だけお付き合いお願いいたします。