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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2012年09月03日

理想のグロックを求めて 序編

理想のグロックを求めて 序編

ハイパ~道楽さん「カスタムガンコンテスト2012」経由で
当ブログにご来訪くださった皆様、はじめまして!

この記事の更新が遅くなったため、
グロックの画像を見てこちらに飛んでくださった方は
ほとんどUZIの記事しかない奇妙なブログで
さぞや驚かれたのではないかと思います。

「UZI SIX MILLIMETER」と名付けた当ブログは、
世界一UZIを愛する私、出二夢(でにむ)カズヤが
ウージーという銃のトイガンをメインテーマにお送りする、
偏見と偏愛に満ちた内容のブログでございます。

今回の「カスタムガンコンテスト2012」も、
本当はUZIのカスタムガンで長物部門にエントリーしたかったのですが、
昨年の同コンテストのアンケートにて

「ハンドガン部門も設置してください!」

と書いた私の希望を叶えてくださった
ハイパ~道楽主宰のYAS氏へのお礼の気持ちを込め、
まだどこにも発表していなかった渾身のカスタムグロックにて
エントリーさせていただいたという次第です。

理想のグロックを求めて 序編

人気投票の受付が始まったばかりということもありますし、
コンテスト外の当ブログで極端なアピールを繰り広げるのは
ちょっとした選挙違反(?)のような気がするので、
まずはご来訪くださった皆様へのご挨拶と、
どこをどういじったか良くわからないであろう
私のグロックカスタムの改修ポイントを、
ほんのちょこっとだけご紹介させていただきます。

理想のグロックを求めて 序編

話せば長くなるので今回は話さない(汗)諸々の事情により
ヤフオクにて入手した中古のマルイ製グロック17。

前のオーナーさんがどれくらい撃たれたのか、
どういう使い方をして来られたのかもさっぱりわからない、
けっこうくたびれた印象のこのグロック17が、
手元に届いたまんまの状態にガスと弾を込めて撃ってみたところ、
5メートルからの10発がほぼワンホールという
驚異のグルーピングを叩き出したのです。

シューティングマッチで戦うためにと心血注いで作り上げた
マルイハイキャパカスタムと同等かそれ以上の命中精度を、
中古の箱出しであっさり実現してしまう
マルイ製グロックの性能を目の当たりにして、、
なんだか色々とバカバカしくなってしまいました(涙)
  
理想のグロックを求めて 序編

で、そのマルイ製グロック17(以下、G17)を前にして、

「この性能でG19のサイズだったら、まさに理想のコンパクトキャリーガンじゃないの」

という、誰もが考えつくであろう発想に辿り着き、

「どうやら誰もやってないみたいだから、最初に発表したらウケるかも・・・」

これが今回のカスタム製作にあたっての動機だったというわけですね。
47歳にもなる大人の考えとは思えないような短絡的発想ですよね~(笑)

では以下に基本であるG17からG19への改修作業のさわりの部分を、
画像を中心にちらっとご紹介いたしましょう。。

理想のグロックを求めて 序編

まずマガジンについてですが、これは中国のエアガンメーカー
「クラシックアーミー」が発売しているG19用の物をネット通販にて購入。
ある程度の加工調整は覚悟していたのですが、そのまますんなり使えました。

理想のグロックを求めて 序編

このマガジンのサイズに合わせてG17のグリップをバッサリ切断。

理想のグロックを求めて 序編

G17のマガジンを挿入すると、どれくらいカットしたのかがわかりますね。

理想のグロックを求めて 序編

理想のグロックを求めて 序編

スライドとアウターバレルは切り詰めて使うことになるので、
慎重に寸法を測ってサイズを決定。
上画像中、赤矢印で示した部分が不要となります。

理想のグロックを求めて 序編

ノコギリでゴリゴリと惜しげもなく切断。

理想のグロックを求めて 序編

ご覧のように黄色いテープ(マスキングテープ)をガイドに若干長めに切断し、
この後切断面をヤスリでキレイに整えます。

理想のグロックを求めて 序編

もちろんフレーム先端も同様に切り詰めちゃってます。

理想のグロックを求めて 序編

そして切り詰めたパーツをそれぞれ接着したのが上画像の状態です。
あまりに自然なバランスなので、最初からこのサイズだったかのようですね。

理想のグロックを求めて 序編

KSC製のG23Fと並べてみると、確かに短くなったのがわかります。
KSCグロックがもっと当たってくれればこんな苦労は・・・(涙)

と、ここまでの流れでマルイ製G17をどう加工しているのか、
大体のところはお分かりいただけたかと思います。

とは言え、本当に大変だったのはここから先の作業でして、
特にグリップまわりの形状変更については
気の遠くなるような時間と手間がかかりました。

理想のグロックを求めて 序編 

ターゲットに向けて銃をまっすぐ突き出した時に、
フロントサイトが上を向いてしまうグリップアングルが
どうしても許せなかったのと、
誰も造ったことのないグロックカスタムが欲しかったのとで、
完全にむきになってましたからね~(笑)

そのあたりについては今回のコンテストが終了した後で、
改めてじっくりご紹介して行きたいと思います。

って、あくまでご要望があればの話しですけどね。
人気投票の結果で、ニーズの有無は一目瞭然ですからね(汗)

現物を握っていただかないことには
このG19カスタムの持ち味はお分かりいただけませんが、
私なりに気張って撮ったコンテスト用画像が
どれだけのご支持を頂戴出来るものか、
年甲斐も無くドキドキしながら結果を待つ日々でございます。

以上、ハイパ~道楽さん「カスタムガンコンテスト2012」
エントリーにあたってのご挨拶と作品の簡単なご紹介を
これにて終えさせていただきます。

いつものUZIネタを期待しておいでくださった常連の皆様には、
突然のこのような記事で大変失礼いたしました。

「出二夢カズヤがグロックとは・・・日和りやがったもんだぜ」

などといったお叱りの声が聞こえて来そうで怖いのですが(汗)
私なりの偏執的なこだわりをタップリと詰め込み、
精魂込めて造ったカスタムグロックですので、
コンテスト終了後の紹介記事にちょっとだけご期待くださいませ。

次回からは中断しておりましたマルイ電動UZIの
内部構造の検証記事を再開いたしますです。



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この記事へのコメント
UZIメインであっても、グロックが出てきても問題無いと思いますよ。
その前にもハイキャパ等を出ていること サバゲーにおけるサブウエポンとして使えるであろうこと等を考えたらなおさらって感じでしょうか。

実は私もグロックは気に入っていたりします。
UZIの魅力に気づいた少し後になぜかハマりだしたんです。
友人の影響とはいえ、実際に触れてみるとなかなか使いやすくていいですね。
普段デザートイーグル.50AEに触れていると、その使いやすさがよくわかります。(笑)

現在持ってるのはKSC製の18Cが1丁、17が2.5丁です。
(2.5というのは、スライドの中身が空っぽでフレームはまだ使える状態なのであえてこう表記w)

同じモデルでもマルイ製とはまた一味違うので、サバゲーで使うならマルイ製のほうが安心感があるかなって思います。
シューティングマッチではどうでしょうか?
Posted by 砂鷲 at 2012年09月03日 17:54
ささやかな疑問ですが、接着したスライドの強度ってどうですか?
Posted by キータイ at 2012年09月03日 21:44
出二夢カズヤ様
毎度お世話になります、オヤジGUNです。

おっ、例のヤツが日の目を見ることになりそうですね。
こんな言い方は僭越なのですが、コレはケレンみとベーシックさが非常に良いバランスで融合されたとても”シブイ”GUNだと感じ入ってます。
造りの丁寧さも伝われば良いのですが…
スミマセン、また酔っ払って言いたい事を書きました…
ともかく、この作品の良さが広く伝わる事を願って止みません。

以上、よろしくお願いいたします。
Posted by オヤジGUNオヤジGUN at 2012年09月04日 00:54
>砂鷲様

毎度コメントありがとうございます!
ははぁ、やはりデザートイーグル使いゆえの、
そのハンドルネームだったのですね~。

しかしKSCグロックを2.5挺もお持ちとは!

私の友人にもKSCとタナカのグロックを持っているひねくれ者がおりますが(笑)
やはり性能面の安定感ではマルイ製が最も優秀だと思います。

シューティングマッチでグロックを使っている方々も、ほとんどマルイ製なんじゃないかな?

KSCグロックは、ちょっと気温が下がるとまともに動かないのが何とも・・・(涙)

製品としての雰囲気はとても良いんですけどね~。

>キータイ様

毎度コメントありがとうございます!

スライドについては単に接着しただけではなく、
ある方法でガッチリ補強しておりますので、
強度的にはまったく問題無いと思います。

少なくとも今のところはガシガシ快調に動いてますよ!

詳しくはコンテスト終了後にレポートいたしますので、
今しばらくお待ちくださいませ~。

>オヤジGUN様

毎度コメントありがとうございます!!

そういえばオヤジGUN様にはあのG19、以前こっそりお見せしましたっけね。
過分なお言葉を頂戴しまして、恐縮の至りでありますです。

なにせメチャクチャ地味なカスタムなので、
コンテストでの人気は獲得出来ないだろうと思いますが(涙)
どれだけのご支持がいただけるものか、手に汗握って見守るばかりの心境です。

また5位くらいになれたらいいなぁ・・・
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年09月05日 10:59
はじめまして!

ハイパー道楽のコンテスト、出二無カズヤさんのグロック19に一票入れさせていただきました。

マルイのグロック17をここまでカスタムなさるなんてすごいですね(´ω`)
制作風景を見て感動しました!
Posted by 鷹志鷹志 at 2012年09月08日 19:09
>鷹志様

はじめまして! 
ご丁寧なコメント、真にありがとうございます!!

なんと、私の作品に貴重な1票を投じてくださったのですね。
心から感謝いたしますです~(感涙)

自分的には徹底的にこだわって製作した
渾身のカスタムグロックなのですが、
いかんせん見た目が地味に過ぎるので、
おそらく得票数は低いだろうと思うんですよね。

でも、これで最低でも1票は頂戴出来たというわけで、
エントリーした甲斐があったというものです!

コンテストの結果発表が終わったら、
もっと凄い製作風景をご覧に入れますので、
ちょっとだけ楽しみにしていてくださいね!
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年09月09日 01:01
はい。ひねくれ者です。
m(_ _)m
気が付けばハンドガンの大部分がタナカでした。
(;゜0゜)
投票のほうも無事済ませました。
読者登録してたけどこのブログは知らなかった…
なので、遅れてコメでスマン。
Posted by だぶー at 2012年09月13日 19:02
>だぶー君

毎度コメントありがとう!
そして投票してくれて本当にありがとうございました!!

あんな地味な作品に29票もいただけたなんて、うれしい限りですよ(感涙)
グロックのカスタムは今後も色々企画してるから、
ちょいと楽しみにしててちょうだい。

っつーか、また一緒に撃とうぜい!
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年09月24日 00:20
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