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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2012年07月09日

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

仕事の都合でちょっと間が開いてしまいましたが、
マルイ電動UZIについてのレポート、
予てからの予告どおりいよいよ禁断の領域へと
踏み込んで行きたいと思います。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

ただし、上の画像にあるように、
マルイ電動UZIの心臓部たるVer.5メカボックスは
特殊な改造防止シールで封印されており、
これを剥がした場合、マルイさんによるサポートは
一切受けることが出来なくなってしまいます。

過去に行ったマルシン電動UZIの検証では
分解から組み立てまでの工程を徹底的にご紹介しましたが、
既に生産されていない製品だったことと、
メーカーサポートも終了していることから、
マルシンさんへの不利益には当たらないと判断してのことでした。

2012年7月現在、東京マルイ公式サイト
製品カタログページにしっかり載っている現行商品である電動UZIについて、
メーカーが推奨しない分解の方法を詳しく紹介することは、
本当は避けるべきことではないかと考えております。

それでもこうして検証記事を書き進めずにいられない
熱い胸の内については追々お話しするとして(笑)

電動エアガンの分解組み立てに自信が持てない方や、
自分の行いの責任を自分で取ることが出来ない方は、
絶対に今後の記事の内容を真似しないでください。

別に違法な改造等をするわけではありませんが、
メーカーさんが禁じていることを行う以上、
これくらいの覚悟を背負う必要はありますからね。

以上の要件を踏まえた上で、
マルイ電動UZIの内部構造に迫って行きましょう。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

はい、というわけで取り出しましたVer.5メカボックス。

前述の理由から、ここまでの分解方法も
あえて省略させていただきました。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

さて、改めて改造防止シールと向き合います。
これを剥がしてしまったが最後、
決して後戻りは出来ません。

何故ならこのシール、一旦剥がしてしまうと…

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

このように剥がした跡が残るため、
二度と貼り直すことが出来ないのですね~。

逆に言うと、こうまでしてメカボの分解を禁じている
マルイさんの真意が気になるというものですよね。

ともあれ、禁断の封印を破ってしまった以上、
先に進む他の道はありません。
思い切ってメカボを開けてしまいましょう。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

まずは右側面に見えるネジを外します。
こういう画像を撮っておくと、
組み立て時に参考になるのでオススメですよ。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

あとは各ギアの軸を軽くつつきながら、
強化樹脂製のフレームをパカッと開けばこの通り。

厳重な封印が施されていた割には案外普通っぽくて、
ちょっと拍子抜けしたかもしれませんね。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

しかし下のVer.2メカボと比べて見ると、
そのレイアウトの異様さに驚かれることでしょう。

マルイ電動UZIについて その14 内部構造1

モーターと各ギアがほぼ水平に並んでおり、
セクターギアとピストンは遠く隔絶されています。

そしてそのピストンは末端が銃口側にあり、
インナーバレルがスプリングガイドになっているのです。

一見しただけでは何がどうなっているのか理解出来ず、
非常に複雑なメカニズムのように思えますが、
やっていることはVer.2とほとんど同じで、
特に新しいアイディアが盛り込まれているわけではありません。

では、どんな仕組みでBB弾の射出を行っているのか。
まずはそのあたりから解説しようと思うのですが、
残念ながら今回はこれにて時間切れ(涙)

その特異なメカニズムと発射サイクルについて、
画像とイラストを交えてご紹介する予定ですので、
ちょっとだけ楽しみにお待ちくださいませ。

次回更新は15~16日の予定です。



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