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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2012年04月10日

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

思いがけず時間が取れたので、
葉隠マッチM-1レポート、
前回の続きをお届けします。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

上は問題のタイニードットサイトを
マッチ後の曇天の日に撮影した画像です。

ドットにピントが合わないため、
あまり参考にならないかとは思うのですが、
光点の輝度が若干弱い感じが
おわかりいただけるでしょうか。

この状態でドットを視認したまま
室内に移動すると、
ス~ッ・・・と暗くなって行き、
一度目を離したが最後、
光点を確認出来なくなってしまうのです。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

こういった実用テストを本番前に行ってさえいれば、
あのような事態に陥ることは決して無かった筈で、
自分という人間の詰めの甘さを
心底情けなく思う次第であります(涙)

ともあれ、残るステージを戦うためには
ドットサイトを何とかしなければなりません。

そこで、バックアップ用として持ち込んだ
メタルストック仕様のUZIに着けていたドットサイトを
レシーバーカバーごと交換。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

上画像の状態を、下画像の様に換装したわけですね。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

メカボのトラブルに備えて用意しておいた予備銃を
こんな形で活用することになるとは、
まったく想像していませんでした・・(汗)

しかしこちらのレシーバーカバーへの
ドットサイトの搭載方法は、
マルシン電動UZIの検証記事において
実用性の低さが判明したばかりのもの。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

載せているドットサイトも、
前回の葉隠マッチで使用した安物レプリカで、
その性能が信頼出来ないばかりに痛い目を見たという、
ちょっとしたいわく付きの製品です。

次のステージが始まるまでに
きちんとゼロインが出せるのかどうか、
暗澹たる気持ちで試射場に向かったのですが、
なんとも驚いたことに、ほんの5分ばかりの調整で
ドットと着弾点をピタリと一致させることが
出来たではありませんか。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

上は同じドットサイトをレシーバーカバーに載せた
マルシン電動UZI(自作木スト付き)ですが、
こちらの場合、たっぷり30分以上調整を繰り返して
ようやく妥協点を探り出せるといった状態だったのが・・

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

まったく同じ条件のマルイ電動UZIは、
わずかな調整だけで完璧なゼロインが出せたのです。

かつてあれだけ苦労したのは何だったのか、
あまりの馬鹿馬鹿しさに力が抜けてしまいました(涙)

要するに、銃本体の基本的な命中精度が
桁外れに違っているということなんですよね。

これについても項を改めてたっぷり解説いたしますが、
やはり東京マルイのエアガンはその機種を問わず、
恐ろしいほどに良く当たるのです。


話をマッチに戻しましょう。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

我々アルファチームが臨んだ次なるステージは、
これまた前回に続く登場のモンスターバリケード。

バリケードそのものの形は変わっていませんが、
そこから撃つターゲットに人質プレートが加わり、
難易度は遥かに高くなっていました。

この穴だらけのバリケードからの射撃は、
スムーズな姿勢変化とスイッチングが勝利のカギ。

・・と、頭ではわかっているのですが、
実際に立ち向かった際にどうなるかと言えば、

「1番の窓からシュート! 次! 2番!
 2番はどこ?? あった! うお! 左端か!
 急いでスイッチングして・・それシュート!
 次、さ、3番は・・・ここか! げ! 人質が!!
 慎重に狙って・・うぬぬ~! おりゃあ!!」

といった具合で、慌しいことこの上無し(笑)

上の画像で雰囲気はおわかりいただけると思いますが、
右に左に、上に下にと射撃姿勢を振り回されつつ、
撃てば300秒ペナルティという恐怖の人質プレートに
細心の注意を払っての射撃を強いられるこのバリケードは、
葉隠マッチの象徴とも言える存在ではないでしょうか。

さて、その果てしなく難しいステージですが、
流れる様な姿勢変化で撃ちこなして行く、
東京マルイの社員さんでもある
サメジマカズキ選手によるデモンストレーション。
その模様を撮影して来ましたので、
是非ともご覧くださいませ。



「着弾点がどこに移動するかってのは~」

この後、トモ長谷川氏が何を語ったのかは、
当日の参加者だけの宝物とさせていただきましょうかね。

前でカメラを構えていらっしゃるYASさんに遠慮したので、
ちょっと見難い部分がありますが、
そのスムーズな射撃は充分見て取れると思います。

ちなみにサメジマ選手が使っていた銃は、
発売間もない、東京マルイ製のSCAR-Hの
ブラックタイプでした。

上の動画の公開にあたり、
ご本人に承諾をもらってはいないのですが、
あのサメジマ君ならきっと許してくれるでしょう(汗)

いや実際、カッコイイ上にイケメンで、
腰が低くて礼儀正しいと来た日にゃ文句のつけ様が無く、
その上、射撃の腕前も上等と来るのですから、
娘がいたら婿に来て欲しいくらいの好青年なのですよ(笑)

コース内容の詳細については、
YASさんのレポートをお読みいただくとして、
サメジマ君のデモによるバリケードからの射撃の後は、
以下のだぶー君のような流れになっておりました。



こちらも本人に黙っての公開ですが、
こっちは・・まぁいいや(笑)

移動間射撃でのスチールプレートへの
カカカカカーン! という5連射が異様に気持ち良く、
何度でも撃ちたくなるステージでしたね~。

ちなみにこの日、マルイ電動UZIには
7.4V1200mAhのリポバッテリーを搭載し、
ここで最速の5連射を叩き込みましたが、
動作はいたって快調。
何の問題もありませんでした。

そのあたりについても、後日詳しくお話しますね。

このステージ1での私の成績は以下の通り。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

こちらをご覧いただければわかるように、
60.22秒というタイムは決して悪い数字では無いのですが、
トップのヒラノ、サメジマ両選手が
軽々と30秒台を叩き出しているのを見ると、
次回に向けた練習の意欲が増すというものですな。

しかし前回同様、上手く撃てた時に限って
カメラを回していないのは何故なんだろう・・・(涙)

また、300秒ペナルティとなる
人質プレートを撃っていないことで、
載せ換えたドットサイトがしっかり機能していることが
証明出来ているかと思います。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3

上の画像は前回マッチのレポートからの流用ですが、
この配置で背後のターゲットのみを撃ち抜くわけですから、
きちんとサイトが合っていなければ
とても無事には回れないコースなのです。

ドットサイトのトラブルに見舞われた
ステージ2では絶望の底に沈みましたが(涙)
このステージ1を無事に撃ち終えたことで、
マルイ電動UZIのパフォーマンスの高さが
必要充分なものであることは
はっきり確認出来ました。

残るは未だ見ぬステージ3。
何やらかなりの長丁場になりそうなコースで、
撃ち終えた他のスクワッドの皆さんの表情から
その手強さがうかがい知れます。

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その3
 こちらは開会前のひとコマ

信頼に足る相棒(UZI)を手に臨んだ最後のステージ。
その難コースをどのように戦ったものか、
次回はそのあたりについてお話しさせていただき、
葉隠マッチM-1レポートを締め括りたいと思います。

今度こそちょっと間が開くことになりそうですが、
何卒お付き合いくださいましね。



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この記事へのコメント
こらこら。
( *`ω´)
こっちは・・まぁいいや(笑)
じゃ、なーい!
公開するなら全編で!
おいらの動画ならまさに
次は何処だ、今度はコッチか…
なんて感じだよ。
f^_^;)
あー楽しかったな。
\(^o^)/
今度はいつかな⁇
楽しみだな。
Posted by だぶー at 2012年04月11日 18:25
>だぶー君

いつもコメントありがとう!

そしてコメ返しが遅れちゃってスマンです!

ご存知のような状況なので、
どうかお許しくだされよ。

次回の葉隠マッチはどうなるんだろうね~。
先日、SAT編集部のテラさんにお会いした時に、
次回の話しもチラッと出たから、
希望は持っててもいいと思うよ。

今度こそはトラブル無しで撃ちたいもんだよ・・・
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年04月17日 03:31
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