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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2012年02月25日

理想のガバメントを求めて 4

さすがと言うか何と言うか、
ガバメントの記事になってからのアクセス数は
普段(UZI記事)の2倍を軽く超えており・・

まぁ、皆様に喜んでいただけるのなら
万事オッケーではあるのですが、
この寂しさは何だろう・・・(涙)

理想のガバメントを求めて 4

さてさて、ここから本題に入るのですが、
私がひと目惚れした上のレールドガバメントの素性を
ようやく調べ上げることが出来ました。

American Tactical Imports(ATI)社の
FX THUNDERBOLT 1911pistol
というのがどうやら正式名称のようで、
下のような動画も発見いたしました。



いや~、本物が撃てて羨ましい!

ロングスライドストップはいらない気がしますが、
その強そうな雰囲気にますます魅せられてしまいました。

下画像のようなステンレスモデルも存在するようですね。

理想のガバメントを求めて 4

これはこれでまたカッコいいですなァ!!

値段は500ドル程度となっていますが、
前回ご紹介した下のSPRINGFIELD ARMORY TRP .45 ACPは
リテール価格で1850ドルとなっていますから・・

理想のガバメントを求めて 4

私が惚れたFX THUNDERBOLTは、
さほど高級なカスタムガンでは無いようです。
雰囲気重視の見た目だけカスタム・・
といった感じでしょうかね。

しかし、それがわかったところで
燃えさかる愛の炎は消せませぬ(笑)

レールドフレームの完成を目指して
突き進みましょう。

理想のガバメントを求めて 4

と、ここで気まずいご報告なのですが、
ABS板を貼り合わせて上の状態まで作った後、
マルイ製フレームに馴染ませるまでの工程が
何故か1枚も撮影されていなかったのです(汗)

さすがに文章だけで説明するのは厳しいので、
苦肉の策として、フリーの3DソフトMetasequoia
雰囲気がわかるようなデータを製作してみました。

以下、そのスクリーンショットをご覧ください。

理想のガバメントを求めて 4

まずはレールの元の上面に、
ABS板の細切りを貼り重ねます。

上画像中、黄色は1mm、赤は2mm厚の板から
それぞれ切り出したものですね。

これらをガッチリ接着して、
下画像のような形を作りました。

理想のガバメントを求めて 4

本格的にレールっぽくなって来ましたね。

ここに下画像で青く表示している、
くさび状に削ったABS片を貼り付けます。

理想のガバメントを求めて 4

この際、先に作ったレールの切り欠き部分に、
ピッタリ収まるよう形状を整えた上で
接着しているのは言うまでもありませんね。

上記の作業で下画像のような
レールマウントが出来上がったわけです。

理想のガバメントを求めて 4

形状を把握していただけるでしょうか。
それにしても、何で撮影してないかなぁ・・・(泣)

と、ここからは実際の画像でご紹介いたします。

上記のように作ったレールマウントの裏側、
フレームと結合する方の側を、
各種ヤスリや彫刻等を駆使して下画像のように削ります。

理想のガバメントを求めて 4

理想のガバメントを求めて 4

画像中、厚みを残してある方が銃口側になります。

デコボコに削っているのにはちゃんと意味があるのですが、
これについては後述します。

ちょいと削り過ぎて穴を開けてしまいましたが、
この程度なら修正が効きますので、
あまり気にしないでおきましょう(汗)

理想のガバメントを求めて 4

ここまでの加工を施した自作のレールマウントを
いよいよマルイ製フレームに馴染ませて行くわけですが、
今回はこれにて終了。
続きは次回以降じっくりご紹介いたします。

このシリーズもまた長くなりそうだなぁ・・・(汗)



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この記事へのコメント
ワタシもレイル付きシングルガバに入れあげ、専用ホルスターまで仕立ててしまったクチです。
この製作記、写真の抜けを3Dソフトで補うところに、出二夢さんの表現者としてのプロ根性を見る思いがします。
レイル付きガバのトイガンは、メーカー既製品であっても、サイドラインの再現がイマイチであることが多く、ここの加工は遅かれ早かれ手を出さざるを得ない部分であり、勉強させて頂きます。
Posted by 北山田 at 2012年02月26日 14:32
>北山田様

毎度コメントありがとうございます!

えーと北山田さん、ほめ過ぎです(汗)
本物のプロ根性を持っていたら、
撮影を忘れるなんてことは無いでしょうからね~。

それと、あくまで手作業による製作ですので、
過度の期待はなさらないようお願いしますね。
いやホント、全身から変な汗が出て来ました(笑)
Posted by 出二夢カズヤ(でにむかずや)出二夢カズヤ(でにむかずや) at 2012年02月26日 18:41
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