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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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2011年08月10日

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

ストックの話しなどあまりに地味過ぎて
誰にも読んでもらえないかと思いきや、
意外にも前回、かなりのアクセス数をいただきまして、
ちょっとビックリしております。

でも考えてみれば、木製ストックのレビューは
今まで専門誌等でも行われていないかもしれません。
読者様の年齢層によっては、初めて見たという方がいらしても
不思議ではないのかもしれませんね。

さて、今回も木製ストックのお話しですが、
大変に稀少な品物をご紹介いたします。

下の画像は、サイレンサーアダプターの回でも
多大なご協力をいただいた、R100RS様所有のフルメタル版電動UZIです。
画像から見て取れるコンディションの良さで、
大切にしていらっしゃるのがわかりますねー。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

使い込まれて良い味が出ている木製ストックですが、
ちょっと変わった形をしているのがおわかりいただけるでしょうか。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

前回ご紹介した木製ストックは、ABS製の銃本体と同梱で
限定販売されたものですが、
上のマルシン電動UZIに装着されているストックは、
おそらく単品にて販売されたものと思われます。

これはストック内部にバッテリーを収納出来る
木製バッテリーインストックなのです。

このストックが発売されていたことは、
当時の私も知っていたのですが、
前述の通り、限定版の木製ストックと形状が異なっていることから、
バッテリーを内蔵するためのオリジナルデザインなのだろうと
頭から思い込んでおりまして、
手に入れるチャンスが何度もありながら、
そのことごとくを見送って来ました。

ところが、このブログを始めるにあたり
あれこれ調べてみれば、この形状の実銃用木製ストックが
しっかり存在しているではありませんか!!

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

嗚呼あの時、話しのタネにでも手に入れておけばと、
己の不見識を悔やんだところで後の祭り。
大体において、私の人生ってこんな感じなんですよね(涙)

ちなみに、こちらのサイト
http://www.dandbmilitaria.com/uzi-stock--5975-p.aspでは、35ドルで売ってますね。
まぁ海外だし、実銃用なのでどうにもなりませんが・・・

そんなわけで、私は持っていないこのストックなのですが、
この貴重品を所有し、なおかつサバゲにも使用されているという
R100RS様にお願いして、画像をご提供いただきましたので、
その細部をじっくり観察して行きましょう。

まずは左右側面から。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

いわゆる直銃床タイプの形状ですね。
実物の存在を知らなかった時はこの形に馴染めなかったのですが、
今はすっかり好きになっているのですから、
現金にもほどがあると言いますか・・・(汗)

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

先の画像にも写っていますが、
アッパーレシーバー後面の穴と噛み合う
円柱状の突起から、バッテリーの延長コードが出ていますね。

バットプレートは、限定版のそれと共通のようですが、
こちらではストック後部のフタの役目を担っています。
2本の木ネジを抜いて、このフタを外すわけですね。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

中から出て来たNi-Cdバッテリー。
これは、いわゆるラージサイズでしょうか?

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

ストックとバッテリーが並んだところを見ると、
なるほど、この形状が必要だったことが納得出来ます。

下の画像を見ると、板を2枚貼り合わせて
造られているのがわかります。
内側がかなり抉られているように見えるので、
相当大きなバッテリーでも行けそうですね。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

銃本体とストックの結合部分の構造は、
限定バージョンとまったく同じようです。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

そして、前述の円柱状突起から伸びた延長コードが、
下画像のようにアッパーレシーバー後ろ面の穴から入り、
アッパーレシーバー内部前方のコネクターと繋がるわけですね。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIは同梱の専用バッテリーの容量が低く、
サバゲでの使用には辛いものがありましたので、
大容量バッテリーの使用を可能としてくれる
この木製ストックは、最高のオプションパーツと言えますね。
あの時なんで買っておかなかったかなぁ自分・・・(泣)

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

ともあれ、以上が木製バッテリーインストックの全貌です。
その中身は私もまったく見たことがなかったので、
今回の記事は、私個人も大変勉強になりました。

現在ではほぼ入手不可能な貴重品を
今回も当ブログのために快く公開してくださった
R100RS様に、改めて感謝いたします。
お忙しい中、撮影までしていただき、
本当にありがとうございました!

最後にオマケとして、ネットで見つけた
変り種の木製ストック画像をご紹介いたします。
詳細は不明ですが、まぁ色々とあるもんですね~。

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

マルシン電動UZIについて その36 ストック編3

さて次回は、ストック編最後のネタをご披露します。

これも今まで、同様のものを見たことが無いので、
またしても本邦初の企画かもしれませんよ~。



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この記事へのコメント
すげー俺のUZIカッケー!って
10年前の銃を再評価できてしまうのがこのブログの魔力?
当時はとにかくサバゲで使うためには
どーしてもバッテリー問題を解決せねばならず、
必要にせまられてのストック購入…だった気がします。
(当時で1万5千円くらいしたよーな記憶が?)
あとマルシンUZIにストックが2種類あったことを、初めて知りました!
Posted by R100RS at 2011年08月11日 03:27
R100RS様

いつもお忙しい中、コメントありがとうございます。
投稿時刻がお仕事のハードさを物語っていますよね(涙)
私のは単なる夜更かしですが(汗)

しかし、ホントにカッコイイです!
R100RS様の木ストUZI。

私の持っていないアウターバレルと
バッテリーインストックを惜しげもなく
ゲームに投入されていらっしゃるなんて、
同じUZIファンとしては、尊敬するやら嫉妬しちゃうやらで・・(笑)

しかし、販売当時に購入されていたR100RS様が
あのストックをご存知なかったということからするに、
やはり1回こっきりの限定販売だったのでしょうね。

いずれお会いする時には、必ず持って行きますね!
Posted by 出二無カズヤ at 2011年08月11日 03:54
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