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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2013年07月16日

出二夢カズヤの第1回ELITE OPERATORS参戦記 前編

さてさて、すっかりお馴染みのテンプレートで始めましょう(笑)



濡れた毛布が全身にまとわり付いて来るような、
異様な蒸し暑さに見舞われた7月14日。
横浜は和田町にある横浜PCMさんにて開催された
「第1回ELITE OPERATORS本大会」
この日初めて開催された新しいシューティングマッチに、
先月48歳になった初老シューター出二無カズヤが挑んで参りました。


 いつも和やかな雰囲気の4階待機場の様子。手前は私の勤め先の社長です。

長物とハンドガンを使った本格的な2ガンマッチとしては、
おそらく本邦初の開催となったであろう今大会。

去る4月28日に私の勤務先で開催されたPMC2013年度第3戦、
PMC Gunsmith BATON AKIBA“TWO-DAYS”に参加してくれた
LEMサプライ矢田ちゃんから、こんなマッチを企画しているとのお話しを伺って以来、
ワクワクしながらその開催を心待ちにしていました。


 直径6cmと10cmのプレートが混在した恐るべき光景。

そのコンセプトが正式に発表されたのは、
IDPAナショナルを目前に控えた5月上旬頃だったでしょうか。
矢田ちゃんご提供の分に加え、自腹で買ったもうひと組を合わせた
公式プレート12枚を勤務先シューティングレンジに常設し、
例によって開店前閉店後の自主練習を開始していたのです。


 参加者全員に0.8J以下のパワーチェックが義務付けられます。

UZIが使えるからというだけの理由により、MMSさんでのたった1時間の練習で参加した
アンリミテッド2013は、当然のごとくボロボロの成績に終わりましたが、
今度は参加者全員が横並びでのスタート(もともとの資質は別として)であり、
私は勤務先での充分な練習が可能という非常に大きなアドバンテージがあります。

射撃時の全長が60㎝以上のアサルトライフル又はSMGという
長物に関するレギュレーションからして、ほとんどの参加者が
様々にカスタムしたM4を使うことは間違い無いでしょうし、
M4勢が確実に上位を独占するであろうと思われました。


 レギュレーションをクリアしたガンには、合格証としてシールを貼ります。

そういった状況の中に、生涯の相棒と心に決めているUZIという銃で、
さらに言うなら、東京マルイさんの公式サイトの製品ラインナップから、
つい先日とうとう削除されてしまったUZIが、まだまだ使える電動ガンなのだと
この身を持って証明するためにも、どうしても上位に食い込みたいと・・。

今まで参加したシューティングマッチはあくまでも自分との戦いであり、
他の参加者の記録や、増して勝ち負けなどを意識したことは一度もありませんでした。
それが今回に限っては、どうしてもUZIで勝ちたい!という強い想いが
自分でも戸惑うほどに、メラメラと音を立てて燃え上がっていたのです。


 すべての長物は一旦スタッフに預け、射撃直前に受け取る方式が採られました。案の定ほとんどM4ですね。

一般的には評価の低い東京マルイ製の電動UZですが、
これまでの研究により、良いところもダメなところも知り尽くしている私です。

2度の葉隠マッチと葉隠訓練、葉隠予備校といったハードな状況を乗り切った事実と、
その後の葉隠反省会で発生したトラブル(後日詳細をレポートします)も含め、
エリートオペレイターズをUZIで戦うことは充分可能であると確信していました。


 開会式を兼ねて、競技委員長のヒラノさんからルールの補足説明がありました。

さらには、マッチ2にあたるアンビデクストラウスのステージで、
長物のスイッチングが必須とされているという厳しいルール。
これが私にとっては実にありがたいものだったのです。

話しは2009年に遡るのですが、当時鉄砲業界の話題を独占していた
MAGPUL時代のクリス・コスタによるMS2スリングの解説動画を観て、
そのスピーディーなスイッチングに大きな衝撃を受けましてですね・・

まぁ百聞は一見にしかずということで、その動画を是非ともご覧ください。
48秒あたりからのパフォーマンスに要注目です。



この一瞬で左右の手を入れ替える早業に度肝を抜かれ、
UZIでこれをやるためにはどうすれば良いのかを、
スゥイベルの取り付け位置やスリングの捌き方等、必死で研究を重ねました。

そして自作の木製ストックにその成果を盛り込むことで、
UZIという前時代のサブマシンガンでのスムーズなスイッチングを可能とし、
家族に呆れられながらもしつこく練習を積んで、
一昨年10月に開催された葉隠マッチVer.0.1の時点では
高速スイッチングを身に付けていました。
そんな経緯があって、この厳しいルールが有利と感じられたのです。


 自らもトップシューターの一人である、大会主催者の矢田社長からのご挨拶。

・・・と、当記事執筆開始から5時間近く経っているのですが、
ようやく書きたいことの半分が消化出来たといった雰囲気(汗)

サクッと完結させたかったのですが、すみません、もう1回だけお付き合いください。
出二夢カズヤの第1回ELITE OPERATORS参戦記 後編。
明日中にアップ出来るよう頑張りますです。  

Posted by カズヤ at 03:45Comments(2)シューティングマッチ