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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2013年01月12日

出二夢カズヤの横浜PMC13th参戦記 その1

先週は更新をサボってしまい、大変申し訳ございませんでした。
一部の方々から大変なご好評をいただいております
初心者シューター出二無カズヤのPMC参戦記。
今回も張り切ってお届けいたしましょう。



灰白色の冬空が広がる昨年12月23日。
横浜は和田町にある横浜PCMさんにて開催された
「第13回プレートマスターズチャンピオンシップ」
その由緒正しきシューティングマッチに、
今年48歳になる初老シューター出二無カズヤが単身挑んで参りました。


 寒空の下にそびえ立つシューターの聖地、みかどやビル

1mの高さに25cmの間隔で並べられた直径10cmの丸いプレートを
いかに正確に撃ち倒せるかを競う、最もシンプルにして究極にディープなマッチ。



今回の私は、オープンクラスにシングルエントリー。
昨年末の12thでは本番直前の練習中に突然壊れて
一部の皆様に大ウケだった(涙)C-more横置き自作マウントの
マルイハイキャパベース6インチカスタムを
「絶対壊れない仕様」に改良して参戦いたしました。



上の画像は改良前の物なので、
後日改めていじった点等含めてご紹介したいと思います。


 モウリ名人による開会式のお言葉。

さていつも通り、まずは今回のリザルトをご覧いただきましょう。


 スズキハルノブ名人製作のリザルト表です。

石井名人ブログでは部門別に色分けされた 
さらに見やすい結果表が公開されていますので
そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。


 待合室で出番を待つシューターたち。

総エントリー数62という大規模マッチの中、
今回の私は41位という成績を収めることが出来ました。
シングルエントリー中最下位だった前回大会に較べれば
個人的には大躍進といったところでありますね。

そして今大会のスコアシートがこちら。



相変わらず大したことのない成績ではありますが、
下のように1年間の成績を振り返ってみるとですね・・・

2011年12月25日Yokohama PMC11th 36-38-74(OP)
2011年12月25日Yokohama PMC11th 41-30-71(TC)
2011年3月20日 Akabane PMC1st  37-29-66(TC)
2012年8月19日 Yokohama PMC12th 39-32-71(OP)
2012年12月23日Yokohama PMC11th 44-37-81(OP)

まさに低迷としか言いようの無い成績を並べた1年間の最後の試合で、
やっとの思いでトータル80枚の壁を越えることが出来たというのは、
私にとってはとてつもなく喜ばしい結果でした。


 このプレートたちと1年間戦ったのです。

思い起こせば初参加のYokohama PMC11thでは
弾が出なくなるという恥ずかしいガントラブルに見舞われ、
続くAkabane PMC1stでは弾の重さのチョイスを誤ったばかりに
狙ったところに弾が飛ばないという最悪の事態を招き、
さらにYokohama PMC12thでは試合直前の練習中、
銃が壊れるという信じ難いトラブルに遭遇し・・・

納得の行く状態で撃てた試合は、Yokohama PMC11thでの
タクティカルクラスだけだったように思うのですが、
それすらアンビは30枚しか倒していないという低迷ぶりの連続でした。


 過去最悪の戦いだった赤羽1stでの射撃

そういえば、今まで人前での両手撃ちで40枚以上を倒したことが無いと
何人かのシューター仲間に話したのですが、初参加の横浜11thで、
しかもタクティカルクラスで41枚を倒していたことに驚きました。

もっとも、その後のアンビで30枚という大安売りをしたことからも
マグレ以外の何物でもない結果なのは火を見るより明らかなので、
無かったことにしちゃった方がいっそすっきりしますよね(汗)


 待合室のモニターでの観戦がまた熱いのです。

と、過去を振り返るのはこれくらいにして、
ここからは当日の私の心境を赤裸々に語って行きましょう。

前回までの記事で書いたように、今大会の私は
石井名人による対プレッシャー対策の訓練と、
「最後まで狙うべし」というアドバイスを。
そしてT2ちゃんからの集中すべき3つのタスクを
それぞれ授かって会場に乗り込んでいました。


 天国の扉か地獄の門か。横浜PCMシューティングレンジへの入り口。

石井名人のブログで事前に発表されていた
シューティングオーダーによれば、私はこの日2番目の撃ち順。

「順番が早かろうが遅かろうがプレッシャーの大きさに変わりは無い」
と、かのトモ長谷川氏は言っていましたが、
私としては前述の教えを早く実践したかったので、
開会早々の撃ち順はちょっと嬉しいところでした。

トリガーを引いた瞬間、ダットがどこにあったか毎回全力で把握する。
射撃直前の呼吸と目のコンディションに注意する。
そして、トリガーを引ききる最後の瞬間まで狙い続ける。


待合室で試合開始を待つ間、私は上記のことを絶対に忘れないよう
何度も頭の中で何度も繰り返し復唱していました。
プレートを前にすると、頭の中が真っ白になっちゃうのが常でしたからね。


 いつも試合結果の集計を一手に引き受けてくださるスズキ名人。

午前11時6分過ぎ。
ほぼ予定通りの進行で私の順番が来ました。

待合室では心臓がドキドキと鼓動を早めていたのですが、
いよいよ撃つとなった時は不思議と落ち着いていました。
レンジに入る直前に会場近くのドラッグストアで買った目薬を
しっかりさして、眼の潤いも万全です。

前日勤務先レンジにてじっくり時間をかけてゼロインを行い、
マガジンの弾上がりも入念にチェックした愛用のハイキャパカスタムも、
今回はトリガーを引くに当たって何の心配もありません。

4メートルのシューティングラインに立った私の心には、
何をどう撃てばいいのか完全にわからなくなっていた
あのどんよりとした不安は、微塵も残っていませんでした。


 トップシューターたちの気迫漲るシュート!

といったところで、続きは次回です。
今度こそはこの週末の休みを使って必ず更新いたしますので、
ちょっとだけ楽しみにお待ちくださいね。

それにしても、UZIの内部構造と葉隠訓練レポートとPMC参戦記と、
他にもあれこれお伝えしたいネタがどんどん積もって行くばかりで、
本当に時間が足りなくて困ります(泣)

次回記事を更新した後くらいに、
諸々のお知らせをアップしようと思いますので、
そちらもちょっと楽しみにお待ちくださいませ~。  

Posted by カズヤ at 02:29Comments(7)シューティングマッチ