2012年08月23日
出二夢カズヤの横浜PMC12th参戦記 その2
今日は遅番の割には早く帰って来られたので、
着替える間も惜しんで更新しちゃいます。
一部の仲間に大ウケだった前回の動画でご覧いただいたように、
マッチ前日に破損したハイキャパをとりあえず上の形に組み上げ、
暗澹たる気分で乗り込んだ和田町はYOKOHAMA PCM。
会場に到着するなり、仲間への挨拶もそこそこに試射とサイト調整です。
待合室に設置されたモニターで試合の様子が観覧可能。
案の定ドットの調整は必要だったものの、
幸いなことにさほど大きな着弾点の狂いは無く、
しっかり狙って撃つ分にはちゃんと当たることが確認出来ました。
この日のマッチは一度に3人並んで撃つ形での開催で、私の順番は7組目。
この「並んで撃つ」という試合形式がまた曲者なのですが、
そのあたりについては改めて書いてみようと思います。
ではここで、前回も掲載した結果表を再度ご覧ください。
まずは両手で構えて撃つマッチ1「フォーリングプレート」
4m4秒6発という最初にして最大の難関ですが、
今回はかなり練習を重ねていたので、
比較的落ち着いてプレートに相対することが出来ていました。
1回目、ドロウして1枚目のプレートに狙いをつけるも
やはりドットが暴れてトリガーが遅れ、6枚目をヒットしたのは
電磁ロックがかかった直後でした。
2回目、初弾が遅れるのは仕方ないと諦め、
2枚目以降を急いで撃とうとスピードアップしたところ、
その2枚目を外してしまうという大失態。
残る3~6枚目を良く落ち着いて撃てたと我ながら感心します。
続く5m5秒6発。
ここは何と2回ともキレイに6枚倒していますね。
事前の練習会での経験と自信が確実に生きているのを実感しました。
6m6秒6発。
1回目はやっつけたものの、2回目で何故かまた2枚目を外します。
途中を1枚だけ外すって、いったいどういうことなのか自分でまったくわかりません(涙)
そしてラストの7m7秒6発。
ここで見事にやらかしました。
会場入り直後の試射で、7メートルからプレートの中心を狙えば
そこにバッチリ着弾することをしっかり確認していたにも関わらず、
壊れる前のハイキャパでのセッティングだったプレートの上端ギリギリを、
練習通りキレイに狙い撃ってしまったのです。
1回目にかろうじて3枚倒れているのはまぐれ当たりに過ぎず、
BB弾がまったく違うところに飛んでいる光景にただただ唖然。
そしてこれに焦った2回目、さらに高いところを狙い撃ってしまい、
ああッ!!と気付いた4枚目から狙点を修正するも時既に遅し・・・
石井名人主催の練習会の際にロングレンジの射撃に自信を付け、
その後も7メートルからの練習に力を入れていたのが
思いっきり裏目に出てしまいました(涙)
石井名人の美しいウィークハンドシュート!
このところ石井君にもお世話になりっぱなしで頭が上がりません。
6mまでが自分にしては上手く撃てていただけに
意気消沈して待合室に戻った私だったのですが、
かの戦うフォトグラファー、トモ長谷川氏が
体格に似合わぬ素早さで寄って来て隣に座るなりひと言。
「カズヤさん! 練習しましょう!!」
はい、まったくごもっともでございます・・・(涙)
しかし、ここからが素晴らしい体験だったのです。
私「うーん、僕の射撃は20年以上前の技術だからねぇ・・・」
トモちゃん「いや、20年前とかいう問題じゃなくて、もっと練習しないと」
私「うん・・・」
トモちゃん「・・・・・」
私「・・・・・どう・・・練習すればいいんだろう・・・」
トモちゃん「まず動きに無駄が多過ぎるんですよ、カズヤさんはこうやってドロウしていますけど、
こうすれば最短距離でグリップが握れて(以下は秘密)」
名人位がかかった午後のシュートを見守る参加者たち
撮影直前に何かを感じたのか、トモちゃんがこちらをギロッ!
昔のよしみで、そしてこちらのプライドまで気遣いつつ
的確なアドバイスを与えてくれるトモちゃん。
そのテクニックの解説は人体の構造から脳への血流までを考えた極めて論理的なもので、
自分のシューティングを一から見なおすきっかけと、
今後の練習の方向性をはっきりと指し示してくれました。
どーですかお客さん! メチャメチャ羨ましい話しでしょ!?
もうこれだけでも今大会に参加した甲斐があったというもの。
午後からのマッチ2「アンビデクストラウス」で
その技術を試したくて、ひたすらウズウズしておりました。
とは言え、悲しいけどこれ本番なのよねってぇやつで(笑)
トモちゃんに教わったドロウテクニックは試せたものの、
縦横無尽に暴れるドットを片手ではどうにも制御することが出来ず、
解説の必要も無いほどボロボロの成績をばら撒いて、
私にとってのYOKOHAMA PMC 12thでの戦いは終了いたしました。
なぁに、明日が来ないわけじゃないんだから!(ずん飯尾)
と、この記事を書いている今はまさにそういった心境で、
心は次の大会に向けて熱く燃え盛っております。
実は今日の帰り際も、一周撃って来ちゃったもんね♪(笑)
さて、個人的な結果のご報告はこれにて完結なのですが、
96枚満射の名人位をかけたトップシューターたちの
凄まじい戦いの模様をお伝えしないことには、
このシリーズを終えることは出来ません。
というわけで、もう1回だけこのPMC参戦記に
お付き合いのほどをお願いいたしますです。
嗚呼、あの緊張と興奮のステージに、いつかきっと!!
着替える間も惜しんで更新しちゃいます。
一部の仲間に大ウケだった前回の動画でご覧いただいたように、
マッチ前日に破損したハイキャパをとりあえず上の形に組み上げ、
暗澹たる気分で乗り込んだ和田町はYOKOHAMA PCM。
会場に到着するなり、仲間への挨拶もそこそこに試射とサイト調整です。
待合室に設置されたモニターで試合の様子が観覧可能。
案の定ドットの調整は必要だったものの、
幸いなことにさほど大きな着弾点の狂いは無く、
しっかり狙って撃つ分にはちゃんと当たることが確認出来ました。
この日のマッチは一度に3人並んで撃つ形での開催で、私の順番は7組目。
この「並んで撃つ」という試合形式がまた曲者なのですが、
そのあたりについては改めて書いてみようと思います。
ではここで、前回も掲載した結果表を再度ご覧ください。
まずは両手で構えて撃つマッチ1「フォーリングプレート」
4m4秒6発という最初にして最大の難関ですが、
今回はかなり練習を重ねていたので、
比較的落ち着いてプレートに相対することが出来ていました。
1回目、ドロウして1枚目のプレートに狙いをつけるも
やはりドットが暴れてトリガーが遅れ、6枚目をヒットしたのは
電磁ロックがかかった直後でした。
2回目、初弾が遅れるのは仕方ないと諦め、
2枚目以降を急いで撃とうとスピードアップしたところ、
その2枚目を外してしまうという大失態。
残る3~6枚目を良く落ち着いて撃てたと我ながら感心します。
続く5m5秒6発。
ここは何と2回ともキレイに6枚倒していますね。
事前の練習会での経験と自信が確実に生きているのを実感しました。
6m6秒6発。
1回目はやっつけたものの、2回目で何故かまた2枚目を外します。
途中を1枚だけ外すって、いったいどういうことなのか自分でまったくわかりません(涙)
そしてラストの7m7秒6発。
ここで見事にやらかしました。
会場入り直後の試射で、7メートルからプレートの中心を狙えば
そこにバッチリ着弾することをしっかり確認していたにも関わらず、
壊れる前のハイキャパでのセッティングだったプレートの上端ギリギリを、
練習通りキレイに狙い撃ってしまったのです。
1回目にかろうじて3枚倒れているのはまぐれ当たりに過ぎず、
BB弾がまったく違うところに飛んでいる光景にただただ唖然。
そしてこれに焦った2回目、さらに高いところを狙い撃ってしまい、
ああッ!!と気付いた4枚目から狙点を修正するも時既に遅し・・・
石井名人主催の練習会の際にロングレンジの射撃に自信を付け、
その後も7メートルからの練習に力を入れていたのが
思いっきり裏目に出てしまいました(涙)
石井名人の美しいウィークハンドシュート!
このところ石井君にもお世話になりっぱなしで頭が上がりません。
6mまでが自分にしては上手く撃てていただけに
意気消沈して待合室に戻った私だったのですが、
かの戦うフォトグラファー、トモ長谷川氏が
体格に似合わぬ素早さで寄って来て隣に座るなりひと言。
「カズヤさん! 練習しましょう!!」
はい、まったくごもっともでございます・・・(涙)
しかし、ここからが素晴らしい体験だったのです。
私「うーん、僕の射撃は20年以上前の技術だからねぇ・・・」
トモちゃん「いや、20年前とかいう問題じゃなくて、もっと練習しないと」
私「うん・・・」
トモちゃん「・・・・・」
私「・・・・・どう・・・練習すればいいんだろう・・・」
トモちゃん「まず動きに無駄が多過ぎるんですよ、カズヤさんはこうやってドロウしていますけど、
こうすれば最短距離でグリップが握れて(以下は秘密)」
名人位がかかった午後のシュートを見守る参加者たち
撮影直前に何かを感じたのか、トモちゃんがこちらをギロッ!
昔のよしみで、そしてこちらのプライドまで気遣いつつ
的確なアドバイスを与えてくれるトモちゃん。
そのテクニックの解説は人体の構造から脳への血流までを考えた極めて論理的なもので、
自分のシューティングを一から見なおすきっかけと、
今後の練習の方向性をはっきりと指し示してくれました。
どーですかお客さん! メチャメチャ羨ましい話しでしょ!?
もうこれだけでも今大会に参加した甲斐があったというもの。
午後からのマッチ2「アンビデクストラウス」で
その技術を試したくて、ひたすらウズウズしておりました。
とは言え、悲しいけどこれ本番なのよねってぇやつで(笑)
トモちゃんに教わったドロウテクニックは試せたものの、
縦横無尽に暴れるドットを片手ではどうにも制御することが出来ず、
解説の必要も無いほどボロボロの成績をばら撒いて、
私にとってのYOKOHAMA PMC 12thでの戦いは終了いたしました。
なぁに、明日が来ないわけじゃないんだから!(ずん飯尾)
と、この記事を書いている今はまさにそういった心境で、
心は次の大会に向けて熱く燃え盛っております。
実は今日の帰り際も、一周撃って来ちゃったもんね♪(笑)
さて、個人的な結果のご報告はこれにて完結なのですが、
96枚満射の名人位をかけたトップシューターたちの
凄まじい戦いの模様をお伝えしないことには、
このシリーズを終えることは出来ません。
というわけで、もう1回だけこのPMC参戦記に
お付き合いのほどをお願いいたしますです。
嗚呼、あの緊張と興奮のステージに、いつかきっと!!