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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年04月09日

葉隠マッチM-1にマルイ電動UZIで参戦! その2

かなりのタイミング遅れだったにも関わらず、
昨夜の記事にはかなりのアクセスが頂戴出来て
大変うれしい限りであります。

かのハイパー道楽さんの方でも、
葉隠マッチM-1のレポートが公開されましたね。

YASさんの記事を読んでいただいた方が
100倍わかり易くてためになりますので、
未見の方は上のリンク先を是非ともご覧ください。

と、いつもながら他力本願もいいところですが(汗)
このブログはあくまでもUZIを主題とした物ですので、
私の方は独自の視点でのレポートをお届けしましょう。


 ズラリと並んだ参加者たちのカスタムガン

まずは恒例となりました、
私の不甲斐ない成績をご覧ください。


 スキャナが壊れたのでデジカメ直撮りです(汗)

全参加者30名中23位。
ケツから数えた方が早いってェやつですな(涙)

驚いたのは、今回初参加だった友人のだぶー君が
いきなり10位という好成績を叩き出し、
賞品をゲットしていたことでした。


 だから面倒な画像加工をさせるなと(笑)

さすが、かつて第1回JBCに出たような男は違いますな。

それはさておき、仮にも前回7位だった私が
何故にここまで沈んだものか、
その件に関する言い訳を聞いてやってくださいな。


 上段の表が各スクワッドの名簿です

30名の参加者はそれぞれ10名ずつ、
アルファ、ベータ、ガンマと呼ばれる
3つのスクワッドに振り分けられ、
3種類のステージを別々に撃つという段取り。

私が所属したアルファチームはまず、
前回マッチでも採用された「NEW市郎バリケード」
通称「市バリケード」を撃つことになりました。


 このおとなし気な見かけが曲者!

画像のバリケードに向かい、
左右に身体をはみ出させずに、
下段から2枚、左右からそれぞれ2枚。
最後に中央の穴からストップターゲットを1枚と、
合計7枚のプレートを撃つ競技です。


 このステージのジャッジはあふりかさん

このステージの恐ろしいところは、
撃ち直しが許されないという部分。

ターゲットはすべて「敵」と想定し、
撃ちもらした敵は撃ち返して来るということで、
1枚あたり60秒ものペナルティが課せられるのです。

標的までの距離はおよそ5メートル程度。
極端に言えば、身体がバリケードからはみ出していない限り
どれだけゆっくり狙って撃っても良いわけです。

落ち着いて撃てば簡単に当てられそうなものなのですが、
不自然な姿勢からの射撃を強いられることで、
精神的に異常を来たすと言いますか、
どういうわけかトリガーを焦ってしまうんですね。

そして、ここでの私の成績は以下の通り。



ハイキャパで2枚、UZIで3枚を外している計算ですね。

ハンドガンはともかく、ドットサイトを載せた
ストック付きのプライマリーガンで3枚も外すなんて、
UZI使いの風上にも置けないと言われても
仕方の無いところなのですが・・・
実はこれには、ちょっとしたワケがあるのです。

では以下、市パリケードをUZIで撃った私の
それはそれは悲惨な姿をご覧くださいませ。



毎度のことながら、
よくもこんな醜態を世間様に晒せるもんだと
我ながら感心してしまうのですが、
すべてはマッチ参加をためらっている
初心者の皆様をお誘いしたいがため。

まず悲しいのは、シューティングボックスの
枠のパイプに心をとらわれ、
バリケード下段からの射撃時に
サイレンサーを突き出して撃っているところです。

後方にはみ出す分には問題無いとわかっていたはずなのに、
スタートの合図を聞いた瞬間に頭が真っ白になるんですなァ(涙)

それでも下段の2枚はなんとか倒して、
立ち上がって右から撃つ際に悲劇が起きました。



この日のために購入していた
ノーベルアームズ製のタイニードットサイト。

自動調光機能の搭載で快晴の屋外でも
はっきりくっきりドットが見える優れもので、
会場に設けられた試射場でのゼロインもバッチリ決まり、
絶対の自信を持って本番に臨んだのです。

それが、嗚呼なんたることでしょう。
薄暗いステージでターゲットを覗いたその時、
そこにあるべきドットが消失していたのです。



上は動画からのスナップショットですが、
ドットサイトを覗く角度が悪いのかと
必死でUZIを構えなおしてみるのですが、
何をどうやってもドットは消えたままで、
標的にまったく当てることが出来ませんでした。

ノーブランドの安物ドットサイトが信用出来ず、
思うような結果を残せなかった前回の葉隠で、

「サイティングに関係する光学機器は、しっかりした製品を選ぶべし」

という教訓を手に入れ、
UZIという銃での光学サイトの
マウント方法も正解を見出し、
今回こそはと万全の態勢で臨んだつもりでした。

なのに何故、どうしていつもこうなるのでしょうか(涙)



これは後にわかったことですが、
周囲の明るさに反応する自動調光機能が災いし、
暗いところに持ち込んだことで、
ドットの輝度を最低に絞ってしまったようなのです。

うっすらとでも見えてくれれば何とかなったのですが、
メガネ+ゴーグル越しの視界には、
ドットのドの字も見つけることは出来ませんでした。

思い切ってバックアップサイトを廃していたことも
はっきりと裏目に出たわけですが、
この経験によって、よりアルティメットな
UZIのカスタム形態が見えたのは収穫でした。

うーむ、我ながら前向きな姿勢ではありませんか(笑)

こうして3枚落としの180秒ペナルティを背負い、
ドットサイトも使えなくなった私が、
残るステージをどのように戦ったものか。
次回はそのあたりについてお話しいたします。

またちょっと間が開いてしまうと思いますが、
何卒お付き合いのほど、お願い申し上げますです。  

Posted by カズヤ at 00:51Comments(3)シューティングマッチ