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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年02月11日

マルシン電動UZIについて その89 総括と今後4-2

そんなわけで先ほどの続きです。
前置き無しでサクサク進めて参りましょう。



uzitalkに掲載されていた、この変なマウント。

随分前にこの画像を発見した時には
「いくらなんでもこれは無いよ」と思ったものですが、
レシーバーカバーの問題に直面した今、
この一風変わったマウント方法が
実用的に見えて来るではありませんか。

そしてもう1点の画像。



これもまた、
「なんとも大胆なところに載っけたもんだねー」
などと思った画像でしたが、
UZIという銃においては、
実はこれが正解だったんですね。

この画像のUZIが具体的にどうやって
このマウントを固定しているのかは
残念ながら不明なのですが、
同じ銃を後方から見た画像は発見出来ました。





ご覧のようにもともとのアイアンサイトも
使えるような構造になっているのですが、
これではとんでもないパララックスが生じるでしょう。

もうちょっとスマートに搭載するには
どうすれば・・と考えた瞬間に思い出しました。



グッジョブ! 以前の俺!!(笑)

実際、自分で作っておきながら
すっかりその存在を忘れておりました。



バックアップサイトためのマウントだったので、
ここに光学サイトを載せるという発想が
まったく浮かんで来なかったんですね~。

UZIの近代化計画がこんな形で実を結ぶとは、
これはうれしい誤算でしたね。

で、とりあえずは手持ちのコレを載せてみました。





うわー、何でしょうねぇこの奇妙な感じ。





その姿まさに”異形”といったところでしょうか。
でも、見慣れて来ると意外に悪くないですね。





ご覧の通りドットサイトが前の方に着いているので
構えた瞬間は正直かなり戸惑ったのですが、
ドットサイト付きのハンドガンで
腕を伸ばして狙う感覚だとわかった途端、
何の違和感も無くなりました。



銃身との高低差から生じるパララックスと、
バックアップサイトをどうするかという
ふたつの課題は残っているものの、
このマウント方法ならゼロインが簡単に狂うことは無く、
レシーバーカバーの開閉も遠慮なく行えます。



ついに理想のUZIに辿り着いた・・
と、言いたいところなのですが、
フロントまわりがアンバランスに思えてしまうのは、
きっと私だけではありませんよね。

そこで思い出したのが、
撮影用の小道具として買っておいたコレ。





小型のオープンタイプのドットサイトです。

それらしいマーキングは入っていますが、
後ろに小さなスライドスイッチが付いているという
笑っちゃうような安物レプリカ商品です。

しかしどうでしょう。
ドットサイトのクオリティはともかくとして、
見た目のバランスは抜群に良くなっていませんか?





狙った感じも、先のT-1タイプよりも
視界がすっきりしていて非常に好印象なんですよ。





どうです? 悪くないと思いませんか??

まだこのセットアップで実射していないので
完全に結論付けることは出来ませんが、
このタイプのドットサイトをフロント部分に載せた形こそが
最も理想的なUZIの姿と言って良いでしょう。





無論これは私個人の意見に過ぎないものですが、
長きに渡る検証の末に導き出した結論です。

より正しい解答を出せるという方がいるなら、
是非とも挑戦状を叩きつけてください。
きっと最高の友達になれるでしょうからね(笑)


以上、これを持ちまして
マルシン電動UZIについての話しは
一旦終了とさせていただきます。

書きも書いたり89回。
よくぞネタが尽きなかったものだと
我ながらちょっと関心しちゃいますね(笑)

しかしながら、
奇しくも終了宣言を打ったその日に
見つけてしまったこのパーツ。



これをヤフオクで見つけた時はさすがにブッ飛びましたね~!



こんな貴重なパーツが未使用のまま出品されるなんて・・
しかも誰とも競合することなく落札出来てしまった幸運
(需要が無かっただけですか?/汗)。

”UZI”をキーワードにしたヤフオクチェックを
朝晩欠かさず続けて来た甲斐があるというものです(笑)



定評のあるKMモデルさんのTNバレルが
マルシン電動UZIにどれだけの精度をもたらせてくれるのか、
ドットサイトの搭載方法で正解を見つけているだけに、
早く試したくてうずうずしてるんですよ。

さらに「その85」の公開後、コメント欄にて
素晴らしいアイディアを頂戴いたしまして
(PODさん、JINN君、感謝です!)
命中精度アップのための新たな発想も
いくつか頭に浮かんでいるのです。

しかし既に書きましたように、
それらを試すプロセスをご紹介するために
これ以上項を割いていたら、
いつまで経っても他のテーマに進めませんからね。

試行錯誤は無論今後も続けますが、
納得できる成果を上げることが出来るまでは、
マルシン電動UZIについての記事は
しばらくお休みとさせていただきます。

今までご愛読くださったUZIファンの皆様、
本当にありがとうございました。
これからも何卒よろしくお願いいたします!

さて、次回のお題は今のところ未定なのですが、
今後の方針というか予定というか、
そのあたりを書いてみようかと考えております。

やりたいことは、まだまだ山ほどありますからね。  

Posted by カズヤ at 02:50Comments(4)性能、検証