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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年01月06日

横浜PMC11thでの使用銃 その4



正月休みも終了と思いきや、
世間では明日から3連休なんですね。

残念ながら私は行けないのですが、
ブラック&ホワイトホールに出かけられる方は
過剰な散財にご注意くださいませ(笑)

さてさて、前回の続きを進めましょう。
ハイキャパベースの自家製ダットガン、
今回はスライド周りのご紹介です。



先にご紹介したアイアンサイトの5.1同様、
インナーバレル先端を押さえる工作を行っているのですが、
こちらの銃はマッチガンらしく6インチにしたかったため、
PDI 01 INNER BARREL FOR 東京マルイ
HI-CAPA5.1用 6インチ(137mm)
」を入手。
それに合わせてコンペンセイター風のパーツ
(面倒なので、以下コンプと呼びます)も
長めの物を製作しました。





ちなみに、チェンバーパッキンは
FIREFLY製の「電気くらげ甘口」に変更しています。

このコンプ、インナーバレルの長さに合わせるために
5.1を2本と、4.3を1本と、計3本のスライドをつぶしています。



上画像のように切断したスライド先端部を・・



自作マウントのために購入したアルミアングル材の
余りを利用してズレないように面を合わせ、
最強造形補修材のプラリペアでガッチリ接着。
硬化後、繋ぎ目が目立たないよう仕上げました。



5.1の時に書き忘れましたが、
コンプ前面に見えるアウターバレルと
リコイルスプリングガイドは、
それぞれ先端を10mm位カットした物を
瞬間接着剤でガッチリ固定しています。



アウターバレル先端部は
スライド内側とのガタを消すため、
短冊状に切ったコピー用紙を巻きつけ、
粘度の低い(水のようにサラサラした)
瞬間接着剤を染み込ませて固めました。

衝撃に弱い瞬間接着剤ですが、
この方法で固めてしまえば
実用上何の問題もありません。



ひとまず完成したこのコンプ。
当初は上画像のように黒いままだったのですが、
スライドとの統一感を出すため
ちょいと近所の100円ショップに走り、
下画像の台所用アルミシートを買って来ました。





この大きさでたったの100円、安過ぎですな(笑)

このシートをスライド側面の形に切り出し・・



裏紙を剥がしてぺタリと貼り付け、
余分を切って出来上がりです。





どうだい? 凄く簡単だろう??(笑)



ただ、このままではピカピカに過ぎるので、
3M製スポンジ研磨材のスーパーファインにて
ザッとひと磨きし、ヘアラインを加えてやりました。

画像ではまったくわかりませんが、
スライドのメッキ面と光沢が揃って
良い感じに仕上がっております。



使って行くうちに痛んで来ると思いますが、
その時はぺロッと剥がして貼り直せばオッケー。
何せ100回は貼り直せるだけのシートが残っていますからね(笑)



スライド本体は前回書いたように
デュアルステンレスの物を使っているのですが、
C-moerサイトを少しでも低くマウントするため
スライド上面を画像のように削り落としています。

ちなみに、フロントサイトがハマるアリ溝は
適当に切り出したABS板で埋めました。



リアサイト周りも、コンプ製作のためにつぶした
5.1のスライドから上面部分を切り出し、
上画像のように埋めております。
かなーり適当な工作なのがバレバレですな(汗)

尚、C-moerサイトが邪魔になってスライドが引き難いため、
スライド後端の両側面にマグプルの滑り止めシートを貼りました。
これも先述のマイケル・ヴォイトカスタムの真似ですね。

グリップについては前出の5.1と同様、
タラン・バトラーカスタム風の加工を施していますが、
後から作った分、こちらの方が
若干細く仕上がっているような気がします。



PMCでは競技上素早いマグチェンジの必要が無いので、
重くてかさ張るマグウェルは無駄でしかない・・
そんな風に考えていた時期が(以下略)



いや、実際の話、
付いていた方がそれっぽいからといった程度の認識で
安物を購入して取り付けてみたのですが、
これがあると無いとではグリップの安定性が
まったく違うことがわかりました。

少なくとも、ドロウの際に
グリップの下の方を掴んでしまう危険性が
格段に減少するのは明らかですからね。

近く5.1の方にも、もうちょっと小振りな
マグウェルを取り付けようと思っております。

以上、駆け足ではありましたが、
シューティングマッチへの取り組みを決意した私が
現段階での知識と経験を総動員して作り上げた
ハイキャパカスタムのご紹介を終わります。

いかんせん結果を出せていないので、
これらのカスタムが有効なものであるのかどうか、
そのあたりは評価のしようが無いのですが、
今後マッチで使って行くことで
改良点も見えて来るかもしれませんからね。

この状態を出発点として、
最高のマッチカスタムの完成を目指します!



さて次回についてですが、
初めてのプレートマッチ参戦で素人なりに気付いた点を
忘れないうちに記してみようと考えております。

恵まれない環境での練習方法などについても
書いてみたいと思いますので、
今しばらくのお付き合いをお願いいたします。

勿論、マルシン電動UZIについても
水面下でのネタ作りを怠っておりませんので、
UZIファンの皆様もちょっとだけ楽しみにしていてくださいね。  

Posted by カズヤ at 22:02Comments(8)シューティングマッチ