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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年01月04日

横浜PMC11thでの使用銃 その3

三が日もあっという間に過ぎ去ったところで、
今年1発目の本格的更新です。

私のような素人シューターの書く記事にも関わらず、
多くの方にご覧いただけているというのは
有り難いやら恐ろしいやら、ちょっと複雑な心境ですが、
初心者の皆様と一緒に成長して行けるような内容の記事を
作って行ければと考えております。

さて今回は昨年末の予告通り、
横浜PMC11thのオープンクラスで使用した
自家製ダットガンのご紹介です。





ご覧の通り、東京マルイ製のハイキャパ
デュアルステンレスをベースとしているのですが、
そもそもは純正の5.1をベースに
ヤフオクで買い集めたパーツを組んで行くうち、
気が付いたらこの形になっていたという
結果オーライなカスタムです(汗)

なんといっても目を引くのが
C-moreサイトを横置きにした変なマウント。





これは、SATマガジン2010年11月号に掲載された
HIROさんによるマイケル・ヴォイト氏の記事。

そこで紹介されていたSTI Michael Voigt Customに
強い衝撃を受けて製作したものです。

記事で紹介されていたSTIには、下画像のマウント



Quinn II Horizontal C-more STI/Tanfoglio Mountによって
C-moreサイトが取り付けられていたのですが、
そう簡単に同じものは入手出来そうになかった
(現在はWEB-SHOP G.W.Aさんにて同種の物が取り扱い中)
ため、いつもの如く自作の方向を模索しました。

しかしマウントを自作するにしても、
肝心のドットサイトが無ければ話が始まりません。

C-moreサイトを使うことは決めていたので
良いレプリカは無いかと調べてみたところ、
RD DYNAMICSの製品が実物に引けを取らない
品質だという情報を見つけました。

価格が15000円程度とレプリカにしては高価だったのですが、
本気の競技に使うなら必要な出費と考え、
えいやっとばかり購入しました。



C-moreのレイルウェイタイプという物ですね。

この記事を書くにあたって調べてみたところ、
円高の影響もあってか、いくつかのショップが
現在では13000円前後で販売しているようです。

サイトの良し悪しを論ずるほどの腕でもありませんが、
レンズのクリアーさ、ドットのシャープさと明るさ等、
少なくとも現在所有している他のレプリカドットサイトとは
格段に品質が違うということは断言出来ますね。

エレベーションの調製がまともに出来なかった
ノーブランドのM2タイプ(葉隠マッチで使用)や、
室内で構えるとレンズに自分の顔が映って標的が見えない
やはりノーブランドのホロサイトレプリカ等とは
比べ物にならない作りの良さを実感しています。

と、品質の高いC-moreを入手したところで、
これを横置きにマウントしたら
横一列に並んだプレートを撃つ時に
けっこう邪魔になるんじゃないかと考え、
下画像のような実験をしてみました。





実物大のシルエットに切り出した紙を
別個体のハイキャパに貼り付け、
ドローからエイミングの動作を繰り返して
狙いやすさを検証してみたのです。

どうだい? 図画工作みたいだろう?
ヒュー!!(くまだまさし風に/笑)

また、紙を貼り付ける場所を前後に動かし、
C-moreのレンズがどの位置にあるのが
もっとも狙い易いのかも同時に調べました。

結果、特に問題は感じない・・・と言うより、
MGCのエースポイントを載せた初代93R以来
ダットガンを使っていない私には、
このマウント方法に違和感を覚えるまでの
感性が備わっていないことがわかりました(汗)

狙いやすそうなレンズの位置も決定したので、
ならば後は手を動かすのみ。
大体の図面を引いて型紙として
東急ハンズで購入した2mm厚のアルミアングル材を
ノコギリで切り出し、ヤスリで形を整え、
C-moreサイトの横置きによる
究極のローマウントを造り上げました。









2mmというマウント本体の厚みには
若干不安があったのですが、
実銃のようなリコイルがあるわけでもなく、
軽量なC-moreサイトを支えるには
充分な強度があったようで、
少なくとも今のところは何の不具合もありません。

手作り感丸出しで見てくれは何ともショボイ限りですが、
横浜PMC11thを撃った感触は非常に良いものだったので、
当分はこのマウントを取り付けたハイキャパで
腕を磨いて行こうと考えております。

といったところで、今回はここまで。

新年1発目の更新ということで気合が入り、
ちょいと長い記事になってしまいましたね(笑)

自家製ダットガンのご紹介、
もうちょっとだけ続きますので、
お付き合いのほど、何卒お願いいたしますです。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(2)シューティングマッチ