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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年12月15日

マルシン電動UZIについて その78 命中精度向上計画5



このところアクセス数が低下気味なので、
久しぶりで良い感じのトップ画像を貼ってみました。
今回からの記事はより多くのUZIファンに
ご覧いただきたいところですからね。

しかし、こんなキレイなお姉さんと一緒にUZIが撃てたら、
人生に一片の悔いも残らないことでしょうねェ。
ん? そんなことも無いかな??(笑)

さてさて、前回までの記事で失敗の経過を
ご紹介しました命中精度向上計画。

まったくお話しにならない結果となった
シリコンチューブでのパッキン新造プランでしたが、
逆にその方法がダメだとわかったからこそ、
予め用意していた(ホントよ!?)
「プランB」に迷わず移行出来るというものです。

下のイラストはその失敗に終わった
シリコンチューブ使用案ですが



射出されたBB弾がとんでもなく不規則に飛んだのは、
シリコンチューブによって”しっかり”保持したことが
裏目に出たものと考えられます。

マルイ製のエアーガン・・具体的に言えば
手持ちのハイキャパ用のチェンバーパッキンは、
銃から取り外した状態では、
BB弾をまったく保持出来ないほどにルーズです。





銃に組み付けた状態でも、
ホップダイアルでテンションをかけなければ
銃口からBB弾が転がり落ちて来ますよね。

シリコンチューブ使用案の失敗は、
射出直前のBB弾を定位置に保持することに捕らわれ、
その保持力の加減を考えなかったことが
最大の原因だったと結論付けて良いでしょう。

しかし、そもそものチェンバーブロックの構造は
下のイラストに示したようなものです。



ここにルーズなチェンバーパッキンと、
そこに適度なテンションを加えられる
ホップアップ機構を組み込むことは、
かなり困難だと言わざるを得ません。

旋盤とフライス盤でインナーバレルを加工出来れば
あるいは何とかなりそうですが、
現状出来ないことを考えても仕方ありませんからね。

BB弾に上向き回転を加える役目は、
下イラストのようにチェンバーパッキンの前方にある
もともとのホップ用ラバーにまかせるとして・・



射出直前のBB弾を適度な力で保持するために
どのような方法を採れば良いか。
この点が最大のネックになるわけですが、
ここで長年積み上げた経験が物を言いました。



「なんと懐かしい!」
そう思われた方は、エアーガン歴30年に
なんなんとする古強者に違いありますまい。

これはガラス繊維で編んだスリーブに
シリコンを塗布したもので、
シリコンガラスチューブという代物。

本来は電気機器に使用されるもので、
電気材料店に行けば手に入るはずです。

様々な太さの物が存在しますが、
画像のものは当然ながら内径6mmの製品。

何せ18歳の時に買った分の残りなので、
今の値段は不明なのですが、
1メートル200円はしないだろうと思います。
我ながらよくも取ってあったものですねぇ。

これをどのようにして使うのか?
次回、その方法を詳しくご紹介いたします。  

Posted by カズヤ at 00:26Comments(8)自作カスタム