2011年12月08日
マルシン電動UZIについて その75 命中精度向上計画2
前回の記事は思った以上に多くのアクセスをいただき、
マルシン電動UZIの命中精度についての
皆様の関心の高さが伺えました。
こういう言い方はちょっとアレかもしれませんが、
マルイ製品に決して引けを取らないだけの
電動ガンとしての優れた構造を持っていながら、
命中精度の点で一歩遅れを取っているのは
非常にもったいないところ・・・
SMGとはいえ、仮にも長物であるわけですから
ハンドガン以上の集弾性を見せて欲しいのですが、
ノーマルのハイキャパの性能に遠く及ばないとあっては、
プライマリーガンとして頼りないと言わざるを得ません
(ハイキャパがちょっと当たり過ぎるんですけどね/汗)。
この問題さえ克服出来たら、
最高の電動UZIが完成するんですけどね~。
と、そんな想いから始めた今回の企画。
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。
耐油性に乏しいことがわかったシリコンチューブですが、
前回も掲載した下イラストの構造で
命中精度が向上するのかどうかを検証するため、
とりあえずの投入を決定しました。
まずはインナーバレルの加工です。
本来のチェンバーパッキンがはまる
バレル末端の段差になった部分。
これを潔く切り飛ばしてしまいます。
あ~やっちまったと後悔しながらも(汗)
切断面に残った段差部分を、
面が歪まないよう注意しつつ削り落とします。
細目ヤスリで切断面を整えたら、
面取りカッターでバリを落とします。
言うまでもなくこの部分の仕上がりは
命中精度に大きく影響しますので、
いつものように大雑把というわけには行きませんね(笑)
インナーバレルの加工が完了したところで、
もともとのチャンバーパッキンと同じ長さに
シリコンチューブをカットします。
良く切れるカッターで慎重に切断するのですが、
水平に切るのがなかなかに難しく、
何度か失敗を重ねました。
この部分こそ、まさに命中精度の肝ですからね。
上画像でおわかりいただけるように、
この時点でシリコンチューブが
若干歪んで(つぶれて)いるのが気になったのですが、
チェンバーブロックに挿し込むことで
形状が矯正されると思われるため、
ひとまずこのまま検証を進めました。
失敗の記録、さらに続きます。