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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年12月08日

マルシン電動UZIについて その75 命中精度向上計画2



前回の記事は思った以上に多くのアクセスをいただき、
マルシン電動UZIの命中精度についての
皆様の関心の高さが伺えました。

こういう言い方はちょっとアレかもしれませんが、
マルイ製品に決して引けを取らないだけの
電動ガンとしての優れた構造を持っていながら、
命中精度の点で一歩遅れを取っているのは
非常にもったいないところ・・・

SMGとはいえ、仮にも長物であるわけですから
ハンドガン以上の集弾性を見せて欲しいのですが、
ノーマルのハイキャパの性能に遠く及ばないとあっては、
プライマリーガンとして頼りないと言わざるを得ません
(ハイキャパがちょっと当たり過ぎるんですけどね/汗)。

この問題さえ克服出来たら、
最高の電動UZIが完成するんですけどね~。

と、そんな想いから始めた今回の企画。
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。

耐油性に乏しいことがわかったシリコンチューブですが、
前回も掲載した下イラストの構造で
命中精度が向上するのかどうかを検証するため、
とりあえずの投入を決定しました。



まずはインナーバレルの加工です。



本来のチェンバーパッキンがはまる
バレル末端の段差になった部分。
これを潔く切り飛ばしてしまいます。



あ~やっちまったと後悔しながらも(汗)
切断面に残った段差部分を、
面が歪まないよう注意しつつ削り落とします。



細目ヤスリで切断面を整えたら、
面取りカッターでバリを落とします。



言うまでもなくこの部分の仕上がりは
命中精度に大きく影響しますので、
いつものように大雑把というわけには行きませんね(笑)

インナーバレルの加工が完了したところで、
もともとのチャンバーパッキンと同じ長さに
シリコンチューブをカットします。



良く切れるカッターで慎重に切断するのですが、
水平に切るのがなかなかに難しく、
何度か失敗を重ねました。
この部分こそ、まさに命中精度の肝ですからね。

上画像でおわかりいただけるように、
この時点でシリコンチューブが
若干歪んで(つぶれて)いるのが気になったのですが、
チェンバーブロックに挿し込むことで
形状が矯正されると思われるため、
ひとまずこのまま検証を進めました。



失敗の記録、さらに続きます。  

Posted by カズヤ at 00:01Comments(3)自作カスタム