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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年10月05日

マルシン電動UZIについて その58 ストック編再び3



ストックの自作記事も3回目になりますが、
アクセス数を見る限り、あまり需要は無いみたいですね~(涙)

以前、限定版の木製ストックをご紹介した時には
驚くほどの数字に上っていたのですが、
形と機能を再現しただけの簡易版ストックでは
ご納得いただけないという感じでしょうか。

いずれにせよ、自分のためにキッチリ作りますけども(笑)

さてさて、合板ストックは出来上がったものの、
バットプレートをどうするか、という話でしたね。





上の画像はどちらも実物ですが、
工具が収納出来るタイプは魅力的ですねー。

バッテリーインストック用にはピッタリですが、
これを作るのはさすがに骨が折れるので(汗)
溝が並んだ普通のタイプを作る方向で話を進めます。

出来れば金属で作りたいところなのですが、
時間と手間とコストを考慮した結果、
ABS板の貼り合わせで製作することにしました。

真似する人もいないと思うので
途中の工程は省略させていただきますが、
1mm厚のABS板をお馴染みのプラリペアで貼り合わせて
大まかな形状を出した状態が下の画像です。







前回作ったストック後端の段差部分に合わせて
大雑把に作ったため形状が歪みまくっておりますが、
拘りすぎると完成しなくなるのが目に見えているので、
このまま作業を進めます。

この状態まで作ったところで3~4日ほど放置し、
接着部分の完全硬化を待った上で、
金ヤスリでゴリゴリ削って形状を整えた状態が、
下画像に写っている黒い物体です。



一緒に写っている怪しげな線の入った紙は、
3mm間隔の線をズラリと描いてプリントした紙の裏に
スプレー糊を吹き付けたものです。

これを必要な大きさに切り出して
バットプレートの肩が当たる部分に貼り付けます。



しかる後、線をガイドにして
カッターで軽く切れ込みを入れて行きます。



すべて切り終えた後、紙を剥がせば下の通り。





こちらの方がバットプレートの状態が良くわかりますね。
切れ込みを入れる面のみ、予め240~800番の
耐水ペーパーで磨き上げておきました。

次にPカッターという工具を用意します。



画像のものは30年以上前に購入した使い捨てタイプの安物ですが、
かの有名なOLFA社から替刃式の良い物が出ていますね。

そのPカッターで、先に入れた切れ込みをなぞる形で
慎重にスジ彫りを入れて行きます。





アップで見るとこんな感じです。



滑り止めとしての効果は微妙なところですが、
雰囲気だけはなんとか再現出来ましたね(汗)

仕上げに、バットプレート全体を
240~800番の耐水ペーパーで磨き上げたのが
下画像の状態です。







いずれ何らかの金属っぽい色で塗るつもりですが、
意外に良い感じの艶加減なので、塗装はひとまず保留です。

ちなみにいつの間にか一部切り欠きが入っていますが、
ストック本体のこの位置にスゥイベルが付くわけですね。

以上、真似する人はいないだろうと言いつつ
製作過程をガッチリご紹介しちゃいましたが、
こんな具合にバットプレートを自作しました。

木工は大の苦手な私ですが、
相手がABS樹脂であれば、楽しく作れるんですよね。

何しろプラリペアの存在が大きいです。
強力無比な接着力を頼りに、かなり強引な工作が出来ますからね。
小さいクラックの修理等にも絶大な威力を発揮しますので、
皆様も是非お試しくださいませ。

金具、木部、バットプレートと揃ったところで
自作ストックの完成が見えて来ましたが、
密かにイメージしている理想像を形にするには
もうひと手間かける必要があります。

そんなわけで次回、ちょっと意外な展開をご覧に入れます。
そう来るか! と思っていただけると嬉しいのですが、
果たしてどうかな??



ぐあー! 1本ちょうだい!!  

Posted by カズヤ at 03:02Comments(4)自作カスタム