2011年08月04日
マルシン電動UZIについて その34 ストック編1
今回のテーマとは関係ない動画ですが、
スコットさんがあまりにも楽しそうだったので、
思わずリンクを張っちゃいました(笑)
さてさて、本題を始める前にちょっとだけ。
その20の時に、あと5~6回? などと書きましたが、
マルシン電動UZIの話シリーズも、ふと気付けば34回目。
軽い気持ちで取り上げ始めたつもりが、
史上初にして最もディープな徹底レポートになってしまったのは、
この製品が秘めていたポテンシャルの高さと、
毎回の更新を楽しみにして下さる
読者の皆様のおかげに他なりません。
しかし、マルシン電動UZIがいかに底知れない魅力を秘めているとはいえ、
ただ1挺の電動ガンについて、永遠に話しを続けられる筈もなく、
ネタ切れの時が来るのは必然。
今回から始めたストックについての記事を含め、
予定しているネタは残り4本になりました。
ただし、どれも今まで温存していたネタなので、
回数にしたら、あと7~8回は行けるんじゃないかと考えております。
いや、9~10回? あ~、え~、う~(笑)
ともあれ、ネタが尽きるその時まで、
マルシン電動UZIの魅力を、精一杯お伝えして行きますので、
今しばらくお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこれまで触れて来なかった
ストックそのものについて、語ってみたいと思います。
まずは、皆様ご存知のメタルフォールディングストックから。
マルシン電動に限らず、過去に製品化されて来た
トイガンUZIのほとんどが、このストックを装備していますね。
マルシン電動UZIに装着されたこのストック。
おそらくは二十数年前に発売されていた、
モデルガンのUZIと同じ物を流用していると思われます。
下は、同じマルシン製のモデルガンと、
フルメタル版の電動ガンを並べてみた画像です。
実家での撮影なので、バックが絨毯ですが(汗)
ご覧の通り、全体的な雰囲気がそっくりですよね。
ちなみに、モデルガンのボルトが茶色っぽく見えるのは、
二十数年前の、ある仕事の名残りです。
LWBなんて、知ってる人はいないだろうなぁ・・・
話しをストックに戻しますが、
プレスと溶接で造られたスチール製の頑丈な物で、
表面の仕上げも塗装ではなく、ちゃんと黒染めされているあたりは、
流石モデルガンメーカーの製品といった風格を感じます。
二ヶ所の支点で折り畳むことによりコンパクトに収納出来、
一瞬でフルサイズへと展開が可能。
この、他に類を見ない優秀なデザインは、UZIという銃の
アイデンティティーのひとつと言っても良いでしょう。
下は、UZIを使ったタクティカルトレーニングという、
非常に珍しい動画なのですが、その中で
メタルフォールディングストックの
カッコイイ伸ばし方を見ることが出来ます。
うーん、やっぱりUZIは最高ですなぁ(笑)
しかし、これを真似すると、グリップを握った右手に、
ストックがぶち当たり、大変に痛い目を見ることになります。
動画のインストラクターは、これをどのように避けているのでしょうか…
ところで、このメタルフォールディングストック。
実はスゥイベルの位置がとっても良い具合なのです。
何がどう良い具合かと言うと、
マグプルMS2タイプのスリングを使い、
ワンポイントで吊った場合のスイッチングが、
違和感無く決まるんですね。
また、下画像のように、マガジンチェンジの際に
肝心のマグウェル部分を、スリングが隠してしまうこともなく、
肩から下げておくにしても、この位置にスゥイベルがあるのは、
現代の戦闘技術に適していると思います。
ただ、一般的な2ポイントスリングを使用する場合、
スゥイベルの位置が逆に徒となり、
頬付けする際ちょっと邪魔に感じられます。
そこであれこれ考えた結果が、下画像の形。
ストック側を、このように取り付けるのです。
ここからスリングを出すことで、
右構えで頬付けしても、無理のない射撃姿勢が取れるはずです。
もちろん、ストックの折りたたみにも干渉しません。
ちょっと取り回しがややこしいかもしれませんが、
2ポイント派の方は、是非一度お試しくださいませ。
主題から外れるので今回は置くとしますが、
スリングに関しては他にも色々と書きたいことがありますので、
後日項を改めて、あれこれレポートしようと思います。
話題のVTACスリングも試したいのですが、
気軽に買えるお値段じゃないんですよね・・・
と、今回はこれにて終了です。
書きたいネタを随分端折ってこの長さ(汗)
ストック編も何回連載になることやら・・・
次回は、木製ストックについてお話しする予定です。