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カズヤ
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その昔、某銃器専門月刊誌のライターと、某エアガン専門店での開発、販売を兼務。その後、某出版社に誘われ、エアガン関連ムックの編集に携わる。さらに後、某エアガンメーカーに誘われて入社と、80から90年代にかけて、エアガン業界にどっぷりつかった人生を送るが、ある理由により業界から撤退。
そして2012年、再び鉄砲業界に返り咲き、Gunsmith BATONに入社。充実した日々を過ごす中、2014年には人生初の渡米を果たし、憧れのイチローさんの下で、夢だった実弾射撃をついに体験! もはやこの人生に一片の悔いも無い、52歳の初老ガンマニア。

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Posted by ミリタリーブログ at

2011年07月31日

マルシン電動UZIについて その33サイレンサーアダプター3



のっけからカッコ良過ぎる画像でゴメンナサイ。
お馴染み、イラン軍特殊部隊の皆様ですが、
独特の位置に装着されたサイレンサーが目を引きます。

固定用のラグ等が増設されているのか、
見た感じ、ノーマルのバレル先端に
前方から被せる形で装着しているようですね。

と、意味あり気な前振りはこれくらいにして(笑)
前回の記事で完成した自作サイレンサーアダプターを
実際に装着した状態が、下の画像です。



インナーバレルがけっこう突き出していますが、
クラフトアップルワークスさんの
ノーマルルックアウターバレルを装着すれば、下画像の通り。



前回触れた段差の部分、さほど気にならないとは思いませんか?
え? メッチャ気になるって??(汗)

とにもかくにも、幻のカスタムパーツ、
マルシン電動UZI用サイレンサーアダプター。
その機能だけは、なんとか再現することが出来ました。

もともとのアダプターが正ネジなので、
オプションの選択肢が若干狭まりますが、
プレイバリューは遥かに増したと考えて良いでしょう。

さてさて、ここからはその楽しみ方についてのお話し。
下画像は、「PDI 電動ガン 変換アダプター 正→逆タイプ」
送料込み1000円前後で購入しました。



外径が19mmと、もともとのアウターバレルよりも
ちょっとばかり太いのですが、さほどの違和感はありませんよね。

このアダプターを着けることによって、
一般的な逆ネジタイプのハイダー類が装着可能となるわけです。

ただ、この状態で手持ちのノベスケハイダーを着けてみたところ



相性の問題なのか、上画像の位置までしか
ねじ込むことが出来ませんでした。
もっとも、この組み合わせは今ひとつ似合いませんね・・・

それと、後述するKM企画さんのサイレンサーでも、
同様に途中までしかねじ込むことが出来ませんでした。



逆ネジのハイダー類の手持ちが少ないため、
残念ながらこれ以上の検証が出来ないのですが、
今回狙っているネタの要は別のところにあるので、
この問題はひとまず置くとします。

そしてそのネタの要を実現するため、
さらにもうひとつ、下画像のパーツを用意しました。



こちらはKM企画さんの製品で、
「ジュラコン製バレルブレ止め付き 逆ネジタイプ
直径19mm ショート&ミディアムアルミアウターバレル」
定価は税込み3150円です。

ご覧の通り、ジュラコン製のスペーサーと、
2種類の長さ(30mm、80mm)の
エクステンションピースがセットになった、
まさに今回の企画のために作られたかのような製品です。

この、長さ30mmの方を、先の変換アダプターの先端に着けると、
下画像のように、もともとのアウターバレルの先端に
ネジを切ったような、ちょうどいい長さになるわけですね。



こちらはキッチリとねじ込んで連結することが出来たので、
やはり相性の問題があるようですね。

このアウターバレル、直径19mmというそもそもの仕様が、
M4カービンのバレル径に合わせたものなので、
戯れにM4のアウターバレル先端をくっつけてみると



UZIに似合うかどうかはさておき、
ご覧のように太さがピッタリ決まります。
でも、これはこれでアリかもですねぇ・・・

そこで、M4アウター先端の鳥かごハイダーを外して、
KMアウターに付け替えてみたところ





コレ、なかなか決まっているとは思いませんか?

実銃として考えた場合、自重が4㎏もあるUZIには、
マズルブレーキの類は必要無いと思われますが、
発射炎を消す目的のフラッシュハイダーを着けるのは、
方向性として間違ってはいないでしょう。

などと思っていたら、下のような画像を見つけました。



こういったバレルが売られているのか、
オーナーが自作したものか詳細は不明ですが、
とりあえず実例があることがわかってホッとしました。
しかし、このフォアグリップは魅力的ですよね~。

と、話しが思いっきり逸れてしまいましたが、実はここからが本命。

同じKM企画さんの「40ライトウェイトサイレンサー200」
(外径40mm、全長200mm 定価は税込み4200円)
マルイ電動UZI用に購入していたこいつを、
先のアウターバレルにねじ込んでやれば・・・





おっと!? どこかで見たような雰囲気ではありませんか??
というわけで、今回のトップ画像に加えて、
以前ご紹介して大人気だった鉄の地肌剥き出しの実銃画像を、
トリミングし直して再掲載です。





いやはや、何度見ても脳天にガツンと来ますな(笑)

では次に、エイジング加工を施した
フルメタル版マルシン電動UZIで、
上の状態の再現に挑戦した画像をご覧ください。







サイレンサーとアウターバレルが新品のままなので、
ちょっと浮いた感じは否めませんが、
実銃画像の雰囲気はバッチリ再現出来ているかと思います。

いやー、ちょっと・・・どうしましょうねぇこのカッコ良さ(笑)

このように、サイレンサーアダプターを自作したことで、
マルシン電動UZIの楽しみ方がさらに拡大しました。

アングスさんのスチールアウターバレルを知らなければ、
この発想が生まれることはなかったと思いますので、
きっかけを下さったR100RS様に、改めて感謝です!

と、なんだかんだで随分引っ張ってしまいましたが、
サイレンサー関連の話しは今回で本当に終了。
夏休みの工作として非常に手頃な作業だと思いますので、
マルシン電動オーナーの皆様、是非ともお試しくださいませ。

さて次回は、ストックに関する話しを取り上げてみようと思います。
今更ストックの何を? と思われるかもしれませんが、
またちょいと面白いネタがあるんですよねぇこれが・・・


最後のオマケに、ハイダー付きUZIの動画をひとつ。
ちょっと長いですが、文句を言う人はいないでしょう(笑)



UZIが大きく見えますねー!
そして反動がデカイ!!
銃があばれることあばれること。
完全に弾丸がどこに飛んでいるかわからん状態ですね。
ハイダーらしきものが付いてはいますが、
反動の抑制効果は果たせていないのでしょうか。

しかしこのお姉ちゃん、メッチャ好みのタイプで困ります。
UZIとどっちを選ぶと聞かれたら、どうしよう・・・(汗)  

Posted by カズヤ at 14:58Comments(2)マルシン電動UZI