2011年07月25日
マルシン電動UZIについて その31サイレンサーアダプター1
ちょっと体調を崩していたため、更新が滞ってしまいましたが、
決してネタが切れたわけではありませんのでご安心ください。
どちらかというと、突然倒れて、
まだまだ山積みのお伝えしたい情報を、
同士の皆様に伝え切れずに終わる方が怖かったりします(汗)
さて、前回までの記事で、マルシン電動UZI専用サイレンサーの
構造変更も含めた徹底検証を行ったわけですが、
残念なことに、銃本体がノーマルのままでは、
サイレンサーとしての効果は望めないことがわかりました。
それでもなお、やっぱりUZIにはサイレンサーだよねッ!
という想いに変わりの無い自分がここにいるのですが(笑)
好みの長さに切り詰めたとはいえ、専用サイレンサー以外に
選択肢が存在しないというのは、正直ちょっと寂しいところ。
マルイ電動UZIのように、社外品のサイレンサーアダプターがあれば
色々とマズル周りの着せ替えが楽しめるのですが、
アウターバレルがバレルナットと一体になっている
マルシン電動UZIの構造では、アダプターを作るにしても、
加工の手間がかかってコストが大変なことになりますから、
製品化するところも無かったのでしょうね。
・・・と、長年そんな風に考えていたのですが、
当ブログを通じて親しくさせていただいているR100RS様から、
マルシン電動UZI用のサイレンサーアダプターが
存在していたという、驚愕の情報をお教えいただいたのです。
今回、R100RS様のご好意により、
画像のご提供をいただきましたので、
皆様もどうぞご覧くださいませ。
上が、その驚愕の製品。
マルシン電動UZI用スチールアウターバレル。
老舗ガンショップのアングスさんが発売していたそうです。
薄っすら浮かんだ赤錆が、スチール製であることを
雄弁に物語っていますね。
アウターバレル付け根は、14mmの逆ネジ仕様とのことなので、
山ほど存在するハイダーやサプレッサーの付け替えが楽しめますね。
銃口と逆側、銃本体にねじ込まれる部分も
機械加工で再現されていて、ダイキャスト製の純正品よりも
クオリティの高い仕上がりを見せつけています。
ノーマル状態にも出来るアウターバレルも、
当然のようにスチール製。
アルマイトで黒く着色されたアルミとは違う、
黒染めされた鉄の肌の深い光沢が、画像からも伝わって来ます。
うーん、これは・・・良い物だ・・・
R100RS様、貴重な情報をご提供いただき、
真にありがとうございました!
それにしても、マルシン電動UZIの発売当時、
こんな素敵なパーツが存在していたことを
まったく知らなかったなんて、当時の私は
いったい何をやっていたのでしょうか(号泣)
悔やんでも悔やみきれないところですが、
まかり間違って在庫が残っていないものかと
ダメでもともとのつもりで、アングスさんに
問い合わせの電話を入れてみました。
結果は・・・玉砕です(涙)
電話に出られたスタッフさんも、
「あ~、そんなのがありましたっけねー」
と、半ば苦笑気味ではありましたが、
今更に過ぎる奇妙な問い合わせにも関わらず、
終始丁寧なご対応をしてくださいました。
さすがに、生産数までは聞かなかったものの、
造った分がすべて売れているという事実と、
ネットオークションで一度も見かけたことが無いという
個人的な経験から推察するに、
全国のマルシン電動UZIオーナーが、
大切に保管(または死蔵)しているのでしょうね。
そんなこんなで、アングス製アウターバレルの入手は
なんとか諦めが付いたのですが、
うーん、いいなぁ・・・あれ欲しいなぁ・・・
と、悶々と考えること数日。
ある日の入浴中、ふと思い浮かびました。
都合よく1個余っている、クラフトアップルワークス製の
「マルイ UZI SMG サイレンサアダプタ」と、
純正アウターバレルを組み合わせることで、
同様の物が作れるんじゃないの??
思い立ったが何とやら。
風呂を出るなりパンツも穿かずに(笑)
件のサイレンサーアダプターに
マルシン電動UZIのインナーバレルが通るかどうか確認。
見事、あつらえた様にスルリと通るではありませんか!
そうとわかれば、後は手を動かすのみ!
マルシン電動UZI用サイレンサーアダプターの自作決定です!!
そんなわけで、もう1回だけのつもりだった
サイレンサー関係の記事、もうちょとだけ続きますので、
今しばらくのお付き合いをお願いいたします~。